仕事に意欲がわかないなら休んでしまえ!仕事意欲低下を悪く考えすぎない
仕事の意欲が低下することは悪いことですか?
意欲が低下していなくても、思い通りに事が運ぶことも珍しくないはずです。
全てを自分の責任とみなしてしまうと、身も心も持たなくなります。
その結果、仕事の意欲だけでなく生きていく意欲さえ奪われかねません。
そうなる前に手を打ちましょう。
今回は仕事の意欲についてシェアしたいと思います。
ところが筆者はメンタルコーチングなどのスキルは持ち合わせてはいません。
心が草臥れて会社員を辞めた経験を基に持論を展開しますので、少々、説得力はあるかなと考えております。
もくじ
仕事は意欲的でなくてもタスクは進む
日曜日の「サザエさん」を見た後、急に落ち込んだり、憂鬱になったりすることを「サザエさん症候群」というそうです。
月曜日が始まる、つまり仕事をしなきゃいけないという現実に引き戻されるわけですね。
楽しい休日はあっという間に過ぎますが、勤務時間はやけに長いと感じるのは、アナタだけではありません。
ときに信じられないぐらい集中すると、勤務時間の8時間はあっという間に感じることも、全く無かったわけではないはずです。
つまり感情を抜きにすると、日ごろのタスクは意欲に関係なく、ある程度は達成できるものと言えます。
ゆえに大きな損害が発生しなければ、意欲が低下していたとしてもヨシとすべきではないでしょうか。
仕事の意欲が低下する原因
心が草臥れかけていると考えましょう。
そのような状態で、ムチを打ち続けると疲弊します。
「自分がいなきゃ、全体に迷惑が掛かる・・」
そう考えると簡単に休んだりできないですよね。
しかし本格的に体調を崩して「うつ病」診断などされて休業や退職に追い込まれるよりは、しばしの間、迷惑をかけて頭を下げるほうがマシです。
頭を下げた結果、チームや組織が変わらないのであれば、また同じことを繰り返すリスクが残っているわけですから、改めて身の振り方を考えましょう。
仕事は我慢してやるものという教えが悪
幼いころから、なぜか「仕事は我慢してやるもの」として教えられましたが、今では間違っていると言えます。
日本人の平均寿命は80歳を超えていますが、そのうち30年も40年も我慢して仕事をする人生って楽しいかという疑問を感じないことが「悪」だと思っています。
恐ろしいことですよ。
人生の半分は我慢で成り立っているなんて、本当におそろしい・・・。
恐らく大抵の人は、生活のために仕事をする、お金を稼ぐために仕事をする、という概念になっているのではないでしょうか。
だから仕事をしなければ生活できないという結論になって、身体が壊れようが心が潰れかけようが我慢して働かざるを得ない・・・。
職業選択の自由が許されているのに、なぜ、我慢という縛りを課すのでしょう?
仕事は目標達成の手段でしかない
ゴール設定のないまま就職すると、そりゃ意欲も低下します。
だってゴールが無いから達成も無いわけです。
私はソレで失敗しました。
社会人になってどうありたいか、どういう人生を歩みたいのか、これが全くイメージしていませんでした。
ハタチそこそこの若造ですから、イメージできないのも無理はないですが、途中で気付いていもいいわけです。
方向転換、つまり転職やキャリアチェンジは悪いことではありません。
ただタイミングだとか資金的なものとか、時間だとか、クリアすべきことはあると思いますが、これがなければ「違う方向」で一生を終えることになります。
仕事の進路変更に遅すぎることはない
筆者は30代後半で進路変更しました。
決断して良かったと思っています。
当時は30後半での転職はあり得ない時代でした。
それでも進路を変えました。
今の時代は40代でも50代でも転職が可能です。
給料が下がる、もうタイミング的に無理などとネガティブになる気持ちもわかりますが、今まで培ってきたスキルや経験がゼロならともかく、そうでなければ活かせる場所は思った以上にあります。
転職サイトに登録して、それに気付きました。
自分を買ってくれようとしている企業があるんだと感動したぐらいです。
時間に余裕があったら転職サイトに登録してみては?
まとめ
仕事に意欲がわかないなら休んでしまえというタイトルにムカついた人もいると思います。
仕事意欲の低下を必要以上に悪く考えなくても良いのでは、というのが持論です。
ずーっと、モチベーションが維持できる人って、ホンの一握りですよ。
ただ仕事の意欲が低下したまま取り組むと、ケガや事故に繋がる仕事もあるため、全ての職業に持論が通用しないことは百も承知です。
しかし意欲低下によるケガや事故で人生を棒に振るよりは、そうなる前に進路変更も選択肢としてありだと考える方が、リスクは抑えられます。
仕事は目標達成の手段です。
やりがいがあって生活できるお金を手に入れる仕事に就くことができれば、意欲の低下は起こりにくいのではないでしょうか。