【2021】世界大学ランキングベスト100 ランクインの日本の大学と考察

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【2021】世界大学ランキングベスト100にランクインしている日本の大学は?いまの日本の大学は、アジアの中でどの位置にいるの?また、ランキングから見えてくる日本の状況についても考察してみました。

【2021】世界大学ランキングベスト100の気になる上位ベスト10大学紹介

2004年以降、毎年発表されている世界の上位大学1000校。その中の世界大学ランキングベスト100から上位10校をまずはご紹介します。

1.マサチューセッツ工科大学(アメリカ)
2.スタンフォード大学(アメリカ)
3.ハーバード大学(アメリカ)
4.カリフォルニア工科大学(アメリカ)
5.オックスフォード大学(イギリス)
6.スイス連邦工科大学チューリッヒ校(スイス)
7.ケンブリッジ大学(イギリス)
8.インペリアル・カレッジ・ロンドン(イギリス)
9.シカゴ大学(アメリカ)
10.ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(イギリス)

なんと、日本の大学はベストテンにランクインなしです。

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上位ベスト11-30位の大学紹介

続いて、11位以下から30位までの大学を見ていきましょう。

11.シンガポール国立大学(シンガポール)
12.プリンストン大学(アメリカ)
13.ナンヤン工科大学(シンガポール)
14.スイス連邦工科大学ローザンヌ校(スイス)
15.清華大学(中国)
16.ペンシルベニア大学(アメリカ)
17.イェール大学(アメリカ)
18.コーネル大学(アメリカ)
19.コロンビア大学(アメリカ)
20.エディンバラ大学(イギリス)

21.ミシガン大学アナーバー校(アメリカ)
22.香港大学(香港)
23.北京大学(中国)
24.東京大学(日本)
25.ジョンズ・ホプキンズ大学(アメリカ)
26.トロント大学(カナダ)
27.香港科技大学(香港)
28.マンチェスター大学(イギリス)
29.ノースウェスタン大学(アメリカ)
30.カリフォルニア大学バークレー校(アメリカ)

日本の最高峰大学である東京大学は、世界ランキングでは24位でした。

ベスト100にランクインした日本の大学は5校

ベスト100までを見てみると、日本の大学は5校ほどランクインしていました。

24位 東京大学
38位 京都大学
56位 東京工業大学
72位 大阪大学
79位 東北大学

いずれも国立大学ですね。

ベスト100にランクインの日本の大学がわずか5校というのは、少し寂しい感じがしますね。

あの東大でさえ、世界で24位か…。

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ランキングから見える日本の状況

アメリカとイギリスがほぼ占める中、唯一、スイスのスイス連邦工科大学チューリッヒ校がベストテン内にランクインしていました。

スイスと言えば時計づくりの国ですから、優れた工科大学があるのはそういった裏付けでしょうか。

アジア圏では、シンガポールに続き、中国、香港の大学が世界的に優れているのが目につきました。

実は2021年のランキングだけからではわからないのですが、ベスト30内のアジアの大学のうち、日本の大学のみが前年よりランクを下げており、他のアジア系大学は軒並みランクアップしているのです。

単純なランキングだけの比較ではなく、こうした推移まで追いかけてみると、最近の日本は中国や香港、シンガポールに完全に負けてしまっていることが分かります。

どうしたんでしょうね、日本。

少子化が続いているので、優秀な学生も少なくなっているのでしょうか。

経済成長も低迷なうえに、学力も低迷中の日本。

どうやら経済状況と大学ランキングの結果も無関係ではなさそうです。

まとめ

ランキングの高い大学は、概ね理系の大学ですから、現在はIT関連の研究がメインテーマとなっていることは予測できます。

日本国民のITリテラシーの低さは、世界でも有名なほどで、このことが世界の大学ランキング結果とも無関係ではないような気がします。

もちろんランキング上位国の他国の大学で、多くの優秀な日本人学生も学んでいるとは思います。しかし逆にいまの状況では、優秀な外国人を日本の大学に引っ張ってくることは難しそうです。

得に理系の大学は研究機関としての機能も兼ね備えていますので、日本の研究成果を上げていくためには、日本の理系大学のレベルを引き上げる必要があります。

日本の経済成長を望むなら、もっともっと教育や研究に予算をつぎ込む必要があるということでしょう。

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