ブラック校則データベースを知っているか!?全国のブラック校則事例を参照してみた
ブラック校則は「いじめ」と同じで処方箋がありません。
なぜならば「善悪の判断がマヒした責任転嫁」だからです。
共通しているのは、事の起こりの原因を他者のせいにしている点。
ブラック校則はまさに典型です。
例えば、「中学生らしい」という意味不明な言葉がブラック校則の生い立ちとして語られますが、誰も論理的に解説できないのが事実。
したり顔で説明しているベテラン教師も見受けられますが、やはり視野の狭い環境に身を置いているため、説得力がまるでありません。
とりあえず、プラック校則に言いたいことが山ほどあるならば、ブラック校則データベースに投稿して世間に訴えましょう。
もくじ
ブラック校則データベースとは
人権を無視したひどい校則、理不尽なルールに苦しんでいませんか?
学校の外へ、その声を届けてください。
この文章以外は余計なコンテンツが一切排除されている、全国の学校に蔓延しているブラック校則を集めたサイトです。
地域別、学校種別、カテゴリ、フリーワードからブラック校則の事例を参照することができます。
投稿コンテンツはライターがレポートしたものではなく、学生本人や保護者からの生の声です。
ブラック校則の傾向
ブラック校則の内容を見ていると、一貫しているのは、
くだらない
ということです。
特にひどいのが中学校ではないでしょうか。
ブラック校則をご丁寧に制定し、遵守させようと躍起になっているのが、いい年した教育職という現実を見ると、公教育は崩壊の道を辿っているのは目に見えています。
教育への税金投入がバカバカしくなりますよ。
文科省も全く現場が見えていないのが実態であり、校則において校長をはじめ教職員のコンプライアンスとガバナンスの認知が捻じ曲がっていることが大きいと言えます。
おっさんが女子中学生の下着をチェックするなんて、性犯罪者と同じ。
女性教師による女子中学生への下着チェックも同性だから良いというものではなく、明確なセクハラおよびパワハラです。
文科省はブラック校則に対応する気はない
炎上した「教師のバトンプロジェクト」から、文科省は、
- 理想の教育像を妄想しているだけ
- 現場を知らない
- 現場に押し付けるのが仕事
- 教師の声が届かない体制
というようなことが見えてきました。
公務員試験だけに合格して社会経験が一切ない人が教育を司ることができるわけがありません。
どこの公務員も同じ事が言えますが、パレートの法則からすると2割程度しか期待できないことになります。
ちなみに文科省はいじめには渋々対応しているように見えますし、ブラック校則については「校長の判断によって云々」と言って逃げるものと思われます。
ブラック校則を無くす方法
少なくとも公立学校においては、自治体の長である都道府県知事が命令を出せば良いのです。
ブラック校則を野放しにした学校を公開するぞという内容で。
ものすごいスピードで改善されると思います。
もはや今の時代、特定せずにふんわりとした指摘では何の解決もできませんよ。
リスクを負わずに改善なんて虫が良すぎ。
それがダメなら、校則を公開することです。
公立中学校の場合は、ホームページがありますから、そこに「わが校の校則」として全て公開し、校長の名前を記載して公開すると良いです。
公文書の位置づけとすると隠ぺいや改ざんはダメですから、公開の義務化が望まれます。
チェックは国民全体です。
叩かれないよう健全な運営に全力を注ぐことでしょう。
教師が疲弊するのはブラック校則も一因
くだらないブラック校則の遵守のために、門立ちや校則に関連した生徒指導の時間が生まれてしまうわけです。
やらなくてもいい仕事をわざわざやっているから疲弊します。
ところが、このレベルになってくると、やらなくてもいい仕事だと誰も思わないから、ますます負のスパイラルとなって状況が悪化します。
だから頭髪の「地毛証明書」なんかを要求しなきゃいけなくなるわけですよ。
教師側も同然、地毛証明書を取得しているんですよね、赴任に当たっては。
大阪府では裁判沙汰になっていますから、学校自体にも頭髪への変なこだわりが運営にリスクをもたらすことを、誰も職員は想像していなかったかもしれません。
公立学校だから提訴や告訴されないなんて思い上がりも甚だしい。
マスコミやSNSで苦しさを伝えよう
リスクを負う覚悟があるのなら、マスコミに情報提供して世間の反応はこうだと学校相手に戦うしかありません。
もしくはSNSにバンバン投降しましょう。
学校が特定されないよう注意しながら。
特定されると学校関係者や他の生徒が迷惑する、などと「したり顔」で一般コメンテーターが言うと思いますが、すでにブラック校則で生徒は迷惑してるんですから、「ちょっと何言ってるかわかんない」って感じですよね。
まとめ
なぜ、その校則が必要なのか煮詰めてない、周知されていないから問題が起こるわけです。
結果だけ伝えて過程は伏せるなんて、今の情報社会に通用しません。
ここに良い事例があります。
とある校則について、生徒が教師にぶつけている、とある企業が企画したドキュメンタリーです。
髪型の校則「地毛証明書」とは?【#この髪どうしてダメですか】| パンテーン(Pantene)
企業が立ち上がると心強いですね。