国民年金保険料納付期間45年に!かつての未納問題が加速するような反比例政策に辟易
もういい加減、国民年金に依存する国民は居ないことを、政府筋の人たちも認識した方がいいような気がします・・・。
それにも関わらず国民年金の保険料納付期間を45年にする可能性が出てきました。
国民年金が頼りないから、老人になっても働けとか言ってるわけですよね?
国会議員にとっては国民年金が金の蔵に見えて仕方がないのかも。
専門家の間でも抜本的な見直しが叫ばれているのに、聞く耳を一切持たず、こんなにまで執着するというのは、何かウラがあるんじゃないかと勘繰りますよね。
そこで今回は、国民年金についてのおさらいをしてみたいと思います。
もくじ
国民年金の基礎知識
国民年金は原則として20歳になったら加入が義務付けられる年金制度です。
企業で厚生年金に加入している場合は、給与天引きというカタチで支払いが行われますが、それ以外の人、例えば学生やフリーター、あるいは退職した人などは、手続き後に個別で支払うことになります。
2022年度の保険料は月額16,590円と、意外にも高額・・・。
そりゃ納付したくないですよ。
ただし、学生の場合は「学生納付特例制度」があるので、それを利用することで、保険料の納付は猶予されます。
学生以外でも所得によっては納付が免除されるので、詳しくは年金機構のウェブサイトをご覧ください。
文末にリンクを貼っておきます。
45年間支払うってどういうこと?
さて、今回のテーマですが、45年間支払うとはどういう意味なのか?
そもそも国民年金は20歳以上60歳未満の40年間が納付期間です。
さらに5年延長として45年間としようかと、検討に入る動きが出ているというわけです。
負担が増えるのは、
- 自営業者
- 退職して無職の元会社員
たちです。
40年間支払って、やれやれと思ったら、さらに5年追加かよ!って感じですよね。
たかだか月額6万円程度の国民年金のために45年間も積み立てるなんて、とんでもない制度ですよ。
そっくりそのままNISAに突っ込んだ方がマシです。
政府が大ナタを奮って、国民年金を廃止して、自己責任ではありますがNISAを活用してくださいって大英断する方が、一気に国民の支持も上がりそうですけどね。
はっきり言って国民年金に預けるより、NISAなどの投資の方が、個人的には信頼感があります。
国民年金は信用していません。
いつから実施予定?
政府の目標としては、2024年までに結論を出して、2025年の通常国会での改正法案提出を目論んでいるようですが・・・。
つい最近、厚生年金を国民年金の補填に使うと言ったばかりなのに、もう、どうしようもないレベルまで制度として成り立ってないってことですよ。
場当たり的な対応で済ますなんて、楽な仕事だこと。
しかも貯金額に応じて介護保険料や医療費も上げるという話しもあったと記憶していますが、いわゆる政府というのは、いかに国民から搾取してナンボ、つまり実績とする組織であることに気付かなければなりません。
かと言って、文句だけ口に出してもお上の体質は変らないので、収入を上げるしかないわけです。
その収入を上げるということが難しいから、困ってる人も多いはずなんですが・・・。
支出は増える、収入は上がらない、八方ふさがりです。
国民年金は廃止希望
現役世代が苦痛に感じる国民年金。
さっさと廃止して自己責任による運用に切り替えてほしいと、20年以上前から筆者は言っています。
あきらかに、選挙の時だけ口に出す「平等」「公平」という言葉とは、まるで違うんですからね。
45年間も支払って、果たして、元とれるのか?
誰もわからん!!
住宅ローンより長いんですよ。
まとめ
「国民年金保険料納付期間45年に!かつての未納問題が加速するような反比例政策に辟易」というテーマで、国民年金について書きました。
ホント、ムダな制度だと感じます。
さっさと解体してもらって、その分を個人の責任の元でNISAで運用したいものです。