いい加減で適当くらいがちょうどいい!真面目で繊細な人がドツボにハマらず心穏やかに生きるコツ

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人間はどこか「いい加減」で「適当」くらいの人の方が、上手く生きていけるように思います。特に真面目で繊細な人がドツボにハマらず心穏やかに生きるには、「いい加減」と「適当」とを上手に使いこなすコツを掴むと良いでしょう。他人に期待することなく、自分の性質を知り、上手に自分というツールを使いこなすコツをお伝えします。

真面目で繊細な人はドツボにハマりやすい

私はどちらかと言うと、自分で言うのも何ですが、かなり根が真面目な性格だと思います。

故に、キチッとしていないと気が済まないし、ちゃんとしない人を見ると、結構不快に感じます。

特に、一生に何かを行う場合、決めたことを守らない人とか、ある程度の基準を満たさない人がいると、ストレスに感じます。

なので、あまり顔には出しませんが、内心ではかなりイライラすることが少なくありません。

それでいて繊細さん(HSP気質)なので、人がどう感じているかをわりと気にしてしまいます。

そして、自分と同じようなタイプの人にも気づきやすいです。

このような自分の性格と言うか性質を、「良し」としているわけでもなく、仕方ないと思って今では割り切って生きていますが、良くない出来事が重なると、ドツボにハマったりすることがあるので厄介です。

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真面目な繊細さんがドツボにハマると

真面目で繊細な人がドツボにハマると、初めは相手に対して文句を言うわけでもなく、とにかく我慢してしまいます。

しかし、日に日に我慢の限界が来て、時には相手に対して爆発してしまったり、何もかもに嫌気が差してしまったりします。

私は相手に対して爆発することはありませんが(学生の頃はあった)、何もかもに嫌気が差してきたりします。

当然ながらストレスが溜まってきますので、ストレスの元凶となる他者との関わりを絶ちたくなり、内にこもって誰とも接することなく独りで生きていたいという思考に陥ります。

それでも50年くらい生きてきて、自分のことが以前よりもだいぶわかってきているので、ドツボにハマらないためのコツも少しずつ分かってきています。

結局、自分というツール(道具)の性質を良く知れば、上手に使いこなすこともできるようになると考えています。

そのためには、自分がどういった特徴を備えているのか、客観的に知っておくことはとても大事だと思います。

いい加減で適当くらいがちょうどいい

50年の人生で得た真面目な繊細さんがドツボにハマらないためのコツの基本は、意識的に「いい加減で適当」を目指すことです。

一般的に「いい加減」とか「適当」って、良い意味で使われることは少ないでしょう。

真面目な繊細さんは、きっちりし過ぎていながら、細かなことにまで気づいてしまい、それでいて起こってもいないことをあれこれと想像を膨らませて考えすぎてしまうため、頭の中がいっぱいになり心が苦しくなってしまいます。

だから、少し「いい加減」と「適当」を意識的に取り入れることで、過剰な真面目と繊細さとを緩和してやる必要があるのです。

真面目な繊細さんは完璧主義的な要素も強いため、忙しいときこそテンパりやすいです。

なので、あまりに予定を詰めすぎないことと、テンパり始めたら「もっといい加減で適当にやろう」と自分に言い聞かせ、「100点満点ではなく、80点で良し!」と自分に言い聞かせるようにします。

そうすると肩の力がスーッと抜けていき、他者に対しての苛立ちもやわらぎ、やるべきことにリラックスして向き合えうようになります。

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他人にあまり期待しない

それからもうひとつ、人と何かをやるときに大事ことが、「他人にあまり期待しない」ということです。

もう少し細かく言うと、「信頼はするけど期待はしない」という感じでしょうか。

人を信頼しないとなると顔にも出てしまがちですし、相手もあまり良い気はしないでしょう。これでは初めから上手くいくものも行きません。

それに誰も信頼できないような人間関係では、あまりにも寂しいです(誰でも無条件で信頼せよ、と言っているわけではありません)。

なので、何か仕事などを他人に任せたときに、やってはくれるだろうけれど、自分が望むクオリティを上げてくるかどうかの期待はしません。

がっかりするときって、自分がイメージした期待値以下の結果を返されたときですよね。なので、はじめから期待値を上げないようします。

そうすれば、がっかりすることはないので、「もう嫌だ!」とならずに冷静に対処できます。

人を変えるのは難しいです。人を変える努力をするのではなく、自分を変える(コントロールする)方がよっぽど簡単でストレスが少ないと思います。

まとめ

真面目で繊細な人ほど、ドツボにハマりやすいと思います。

そういった人はどこか完璧主義なところがあるからとも言えます。

そして完璧主義を、自分だけでなく他者にも求めてしまうと、ストレスが溜まり生きづらくなってしまうのです。

なので、真面目で繊細な人が生きやすくなるためには、少し「いい加減」と「適当」とを意識的に取り入れる必要があります。そうすることで、過剰な真面目と繊細さとが緩和され、ストレスが減るからです。

特に忙しい時ほど、真面目で繊細な人は「いい加減」で「適当」にやることを思い出してください。

そして大事なことがもうひとつ。それは「他人にあまり期待しない」ということです。

きちんと物事をこなす人は、相手にもそれを求めがちです。しかし人の感覚というものは、みな違います。

なので、自分と同じように物事を行うことを期待するほうが無理というものです。

ただ、期待をしないというのと、信頼しないというのは別物です。なので、「信頼はするけど期待はしない」という感じが良いかと思います。誰も信頼できないような人間関係では、あまりにも寂しいですからね。

がっかりするのは、自分がイメージした期待値以下の結果を返されたときです。なので、はじめから期待値を上げ過ぎないようすれば、がっかりすることもなく、嫌気も差さずに冷静に対処できるはずです。

人を変えるのはとても難しいです。人を変えるよりも、自分を変える方がよっぽど簡単で、ストレスの少ない方法です。

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