国民年金は満額受給でも年間80万円未満で老後の安定は無理!だけど少し増やす方法はある!

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国民年金に期待は持てないですよ。

真面目に払ったところで満額は年間約78万円の支給にしかならないですから、これに頼るなんて意味がわかりません。

経済に通じた人やFPが国民年金についてアピールするような記事も見受けられますが、本音はどうだかwww

仮に夫婦で満額を受給したところで年間約160万円です。

厚生年金については、会社員として働いた人の給与によって支給額は異なりますから、300万円にもなれば御の字でしょう。

自営業者の老後

自営業者の強みは引退の時期を自分で決められること。

年金よりも大幅に稼いでいれば、納得するまで働けるので、場合によっては定年退職させられる会社員よりは家計の状況は良い可能性が高いです。

ゆえに国民年金に頼って隠居生活なんて考えてない自営業者は多いはず。

ただし予期せぬことで働けなくなるリスクもあるわけで、そうなると国民年金と預貯金ぐらいしか頼れるものがなくなります。

不動産収益があると、また違うのですが、今回はナシで。

一応、ちょっとだけ国民年金を増やす方法はありますが、焼け石に水な感じ・・・。

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付加年金

付加年金は毎月納付する国民年金保険料に上乗せする形で納めることによって、将来の受取額を少しだけ増やすことができます。

その納付額は毎月400円です。

たった400円を上積みするだけで、どれだけ違うのか?

簡単な計算式にすると、

  • 200円×(付加年金として支払った月数)

の分だけ、毎年、年金額が増えるのです。

例えば10年、120ヶ月もの間、付加年金を納めた場合は24,000円が毎年加算されます。

正直、微妙・・・。

85歳で43万円お得

前述のしたように10年(120ヶ月)付加年金を納めると、65歳から受給したとして85歳の時点では、約43万円がお得になる計算です。

10年で支払った付加年金保険料は48,000円で、毎年24,000円が20年で48万ですから、約43万円が支払った分より利息のような感じで受給できるということになります。

ところが、自営業者は65歳で突然、仕事を辞めるということは、現実離れしているので、全く持って説得力がありません。

いかにも素晴らしい制度であるかのように記事を書いているFPなどがいますが、マジで腹の中はどう考えているのか知りたいです。

400円毎月払って、85歳の時点で43万円ほど得するってことですが、自営業者なら年間43万円ほど所得を増やすのは難しくありません。

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付加年金の利用価値

多分、この制度を知らない人も多いでしょうから、自営業者の方はセーフティネットのひとつとして上積みしても良いかもしれません。

それでいて自分が納得するまで仕事を続けられたら、一石二鳥ではありませんか。

注意すべきは、自営業者のような第1号被保険者しか付加年金の制度は利用できないことです。

会社員や扶養されている人は、この制度は利用できません。

その他のメリットとしては、付加年金の全額が所得控除の対象となるので、ちょっとだけ節税に貢献します。

どのみち国民年金だけでは、老後の資金としては話にならないということを、理解する方が良いです。

老後の安定は自分で作る

厚生年金と国民年金の2階建てと言われる年金制度でも、危機感を持っているはゴロゴロいます。

その証拠に副業ワーカーが増えましたよね。

不動産投資にも続々と参入する一般人も増えていることから、老後の資産は自分で築くというのが常識です。

そもそも退職金や年金でゆとりある暮らしができるのは、ほんの一握りだったわけですよ、昔から。

今は老後資産を築く方法はたくさんあるので、興味があるものから勉強して実践した者勝ちかも。

まとめ

「国民年金は満額受給でも年間80万円未満で老後の安定は無理!だけど少し増やす方法はある!」というテーマで、国民年金をちょっと増やす方法について書きました。

マジでほんのちょっとで、利用価値の判断は個人に任せますが、注意すべきは第1号被保険者のみが対象という点です。

全額所得控除という点も魅力に見えますが、小規模企業共済の方が、断然、魅力的ではあります。

付加年金と小規模企業共済の両方なら、まだマシかもしれません。

小規模企業共済|小規模企業共済(中小機構)

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