TikTokに見られる前置きが長くて結論や本編をYouTubeに誘う内容は視聴者無視の傲慢構成
TikTokを最近は観察しています。
- 何が受けるのだろうか?
- どういった内容が支持されているのか?
- 時間はどれぐらいが視聴に心地よいのか?
そんなことを考えながら、毎日、数十分ほど。
そもそもTiKTokは、どういう目的で投稿することが、多くの支持を集めるのかを知りたいですね。
まあ、ビジネス関連は、ゴリゴリの真面目系ビジネス動画は、ちょっとマッチングし辛い印象を受けましたが、やり方次第とも感じます。
ただし、やりたくない動画構成がいくつかありましたので、今回は、視聴者がイラつくであろうことについてシェアします。
もくじ
前置きが長い
ダラダラと周辺情報だけを伝えて、肝心なことは言わないパターン。
そのような「ハシゴを外された」動画のコメントには、
- 知りたいです
- 教えてください
- どうなったの?
といった困惑やお願いしか書かれていません。
お願いしたところで投稿者はコメントを返しませんから、ムダな時間を費やされただけです。
大体、1か月で稼いだ、SNSで稼ぐ、メルカリ副業をやった結果という導入で、興味関心のある人をひきつけておきながら、中身がありません。
自分語りに始まって、重要なことを言うような匂わせのあとに、保存やコメントを促すだけ。
そもそも結論、つまり伝えることがないため、前置きで逃げているだけとも言えます。
たかが数十秒かもしれませんが、イラッとしますよね。
いいねもコメントも少ないことから、何の目的で、このような中身のない動画を時間かけて投稿するのか、全く理解できません。
YouTubeに飛ばす
これも前述した前置きが長いパターンの亜種です。
前者は結論を言わずに動画が終わりますが、亜種の場合は、YouTubeに誘導しています。
少しだけTikTokで「重要そうな情報」をチラ見せして、「本編はYouTube」として終わる構成です。
とてもイラつくでしょうね。
YouTubeに飛んだところで、どこにでもあるような情報しか流して無いですから、あまり価値があるとは思えません。
さらにYouTubeからLINEに友だち登録を促されるのがオチです。
そこで「ここだけの情報」と言いながら、ありきたりな内容を送りつけてくるパターンも予想できます。
LINEの友だち登録もコンテンツ販売の入り口に過ぎず、メリットはありません。
視聴者無視が共通点
前置きが長いパターンとYouTubeなどに飛ばすパターン、いずれも自分本位で視聴者を手玉に取っているだけと見ています。
どちらも時間を奪っているだけですし、その労力に見合った情報も出していません。
文面では視聴者の得になりそうな文言を揃えていますが、結局は、エサを巻いて、網ですくっているに過ぎません。
投稿者の傲慢な構成と言えます。
視聴者のニーズを少しは満たしているのかもしれませんが、満足度は全く無視です。
これでは視聴者は自然に疲れやストレスが溜まっていきます。
ただし自覚症状が視聴者に薄い場合は、いつの間にかSNS依存症みたいな状態になっているのかなと感じました。
これらの手法は、間違った囲い込みだと思います。
結論ファースト
多くの人は、他人の時間を奪うことに対して、あまり罪悪感を感じていない気がします。
逆に優秀な経営者や、さらにデキる人は時間の重要性を知っていますので無駄がなく、濃密な時間を過ごしています。
これは、共に行動する人も実感するのではないでしょうか。
時間の重要性を知らない人は、平気で他人の時間を奪います。
遅刻、怠惰な行動、段どりの悪さ、準備不足、自己中心的な行動などは全て相手の時間を無駄にします。
特に顧客の誘導などは、マーケティングには欠かせないといった風潮がありますが、あくまでも手前の理屈でしかありません。
強引であろうがなかろうが、人をコントロールする意識があるからこそ、結論を言わない、言えない動画構成になるものと思います。
まとめ
「TikTokに見られる前置きが長くて結論や本編をYouTubeに誘う内容は視聴者無視の傲慢構成」というテーマで、時間泥棒について書きました。
時間は有限ですが、実感しにくいので、時間の重要性を説くのは非常に難しいものです。
自分で自覚するしかないのかもしれませんが、そもそも、時間だけでなく、あるゆうことに対して自覚なんてできる人は、ほんのわずか。
だけども時間の重要性ぐらいは、自分で意識的に自覚してもいい気がします。
メリットしかないので。