年収1000万円稼ぐということ どのくらいの割合いるの?時給にするとどれくらい?稼げる職業は?
年収1000万円稼ぐということは、いったいどんな感じなのでしょうか?全体のどのくらいの割合いるのでしょう?時給にするとどれくらいになるのか、年収1000万円以上を狙える職業にはどういった業種があるのか?そのようなことについてご紹介します。
もくじ
年収1000万円は1つの理想年収
友達どうしの間で、「年収いくら?」なんて話題が上がりますが、めったに年収1000万円以上の人っていませんね。
私は現在、50歳を少し過ぎたところですが、会社員で年収1000万円以上の友達は1人しか知りません。
周りは大抵が大卒ですし、東京勤務の人が多いので、わりと平均よりも年収は多い条件が揃っているはずなのですが。
奥さんと共働きで、世帯年収が1000万年を超えるという人は、そこそこいます。特に子供のいない夫婦は、共にフルタイムで働いている場合も少なくないので。
でも、単独で年収1000万という人はなかなか。
ということで、年収1000万円の実態について調べてみました。
年収1000万円以上の人の割合
まず、年収が1000万円以上の人って、全体のどれくらいの割合なのでしょうか。これって気になりますよね。
その割合は、およそ4.5%(うち1%が女性)だそうです。
100人いたら4-5人いるってことになりますね。なんだか思っているよりも、けっこう多い気もします。
ちなみに、年収1000万円以上というからには、中には年収2000万とか、3000万とかって人もいるのでしょう。
そういった人たちがどれくらいいるのか、年収1000万以上の割合をもう少し詳しく見てると、次のような割合になるようです。
1000万円超から1500万円以下:3.3%
1500万円超から2000万円以下:0.7%
2000万円超から2500万円以下:0.2%
2500万円超:0.3%
なるほど。年収1000万円は超えるものの、年収1500万円超えとなるとがくんと減りますね。
つまり、年収1000万以上と言う人の殆どが、多くても年収1500万円以下だということがわかりました。
時給に換算すると?
では、年収1000万円を手にする人たちは、どれくらいの時給で働いていることになるのでしょうか。
時給換算するために、平均的な労働時間を知る必要があります。
パートやアルバイトを除いた労働者の、年間の平均労働時間は2000時間だそうです。
これを毎月の平均にならすと月167時間くらい働いていることになります。
1ヶ月を20日とすると、1日8時間労働として月160時間ですから、さらに週に2時間程度は残業しているというイメージになりますね。皆さんの労働時間と比べてどうですか?
では年収1000万円を時給に換算するために2000時間で割ってみると、
10000000円/2000時間=5000円/時間
となることから、年収1000万円人はざっくりと時給5000円で働いているという計算になります。
東京都の最低賃金は現在のところ時給1071円ですから、時給5000円は最低賃金の4.7倍ということになります。
つまり、最低賃金で働く人と、年収1000万円の人とでは、4.7倍もの収入格差があるということになりますね。
年収1000万円以上が狙える職業とは?
みんなが憧れる年収1000万円以上ですが、頑張りさえすればどこの会社でも目指せる額かというと、そういうわけではありません。
やはり、年収1000万円以上が狙える職業というものがあります。
では、どういった業種に就くと年収1000万円以上が狙えるのでしょうか。
それは次のような業種です。
- 経営者
- 医者
- 弁護士・公認会計士・税理士などの仕業
- パイロット
- 商社マン
- 外資系企業コンサルタント
- 金融系専門職(アナリスト、投資銀行部門)
- アクチュアリー
- M&Aアドバイザー
- 大手テレビ局社員
- 大手新聞社社員
- 大手出版社社員
- 大手広告代理店社員
- 遠洋漁業の漁師
- 大学教授
- 国会議員
- 国家公務員
- 外交官
- エンジニア・プログラマー
- スポーツ選手
など
その他、大手企業で出世をして役職が付けば、年収1000万円も夢ではなさそうです。
まとめ
どうでしたか?年収1000万円稼ぐことのイメージってわきましたか?
若い人であれば、上記で紹介したような業種にまずはなんとか就職して、そこで年収1000万円以上を目指すなんてことは全然可能だと思いますので、頑張ってください。
もしも会社員以外で年収1000万円以上を目指すなら、起業するのが可能性としては高いでしょう。
ちなみに、会社員以外の知人で年収1000万円以上の人なら何人か知り合いにいますが、いずれも起業した人たちです。
中にはYouTubeで年収1000万以上稼いでいるという猛者も1人いますが、これはレアケースと言えるでしょうね。
もしも年収1000万円以上を目指すというのであれば、続けられること、少なくとも嫌いじゃない(苦痛じゃない)こと、頑張れそうなことを選ぶことをおすすめします。
何事も継続できないことには、結果は出にくいものですからね。
いまなら、本業+副業で年収1000万円を目指すというのも、可能ですよ!