転勤の季節にも関わらず遠距離通勤を容認する企業も現る!新幹線通勤は快適か否か?

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3月も後半ですが、企業や官公庁では人事の内示が下りて、ひそかに新しい職場とコンタンクトを取っている人もいるかと。

わが家族のひとりも同様で、本日、新しい所属長と面談ということに相なりました。

面談の内容は新しい職場でのポジションの話でしょうが、内示が下りて一番ホッとしたのは通勤距離です。

大抵の人事異動、つまり転勤を伴うものであれば、引っ越しが前提となりますし生活自体も大きく変わります。

今の時代は、そんな転勤は働き方改革にそぐわないとして、新幹線通勤を容認する企業も出ています。

そこで今回は、新幹線通勤について書いてみたいと思います。

転勤拒否は懲戒処分?

現在の家族の職場は車で10分もあれば余り過ぎるほどの距離感で、渋滞もないことから通勤ストレスはほぼゼロ。

新しい職場も15分ほどあれば、これまたストレスなく到着可能な距離のため、すんなりと転勤を了承しました。

仮に新天地への通勤時間が30分以上かかる場合は、本年度は勤務しないことで筆者と話をしていたのです。

生活に影響する仕事は、仕事ではないというのが個人的なポリシーなので、世帯年収が減ったとしても、心の余裕を奪うリスクを回避します。

人事異動に対して拒否の姿勢を示せるのは、一般的には不思議に思うでしょうが、まあ、官公庁絡みでも、そのようなことが可能な雇用形態があるのですよ。

民間企業の正社員だと、まず転勤拒否は社命に反するということで懲戒処分の対象になるでしょうが、有能な社員ほど家庭を大事にする傾向の現代では、企業にとって人材を失うことの方がリスクが大きいでしょうね。

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東京海上は素晴らしい

保険事業を営んでいる大手の東京海上では、本人の同意のない転居を伴う転勤を、2026年度に廃止する方針を掲げています。

つまり社命だから行けということはしないと、言っているようなものと解釈できます。

良い方針ですね。

筆者がかつて在籍した大手企業系列は、なぜか新築した人間を、あえて転勤させるという鬼畜の所業を繰り返していました。

意図的なのか偶然なのか不明ですが、あまりの配慮の無さに、その会社の未来はないと確信したものです。

実際に、事業規模は半分以下になっちゃいましたけどwww

今でも強引な転勤命令はやってる可能性は高いかもしれないです。

なんといつても創業者精神と伝統を重んじる旧松下ry)

思い起こせば、終業時に社歌を構内放送で流して1日を締めくくるとか、遵法すべき精神の唱和とか、洗脳めいたことが目立ってましたね。

いくら電●グループだからって、親会社に尻尾振ってるだけ。

人生で選択をしくじった唯一の時代でした・・・。

新幹線通勤の是非

さて東京海上の新幹線通勤の容認ですが、これは社員にとってはありがたい選択肢だと感じます。

住宅購入や子ども進学事情などに加えて転勤が重なると、それはもう生活はガラッと変わることでしょう。

これまでは転勤がないことを祈るしかなかったのならば、新幹線通勤を希望できる制度が立ち上がっただけでも随分と違う気がします。

イケてる企業は従業員への対応がすばらしい。

どこかの創業者を奉るだけの企業グループとは大違い。

ただ条件としては、通勤に1時間半以上かかることなどが挙げられていますから、対象者は意外と多くない気がします。

それでも救われる社員はいるのではないでしょうか。

仮に1時間半の通勤時間が新幹線の利用で半分になったとしたら、人生における自分の時間を大きく取り戻せます。

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オンラインで地方から参加

東京海上のさらに素晴らしいところは、2020年に地方からオンラインで他部署の業務に参加できるしくみをスタートしたことです。

コロナをきっかけに働き方を改革した結果だと考えますが、相変わらず、

  • 対面じゃないとダメ
  • 会ったからこそできる話もある

といった、具体性に欠ける理由を連ねるだけで、通勤を強要するような会社とは、一線を画しています。

その理論って、まるで「お酒を酌み交わしてこそ本音で話せる」という、完全に嫌われて廃れた「飲みニケーション」と同じ構造です。

あのね、アルコールがダメ人がいるように、気質として対面が苦手な人もいるわけ。

内向型と外向型という言葉を、もっと勉強したほうがいいんじゃないかな、人事関係の責任者層は。

産業医もそういう観点からアドバイスをしたら良いのに・・・。

対面強要ハラスメントで訴えるられるぞ、そんなハラスメントがあるのか知らんけど。

まとめ

「転勤の季節にも関わらず遠距離通勤を容認する企業も現る!新幹線通勤は快適か否か?」というテーマで、通勤や転勤に関して書きました。

筆者は元来から通勤時間はムダな時間という主張を繰り返していますが、他人や家族に強要することはありません。

例えば、電車通勤中に資格の勉強をするという人は多いかもしれませんが、あまり良い成果を聞くことはないです。

通勤時間の分だけ集中して勉強するほうが明らかに効果的でしょう。

できる人は極一部です。

通勤時間と会議、冠婚葬祭は短ければ短いほど良いのは、時代が証明しています。

参照

東京海上日動・採用情報

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