【前編】要約『お金の教科書 13歳からの億万長者入門』億万長者マインドセット、お金を手に入れる、仕事の見つけ方
『13歳からの億万長者 1万円を1億円にする「お金の教科書」』の要約です。前編・後編の2回に渡ってお届けします。今回はその前編です。「お金の教科書」は、全米でロングセラーとなった本で、日本語版が出版され、いま日本でも話題になっている本でもあります。タイトルからイメージされるよりも、すごくまっとうなお金の話ですよ。
もくじ
お金の教科書とは
日本ではお金についての話を、あまり人前ではしない風習がありました。これまでは家族間でもお金の話はどこかタブーな雰囲気があり、避けられてきたところがありますが、それ故に日本人はお金に対する知識が乏しい国民とも言われています。
今後、100年時代を生きるうえで、お金というものはより意味を持ってくると思います。稼ぐことばかりではなく、どのように貯め、どう増やすかということなども、知っておく必要があると思います。
そんな日本も、ついに2022年4月から高等学校で「資産形成」や「投資」の授業がスタートします。やっと日本も、人生におけるお金についての知識の重要性に気づいたわけです。
そんな大切なお金について、分かりやすく書かれているのが、この『13歳からの億万長者 1万円を1億円にする「お金の教科書」』です。
大人はもちろん、子供でも中学生くらいから読めるような内容になっています。今回はこの本を、2回にわたって要約し、ご紹介します。
1億円貯めよう!
まずは億万長者になるというマインドセットから。
「私は億万長者になります!」と強く心に誓いましょう。
- 億万長者はお金を貯めます。そして、使いません。
- 億万長者マインドセットを常に忘れないようにします。
この2つが守れれば、誰でも億万長者になれます。
次に、目標を立てます。
目標は、
短期:今から1年以内
中期:1年以上10年以内
長期:10年より先
の3つを。
40年かけて1億貯めるには、年間250万円貯めればいい。
難しい?もちろん、もっといい方法があります。
目標は目に見えるところに貼って、忘れないようにしましょう。
目標を達成させるためには地図がいります。その地図が予算です。予算は目標金額の達成に役立ちます。
予算オーバーしそうなときは、
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- その両方を少しずつやる
のいずれかを行い、予算オーバーしないように調整しましょう。
目標貯蓄額に達成するためには、まず自分に払い(貯金)、残ったお金でやりくりします。
お金を手に入れる
お金を手に入れる方法は5つあります。
- おこづかい
- 仕事
- プレゼント
- 借金
- 投資のリターン
1億貯めるには、まずは小さく始めましょう。目標は1万円から。
お金は盗んじゃ(悪いことして手に入れては)ダメ!刑務所に入ったら、1億円貯められません。
まず初めは、仕事を見つけましょう。
仕事の見つけ方
仕事の見つけ方の手順です。
- どんな仕事に就きたいか決める
- 求人を見つける
- 応募する
- 面接を受ける
- 仕事に就けるまであきらめずに挑戦する
採用早々「できる人」と思ってもらえるためには、
- 身なりを整える
- 時間に遅れない
- 聞いて、見て、覚える
- 手を動かす
- 声を上げる
- 正直に
- 積極的に手を上げる
- 評価をもらう
といったことを意識して働きましょう。
一生懸命働けば給料も上がります。お給料の一部は、銀行に預けましょう。
【前編】のまとめ
資産形成は早ければ早い方がいいので、将来お金に振り回されない人生を送りたい子供たちは、どんどん読むといいと思います。
親子で読んで、お金について話し合ってみるのも、とてもいいと思います。
この本は子供向けに書かれていますが、大人もできていないことがありそうですね。普段の仕事における自分の態度はどうか、いまいちど振り返ってみる必要がありそうです。
また、ごく基本的なことから書かれてあるので、本来ならだ誰もができることばかりです。
もう一度、これまでの自分について再確認し、心機一転向き合い直すきっかけとしてください。
人生100年時代。まだまだやれることは、たくさんあります。
【後編】に続きます。