プロ野球のゲーム差の計算がややわかりにくい!ゲーム差の計算式を使った例題で理解

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別にプロ野球が嫌いなわけではありません。

ただ贔屓のチームもないですし、結果だけ知れば満足というレベルのフラットな目線で見ているタダの見物人ですから、いろんなことに疑問を持ちます。

基本はプロ野球選手ってスゲーーー!!

という自覚はありますので、決して、選手やチームを腐すような発言などはしません。

ということで早速の疑問がゲーム差という指標です。

いい機会なのでゲーム差について勉強したのでシェアしたいと思います。

ゲーム差とは勝率でも勝ち数でもない指数

日本てルールを複雑にする天才国だなあと、ホントにそう思います。

で、自分でクビ締めちゃってる部分もありますし、特別職なんかには大甘という部分もあったりで、シンプルイズベストが欠けているところが日本の最大のウイークポイントかなと勝手に思っています。

ゲーム差もそうで、勝率とか勝ち数とは直接は関係ありません。

シンプルに伝えると、

上位チームに追いつくために、直接、勝たなければならない数

というものでした。

よくわかりませんよね(汗)

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ゲーム差の計算のしかた

ゲーム差を求めなさい、という数学の問題が出題されたら解ける自信はありまないです(汗)

ということで、計算式をようやく知ることができました。

{上位チームの(勝ち数 – 負け数) – 下位チームの(勝ち数 – 負け数)} ÷ 2

チームの勝ち数から負け数を引いた数字を「貯金」と表現します。
そんな表現はプロ野球ぐらいだと思いますが、他に聞いたことありますか?

では例題です。

1位 〇〇 66勝53敗
2位 ■■ 61勝58敗

ゲーム差を求めよ。

前述の計算式にあてはめると、

1位チーム(66 – 53) – 2位チーム(61 – 58) ÷ 2 = 5.5

答えは5.5ゲーム差です。

ここでまた疑問が生まれました。

0.5って何よって話しです。

0.5ゲーム差が生まれる理由

ゲーム差の定義を、

「上位チームに追いつくために、直接、勝たなければならない数」

と伝えました。

0.5勝ってどういうことだ?ってなりますよね。

さきほどの例題を利用すると、

「1位のチームが2位以外のチームと引き分け、2位が1位以外のチームに勝つ」

という状況だと、0.5だけゲーム差が差し引かれる、つまりプロ野球の言い方では「0.5ゲーム縮まる」わけです。

はあ・・ややこし・・。

そしてなんと過去に、「マイナス0.5ゲーム差」という状況がありました。

楽天、ゲーム差「マイナス0.5」で首位 勝率で上回る: 日本経済新聞

試合数がキーだったようです。

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ゲーム差は専門用語だから解説必要

スポーツの結果を伝えるメディアでは、この「ゲーム差」を「こんにちわ」ぐらい当たり前に使用していますが、一度も解説したところを見たことがありません。

指標の意味を伝えずにファンを獲得しようなんざ、都合が良すぎやしませんか?

ラグビーワールドカップなんて、徹底的にルール解説してくれたので、しっかりと楽しめましたよ。

当然、ラグビー関係者の中では「こんにちわ」レベルの用語なのでしょうけど、それを無視して伝えていたら、あんなに盛り上がらなかったでしょう。

ゲーム差も、どこまで重要な指標なのか、それはホントに有効なのか誰も説明しない。

ただ「首位とは3ゲーム差で・・」なんて言うだけで、ここまで来ちゃってるので、YouTubeで誰かルール解説だけにフューチャーした動画を配信すると面白いのになあと感じます。

しないだろうねぇ・・。

まとめ

世の中には指標はたくさんあります。

根拠も知らされずに当たり前のように使われている指標はたくさんありますが、何に対して有効なのか、不明っぽい指標もありそうですよね。

伝統や慣習で使われ続けている指標も絶対にあるはず。

しかし、今回のようにゲーム差について調べてみると、非常に理解しやすくなりました。

これには自身でも驚いています。

例題の答えの5.5って、相当に差があるのだなと瞬時にわかりました。

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