オリンピック無観客開催決定により、いろいろとガッカリなあれこれ

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オリンピック無観客開催決定により、各方面でガッカリな溜息を漏らす音が聞こえます。開催賛成派にとっても反対派にとっても、なんとも煮え切れない形での今回の東京オリンピック開催。こんなはずじゃあなかったのに…。

中途半端なオリンピック開催決定に各方面でため息

東京オリンピック開催に向け、半ば強引に進めてきたものの、結局、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の会場では無観客での開催が決定されました。

この中途半端な開催には、開催賛成派も反対派も思わずため息が漏れたことでしょう。

これまでもなかなか決るものも決まらず、瀬戸際になっての判断が、結局多くの人にガッカリ感を招く結果となり、なんだかオリンピックという祭典もシラケムード。

この決定により、不参加を表明する選手も現れはじめています。オリンピック出場の雄姿を見てほしかった人も多いでしょう。そのために頑張ってきた選手だって少なくないはず。無観客の中での協議では、選手もモチベーションが上がらず結果も出にくいのではないかと考えてしまいます。

当初期待していたオリンピック景気も、逆に大きな負債を抱える結果に終わりそう。

せめて、終わった後に、「思っていたよりも盛り上がったね!」となることを願います。

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無観客決定により噴出するガッカリなあれこれ

開催決定により開催賛成派を喜ばせたのもつかの間、期待を抱いていただけに無観客決定には失望も大きいでしょう。

まるで大好きな子とデートが決まっていたのに、土壇場になってバーチャルデートに変更されたみたいな感じ?

これってデートしたことになるのかなって。

今回の東京オリンピック、開催したことにカウントされるんですかね?

少なくとも、「やり切った感」は持てないでしょうね。

せっかくチケットを買ったのに、プラチナチケットが当選したのに、家族で思い出を作ろうと思っていたのに、結局のところ無観客決定で現地観戦できずにガッカリ。

ホテルの予約は相次いでキャンセル。ホテルもガッカリ。

せっかくワクチンも打ってスタンバっていたのにと、五輪ボランティアも出る幕なしでガッカリ。

近隣の商業施設も、来客を期待していただけにガッカリ。

いろんな人がガッカリです。

結局の赤字は国民の負担に

無観客開催により約900億円のチケット収入の大部分が赤字とんるようです。

そもそも、オリンピックでの収益が見込めないと分かり始め、しかも負債が発生しそうだとなった頃から、負債はオリンピック組織委がまずは賄うも、資金不足は東京都が補てんするという話が出ていました。

そして、さらに東京都でも出せない不足分は、国が補てんするということにも。

今回の無観客開催により負債額はさらに拡大。もはや都ではカバーできないことは目に見えているので、国が補填、つまりは国民が負担するということで、またもや税金が上がりそうな予感です。

それにしても今回のオリンピック開催によって発生する赤字額ってどれくらいになるのでしょうね。閉会後にはきっちりと収支支報告を提出してもらいたいところです。お得意のごまかしだけは勘弁です。

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オリンピック開催とその後の懸念事項

莫大な赤字も問題ではありますが、開催によるコロナの蔓延が懸念されますよね。

観光客などの流入はないと言えど、海外選手の陽性もちらほら見られますし、オリンピック期間の外出自粛はあれど、イベントがあればそれなりに人は動くもの。夏休み期間でもありますし。

開催により再び感染者数が爆上がりなんてことにならなければ良いのですが。

また、日本にとって現在予想できる最後の景気の機会だった東京オリンピック。

このところ大きな自然災害も増え、復興にかける意気込みや景気の低迷も、オリンピックの大成功で払拭したいという気持ち、分からなくもないです。

故に政府としてもオリンピックの開催を成功させることに躍起になっていたのでしょうが、そこに想定外の新型コロナウィルスがやってきました。

全く持ってツイていないとしか言えません。

生憎こういった形での開催となり、景気など望めないどころか大きな赤字を生む結果となってしまいました。

この後、日本に残されたコンテンツは…。

オリンピック後の日本には、妙な静けさだけが残されるような。そんな気がしてなりません…。

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