秋はザクロが旬な季節 ザクロの効能や食べ方・毒性・注意点と1日の目安について どこで買える?
秋が旬な果物は多いですが、ザクロもそんな秋が旬の果物の1つです。あまり日本人には馴染みのないザクロですが、ザクロには優れた効能がたくさんあり、特に女性にはとても良い果物としてスーパーフードの1つとしてもあげられています。そんなザクロの食べ方や、毒性・注意点、1日の目安、どこで買えるのか、食べ頃などについてお伝えします。
もくじ
秋はザクロが旬な季節
秋は果物が豊富な時期ですが、ザクロも秋が旬の果物の1つです。
ザクロはミソハギ科ザクロ属の1種の落葉小高木で、主に庭木などの観賞用とされることが多いようですが、果実は食用にもなります。
あまり馴染みのない人もいるかも知れませんが、実を割ると中にはたくさんの小さな赤い粒がぎっしりと詰まっていて、食べるとほんのり甘く、やや酸っぱい感じがします。
ザクロはその姿や色などから、妖艶な女性をイメージさせるとされ、古代から豊穣・多産・繁栄のシンボルとされてもきたようです。
ときどき公園などにもザクロの木が植えられていたりして、秋になると果実を実らせているのを見かけます。
ザクロの効能
ザクロには、
- 体内の余分な塩分・水分の排出
- 美肌
- 疲労回復
- 強力な抗酸化作用
- 免疫アップ
- アンチエイジング
といった効果・効能があるとされており、多くの効能からスーパーフードの1つにあげられています。
またザクロには、女性ホルモンの分泌を促す「エストロン」が豊富に含まれており、ホルモンバランスの変化により起こる更年期障害の症状緩和効果が期待されることから、「女性の果実」とも呼ばれているそうです。
ザクロの食べ方と毒性について
ザクロを食べる際は、包丁などで身を半分に切ってはいけません。というのも中の小さな実が切れて果汁が流れてしまうからです。
先端の尖った部分を少し切りと落として芯をくり抜きます。そのあと房に沿って包丁で薄く切込みを入れ、手で房ごとに割るように分けたら、後は手で実を剥がすようにして食べます。
水を張ったボウルの中で実を取り外すと、薄皮だけが水に浮き、実の方はボウルの底に沈みます。沈んだ実をザルに上げ、しばらく水切りをすることで、より食べやすくなります。
取り出したザクロの実は、冷蔵で2~3日ほど持ちます。フリーザーバッグに入れて冷凍しておけば、3ヶ月程度保存できます。
ザクロの実の中には小さな種がありますが、気にならない限りそのままいただきます。
ザクロはそのまま食べる他、サラダのトッピングの他、ヨーグルトやバニラアイスと共に食べても美味しいです。
なお、ザクロには有毒成分があり、その一部は果皮にも含まれています。食べる際は必ず皮をむいて食べるようにし、絶対にかぶりついたりしないでください。
また、一度に大量のザクロを食べると、下痢や吐き気などを起こす恐れがあるので、多くても1日に2個までにしましょう。
ザクロはどこで買えるの?
ザクロはあまりスーパーなどで売っているのを見かけないので、どこで買えるのかと思う人もいるでしょう。
日本で売られているザクロの9割はアメリカ産です。日本でもザクロの生産はしていますが、とても少ないようです。
ザクロが旬となる秋には、一部のスーパーでも販売していることはあります。
楽天やヤフーショッピング、アマゾンといったネット通販を利用すると、手軽に手に入ります。
美味しいざくろの見分け方は、果皮の全体にキズやひび割れなどがなく、きれいな赤色のものを選びます。黒く変色しているものは避けましょう。
樹上で自然に割れたザクロは完熟していて美味しいです。その日のうちに食べるなら割れたものを選ぶのもよいでしょう。
また、果皮が張ったものもしっかり熟している可能性が高いので、果実のふくらみ具合もチェックして、食べ頃を見計らってみてください。
まとめ
ザクロは秋が旬の果物です。
ザクロには、
- 体内の余分な塩分・水分を排出する
- 美肌
- 疲労回復
- 強力な抗酸化作用
- 免疫アップ
- アンチエイジング
といった効能があるとされています。
その他、女性ホルモンのバランスを取り、更年期障害の症状緩和効果があることから、「女性の果実」とも呼ばれています。
しかしザクロには有毒成分も含まれているため、必ず皮をむいて中の小さな実だけを食べるようにしてください。
また、一度に大量のザクロを食べると、下痢や吐き気などを起こす恐れがあるので、多くても1日に2個までにしましょう。
ザクロは旬となる秋頃になると、一部のスーパーで販売されることがありますが、なかなか見かけない地域も少なくありません。楽天やヤフーショッピング、アマゾンといったネット通販を利用すると、手軽に手に入ります。
美味しいざくろの見分け方は、果皮全体がきれいで赤色のものを選び、黒く変色しているものは避けましょう。
食べ頃の見分け方は、果皮がしっかりと張って膨らんでいるものは、十分に熟して食べ頃となっている可能性が高いです。