こどおじって何の意味?引き籠りとは違う自立できない中年のこどおじ卒業の解決策とは?
こどおじという言葉自体は知ってはいましたが、その意味は全く不明でした。
なんとなくこういうことかなという推測はしていましたが、まさか「実家の子ども部屋で居座っている中年おじさん」のことだとは思いませんでした(汗)
各家庭、諸事情あろうかと思いますが、こどおじだって実家を離れられない理由があるのでしょう。
そこで今回は、こどおじにフューチャーしたいと思います。
「こどおじ」とは
「こどおじ」とは、日本語で「子どもおじさん」を意味する言葉です。
一般的には、20代後半から30代前半の男性を指しますが、特に年齢による定義はない模様。
この言葉には、さまざまな意味があり、前述の男性に向けて、
- 成熟した大人として振る舞うことができない
- 未熟で幼稚な行動
- 成人してからもアニメや漫画、ゲーム、おもちゃなどに没頭
- 結婚や子育てといった社会的な責任を避けたがる
- 実家の子ども部屋に居付いている
といったように、独り立ちできない「いい年した男性」に向けられる言葉と考えます。
逆に言えば、
- 好きな趣味を追求
- 子どものような純粋な気持ちを持ち続ける
という面から、こどおじ卒業ということがあればイクメンに適している可能性もあります。
こどおじは引き籠りとは違う
あくまでも本記事での「こどおじ」解釈を前提とすると、引き籠りとは違うのかもしれません。
なぜならば、こどおじは無職ということでもないからです。
実家が心地よいということが大前提なのかもしれません。
実家であれば、
- 光熱費・家賃はほぼ無料(お金を入れなければ)
- 自分だけの専用部屋が保証されている
- 3食・バス・トイレ付き
- 駐車場代は無料
という特典がありますから、親子関係が煩わしくないのであれば、最高の居住空間です。
その特典によって支出は低くなるはずですから、預貯金に回せることも可能ですが、趣味や好きなことに消費すると、この生活から脱却は難しくなります。
こどおじ卒業のネックと要件
健康で、ある程度の収入も確保できているのならば、こどおじ卒業の要件としては「独り立ちする意思」だけです。
ところが意思というのはやっかいなもので、他人から影響を受ける人はほんの一部。
やはり周囲の環境から自分の立ち位置が見えてない限りは、独り立ちはかなり困難と言えます。
もしもし「こどおじ」を卒業したいと考えているのなら、何が不安なのかを掘り出し、その解決方法を提供しなければなりません。
おそらく、
- 収入の低さ
- 生活費の見通しが付かない
ことがネックだと考えます。
収入を増やして自立の準備
収入はあっても、独り立ちできるほどの金額ではないから、こどおじ生活になっている人もいるはず。
そのような時は転職が解決方法となります。
特に転職できるようなスキルも経験もないと諦めるのは早いです。
求人を眺めるのではなく、時として自ら営業することも必要では。
また転職は難しくても、現職を継続しながら好きなことを武器に副業を始めることもアリ。
収入が増えれば生活費の見通しが立ちます。
総務省の統計「家計調査2020年」によると、一人暮らしに必要な1ヶ月の費用は平均で約15万円です。
家賃の問題などがあれば、住み込みの仕事を選ぶということも。
まとめ
「こどおじって何の意味?引き籠りとは違う自立できない中年のこどおじ卒業の解決策とは?」というテーマで、こどおじに関して書きました。
インターネット上では独り立ちできない中年おじさんを指すケースが多いようですが、独り立ちできなくても収入などの面で叶わないのならば、卒業のチャンスはあるのではないでしょうか。
結婚などは別として、自立することは楽しいですよ。
参照
統計局ホームページ/家計調査年報(家計収支編)2020年(令和2年)
関連記事
引きこもり家族が高齢化していく8050問題の後は9060家族となって更に沼へ・・・