初めてのe-tax!個人事業主がスマホで確定申告するならアプリの利用が最適!
確定申告はこれまで紙ベースでやっていました。
印刷を終えて所轄の税務署に送付することで、前年の仕事の終わりを意識できたためです。
ところが地味に郵便料金が上がったりして、年に一度とは言え切手代が勿体ない気もちになってきました。
封筒に確定申告書を入れる作業もちょっと面倒くさい・・・。
そうだ!e-Taxだ!
ということで、2021年度は初めてe-Taxで確定申告をする予定です。
もくじ
e-Taxを利用するための準備
事前に利用者識別番号の取得が必要です。
ただ取得するにしても複数の方法があるのですが、選択肢が多すぎて迷う可能性があります。(実際迷った・・・)
全てを解説するのもアレなんで、以下のリンクに記載してある、
- 【取得方法③】マイナポータルの「もっとつながる」機能からe-Taxを利用する
という方法を選択しました。
ご利用の流れ | 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
マイナポータルにログイン
マイナポータルの「もっとつながる」機能を利用します。
メリットとしては、e-Taxと連携することで、
- 利用者識別番号と暗証番号の入力が不要
- 所得税・贈与税・個人消費税の申告書作成
- 納税証明書、源泉所得税、法定調書などの作成
ができることです。
デメリットはマイナンバーカードが必要なことですね。
何だかマイナンバーカード自体がデメリットみたいな感じを受けるかもしれませんが、そうではありません(汗)
マイナポータルにスマホでログインする場合は、毎回、マイナンバーカードの読み取りが必要なのです。
これが面倒っちゃ面倒・・・。
マイナポータルからe-Taxと連携する
連携の方法は、コチラをご覧ください。
マイナポータルとの連携 | 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
連携が完了すると、このようにマイナポータルでは表示されます。
e-taxスマホ対応機種
要するにマイナンバーカードに対応した機種になります。
マイナンバーカードに対応したNFCスマートフォン一覧|公的個人認証サービス ポータルサイト
事業所得はスマホ申告できない
ここまで準備してきて、いざ確定申告書の作成に入ろうかとした時、衝撃走りました。
どうやらスマホでは、個人事業主やフリーランスが国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を経由して事業所得の申告はできないとのこと。
なんそれ!(by ZAZY)
しかし、捨てる神あれば拾う神ありで、とある方法で電子申告が可能なのです。
確定申告アプリで電子申告
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」はスマホで確定申告書の送信ができません。
ところが確定申告アプリ(会計アプリ)を使えば、問題は解決します。
例えば「マネーフォワードクラウド確定申告アプリ」を経由すると電子申告が可能になります。
スマホひとつで確定申告 | マネーフォワード クラウド確定申告アプリ・個人事業主向け会計ソフト
これだとマイナンバーカードの読み取りデバイスを持ってない、個人事業主やフリーランスでも対応できます。
すでに「マネーフォワードクラウド確定申告」をパソコンで利用しているのでしたら、アプリとデータが連携できているので、アプリ経由で申告が可能です。
まとめ
「個人士業主やフリーランスがe-taxをスマホで利用する方法!確定申告アプリ版」というテーマで、事業所得のスマホ申告について解説しました。
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」は、スマホでの事業所得の申告ができません。
パソコンから事業所得の確定申告の送付は可能ですが、マイナンバーカード読み取りのためのICカードリーダーが必要です。
ICカードリーダーを持たない、しかも初めて電子申告をする個人事業主やフリーランスは、マネーフォワードクラウド確定申告とスマホアプリを併用することで電子申告が可能となります。