ご祝儀・ご香典・お布施などはキャッシュレスだと心がこもってない?現金持ち歩きより安全では?
賛否両論が勃発しそうなテーマで、あえて率直に書きたいと思います。
えー、タイトル通り、祝儀・香典・お布施など、いわゆる冠婚葬祭においての現金のやり取りに関して、キャッシュレス化の普及を願うものです。
注)あくまでも個人的な独断と都合のよいコラムとしてお読みください。
ペーパーレスはもちろん、金銭管理という責任の重い役割を、披露宴の招待客などに押し付けるという、今考えると非常識なふるまいが理不尽ではないかと考えるようになりました。
もう令和です。
昭和からズルズル引きずっている得体のしれない慣習は、さっさと止めて欲しいんですよね・・・。
もくじ
ご祝儀はQRコード
結婚披露宴の招待状。
これ、わざわざ紙で郵送って、勿体なくないですか?
ペーパーレスだの何だの、カッコいいことばかり言っておきながら、そういう細かい部分は完全無視。
そんな態度や姿勢が気に食わんのです。
もし紙での招待状を続けるのなら、QRコードを付けて、ここからご祝儀お願いしますってことでいいんじゃね?
もしくは受付でQRコードを読み込ませるとかね。
1万円、3万円のコースを用意して、ポイントは受け取ってくださいとか、選択肢と何らかの特典を付けるといいと思うんですけどねえ。
祝儀の金額に応じた引き出物が届くというしくみをつくれば、他人の顔色を見て金額決める必要もないですよ。
今月、厳しいご家庭は1万円の方が助かるわけで。
ご香典もQRコード
香典に関しても受付でQRコードを読み込ませるとよいのでは?
お年寄りは現金で渡す方が多いかもしれませんけど、ご祝儀同様、現金の管理って気になりませんか?
持ち逃げは無いとは限らんですよ。
これもセキュリティがあーだこーだ言いながらも、こういうところはザル。
意味不明です。
厳粛な会場で、「ペイペイ♪」なんて大音量を鳴らすヤツもきっといるでしょうけど、それは自己責任で。
賢い人だったら、事前に音量は小さくするか消してますよ。
これもご祝儀同様に、金額メニューを設定して、それによって香典返しの品も決まるというね。
面倒臭いなら、一律でもいいですし。
お布施もQRコード
お布施だって、お坊さんがQRコードを持ち歩く時代がくるかもしれません。
お坊さんだって荷物が少ないほうがいいでしょ。
忙しい時期は、あちこち動かなきゃならないですし、何より現金を持ち歩くってセキュリティ上、よくないですよ。
何なら、お坊さんもアバターでいいでしょ。
というかオンライン法要って、あっていいと思うんですけどね。
お坊さんもテレワークでいいですよ。
お経とお説法が聞けるだけでありがたいわけですし、家庭によっては、馬の合わない親族と顔を合わせたくない、自宅に呼びたくないってことなら、なおさらオンラインの需要はあると思います。
今の常識は未来の非常識
常識って、社会生活を営む上での最低限の共有知識や社会通念ってだけのことで、時代とともに変化して当たり前なんですよ。
だいたい、常識という言葉の意味すらわかってない人は意外に多くて、マナーと混同しています。
マナーは、他人とのふるまいにおいて失礼のないようにする様式、行儀、作法ってだけ。
だから微妙に違うんですよね。
冠婚葬祭におけるキャッシュレス化のアイデアは、現時点では非常識かもしれませんが、多分、心の底で共感してる人は多いはずです。
どこかやらないかな。
自分でやってみようかな。
まとめ
「ご祝儀・ご香典・お布施などはキャッシュレスだと心がこもってない?そろそろしくみ変えたら?」というテーマで、あくまでも個人が思い描く未来像について書きました。
ともかく、冠婚葬祭におけるムダで面倒臭い手間暇が、とことん嫌いなんです。
だからシンプルになっていったり、小規模化されていくと、非常に嬉しく思います。
中でも葬儀については、家族葬が増えているのは、誰もが面倒臭いと考えていたらであって、そういうことは、これからも遠慮なくユーザー側が発信していくべきではないかなと。
そこにビジネスチャンスもあるわけで。