東証プライムに上場している企業の社員は夏のボーナスいくら貰ってるのか?
社員の「ご褒美」と言いますか、働くモチベーションのひとつに「ボーナス」つまり賞与の存在があると思います。
個人事業主やフリーランスからすると非常にうらやましい限りなわけですが、社員の立場からすると年に二回のお楽しみであり、家計を支える重要な収入です。
ただし、ボーナスのない会社、あるいは非正規雇用で働く人にとっては、耳の痛い話しとも言えます。
では、東証プライムなど上場している企業の社員は、夏のボーナス支給って、どれぐらいなのでしょうか?
気になる方も多いはずなので調べてみました。
もくじ
2022年夏のボーナス平均は76万円
東証プライム127社の平均は、76万5888円という数字が出てしました。
さて、第一印象はいかがなもんでしょう。
個人的には、もっとあるのかなと思ってしまいました。
また職位や職種によっても差があるでしょうし、額面なのか手取りなのかも不明です。
恐らく額面だとは思いますが、対前年同期比だと6.5%増加しています。
コロナ禍であってもボーナス支給があり、さらに増加ということで、底力を感じずにはいられません。
会社員だった頃のボーナス支給額
筆者が初めて満額のボーナスを支給してもらったのは冬でした。
新人でしたので、税金を持っていかれるとは思っていなかったことが、妙に記憶に残っています。
無知であることに危機感を覚えて、数年後にはFP2級の資格を取得するわけですが、筆者が会社員だったころのボーナス支給額を公開することにします。
公開と言っても書類系はもう存在しないので、記憶でしかありませんが、大体45万円前後でした。
これが地方に存在する、大手企業の子会社で正社員として働く者のボーナス例です。
ただし20年ぐらい前の話しではありますので、御了承ください。
増えなかったボーナス
そもそもベースである基本給なども違いますから、東証プライム上場企業とボーナス支給額で張り合えるわけがありません。
しかもボーナスの支給額、10年以上在籍しても、ほとんど変化がありませんでした。
大手企業の子会社だとしても、看板は大きいですが会社の稼ぎがショボイとボーナスは増えないことも知るわけです。
さらには意味不明な子会社同士の横並び意識がありまして、組合がお互いをけん制し合って、ボーナス支給額も顔色を見ながらの決定という、わけのわからない構造に開いた口が塞がりませんでした。
会社選びを間違えると、業績に関係ないところで、もらえるものが貰えないことがあります。
大手の系列だからという理由での就職は絶対に止めましょう。
個人事業主としてのボーナスへの想い
筆者は会社員を経験していますが、個人事業主になってからは、会社員のボーナスについては、
「どんどん出してあげて」
ということだけです。
ダメ社員でしたので、会社員として働いている方は、基本的にリスペクト対象なのです。
もっと言えば、正社員・準社員・派遣社員という立場を問わず、組織の一員として活動できるだけで尊敬します。
だからできれば、準社員・派遣社員とボーナスに縁がない立場の方でも、何らかの形でボーナスが支給されれば良いなと願っている立場です。
ボーナスはスグ消えた
これも個人的な体験ですが、ボーナスはすぐに飛んでしまいました(汗)
額面が45万とすると実質の手取りは、税金などを引かれて35万円前後になります。
その中から奨学金の返済、自動車ローンのボーナス払いなど、出ていく金額も大きくなるので、賞与の明細を貰った瞬間がMAX(汗)
不思議とボーナスは、早々に使い切るんですよね、何も贅沢はしないのですけど・・・。
ひとつのボーナスあるあるかもしれません。
まとめ
「東証プライムに上場している企業の社員は夏のボーナスいくら貰ってるのか?」というテーマで、自らのボーナス体験も踏まえて書きました。
東証プライム上場企業の平均は約76万円。
個人個人、受け止め方は様々でしょうが、家族形態によってはボーナスがないと家計が厳しいという家庭もあると思います。
金額だけで判断ができないのは、そういう部分が多種多様にあるので、多いか少ないかは相対的なものですね。
参照
東証プライム上場企業の2022年夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査|一般財団法人 労務行政研究所のプレスリリース