買わない暮らしをすればお金の悩みは消える!モノを減らして本当に大切なものだけを大切に暮らす
現代人が囚われている、漠然としたお金に対する不安は「買わない暮らし」を実践することで払拭できます。刷り込まれた「普通」や「憧れ」の呪縛を解き、家からモノを減らして本当に大切なもの・ことだけを大切に暮らす方法をお伝えします。これによりお金と時間の問題が解消され、幸せ度が俄然アップするはずです。
もくじ
ムダなものの買い過ぎが不安を招く
現代社会ではお金についての悩みを抱えている人がとても多いようです。
特にこの日本は長年続く不況に加え、ここ最近の急激な物価上昇のために、使えるお金がますます減り、お金に対する不安を感じている人が増えていることでしょう。
そしてそんな不安を払拭するために、「もっとお金を稼がなければ!」と考えている人が少なくないと思います。
しかし、おそらくこの考え方では、いくら収入が増えてたとしても、この先も不安はなくならないでしょう。
と言うのも、人は収入が増えれば増えた分だけ、お金を使ってしまうからです。
なので、お金の不安をよりお金を稼ぐことで解消しようとするのはあまりおすすめできません。
それよりも、無意識に使っているムダな買い物を減らすことで、お金の不安を解消していきましょう。
世間一般の価値観に惑わされない
では何故、私たちは無駄遣いをしてしまうのでしょうか。
そこにはいつの間にか刷り込まれた「普通」と呼ばれる暮らしと、メディアに植え付けられた「憧れ」とがあるからです。
例えば、私たちが「普通」と考えていることは、自分の身の回りの友人・知人・ご近所さんの暮らしから導き出されているはずです。
しかしこれは非常に限られたエリアの「普通」であって、他国や10年・20年前の「普通」感覚と比べると、随分と異なる「普通」だということに気づけるでしょう。
つまり自分が思い描いている「普通」とは、幻想に過ぎないのです。それを疑うことなく「普通」と思っているために、知らず知らずに無駄遣いをしてしまっているのです。
例えば、
- 飲水はミネラルウォーターを買って飲む
- 小さい子供がいるから車が必要
- 年に1度は帰省する
- 毎シーズン新しい服を買う
- 家電は定期的に最新式に買い替える
- 大量買いのほうがお得
- サブスクはお得
- 忙しいから宅配サービスが必要
- 頑張っているご褒美に外食は必要
などと行ったことを、普通と考えている場合があるでしょう。
みんなが持っているから、やっているからということを、知れば知るほど「普通」リストに入れられ、まだ持っていない、やっていないことが、次のやるべき目標となってしまいがちです。
もしくはそういったことが、自分の生活のルーチンを作り、しなくてもいい買い物へ出かけ、必要ないものをセール品というだけで衝動買いして喜んでいたりします。
今の部屋をよく見回してみてください。誰もが持っているからという理由で購入したものの中に、実際はあまり使っていないもの、冷静になってみると必要のないものがいくつもありませんか?
自分が本当に大切に思うことを大事にする
こうしていつしか刷り込まれてしまった「普通」の暮らしや「憧れ」について、ここで一旦リセットして考え直してみましょう。
そうして、自分の暮らしや生き方に「本当に大切なもの」は何なのか、じっくりと考えてみてください。
もうそれを既に手に入れていることに気づけたなら、それを「使うこと」に時間とお金を割いていきましょう。
そして、自分にとっては不要だと思うものは、どんどんと手放していきましょう。
もう誰かと比較するのはやめて、自分の価値観に沿って生きる、そうした「生き方」のチェンジをするのです。
そうすることで無駄遣いはなくなり、時間もお金も本当に自分が大切なものに使うことができるようになります。また、日々の暮らしに満足度が高まるため、もはやさほどお金を稼具必要性はないと感じ始めるかと思います。
こうして自分にとって本当に大切なことを理解できると、意外と大切なものは、健康や、友人・家族との時間、自分が没頭できる趣味など、お金や物をさほど必要としないことだったと気づけるのです。
大切なのはお金より時間
もちろん生きていくためにはお金はある程度必要です。しかし、自分にとって本当に大事なものを満たすだけのお金があれば、あとは時間のほうが大切であることに気づけるでしょう。
そこで考えてほしいのが、「物はお金を奪う原因である」ということです。
物が増えると、それ自体に維持費がかかってきますし、何よりそれを保管すべきスペースが必要となります。
物が多いためにそれを収納する家具などを買う必要性が出たり、家の広さも広い家を維持し続けなくてはなりません。
そうなると、それらのための維持費が掛かり、その分を稼ぐためにより時間を労働により失います。
つまり、物を多く持つということは、時間もお金もエネルギーも消費するということです。
これに気づくことができたら、自身の価値観に基づき、いらないものは極力捨てていくことが必要だということに気づけるでしょう。
そうしてランニングコストを減らすことで、時間とお金とエネルギーを確保し、それらを本当に大切なものごとに使っていくのです。
自分の本当の価値観に則って生活するには、最低いくら必要なのかが明確になれば、お金に対して闇雲に不安に感じることもなくなるでしょう。
これが実現できれば、心は満たされ、もはや他人の価値観で作られた「普通」や「憧れ」とは無縁な人生を送ることができるようになります。
当然その状況を手に入れたあなたは、幸福感で満たされていることでしょう。
まとめ
ムダなものを買わないようにするためには、ある種のテクニック覚えておく必要があります。
例えば、基本的なテクニックとして、
- 目的もなく店に行かない
- 必ず買い物リストを作ってから行く
- 店にいる時間を極力短くする
- 「お買い得品」につられない
ということはマスターしたいところです。
また、次のような状態で店に行かないようにしましょう。
- お腹が空いている
- ストレスが貯まっている
- ボーナスや給料が出た直後
ネットショップなどを利用する場合も、セールや「おすすめ」などにつられて、ついつい衝動買いをしないようにしましょう。
ショップから届く新製品情報やセール情報は、全て配信停止にしておくのが無難です。
また、送料無料の条件を満たすために、必要のないものを探してまで購入するのもやめましょう。
このような無駄遣いをしないためのテクニックを徐々に身につけ、誘惑されるものについては遠ざけるような工夫をし、本当に必要なものだけを買うためにお金は使うようにしてください。