HSS型HSPは周囲に最も理解されにくいタイプ 2つのHSPタイプの特徴を知り「生きづらさ」を解消

なんとなく人生が「上手くいかない」「生きづらい」と感じている人は、おそらくHSPの気質を備えた人でしょう。その中でもHSS型HSPタイプは社交性を備えてるがゆえに周囲に最も理解されにくいタイプです。SS型HSPは自分でも気づいていない場合も多く、HSPの中でも少数派です。

2つのHSPタイプの特徴を理解し、自分がどのタイプに該当するのかを知ることで、今よりも生きやすくなる行動の指針を学んでいきましょう。

HSPには大きく2つのタイプがある

HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)のことで、人一倍繊細な気質を持って生まれた人のことを指します。

HSPは気質であって病気ではないので、治療をして治るというものではありません。

なので、その性質を自身がよく理解し、上手にコントロールしながら、見合った環境に身をおくことが「生きづらさ」から脱却するうえで必要となります。

さもないと、この社会は、非HSPを中心とした社会ですので、その中で生きづらさをいつまでも感じ、辛い一生を送ることにもなりかねません。

また、一言でHSPと言っても、それは大きく2つのタイプに分類され、HSPではない多くの人と合わせると4タイプで構成されます。

この分類は繊細さHSPと、刺激を強く求める「HSS(high sensation seeking)」との性質の掛け合わせにより、以下の図のような4つのタイプに分類されます。

自分が繊細さんであるなと感じている人は、自身がどちらのタイプなのかまで理解しておくと、よりストレスなくあなたらしく生きていくことができるでしょう。

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HSP

一般的にHSP(繊細さん)と言われるタイプのことで、人前で話すのが苦手で、人見知りで恥ずかしがり屋。周囲の空気を敏感に察知してしまうので、人といるのは落ち着かず、できれば家にこもって、あまり人と接したくないタイプです。全体の14%がこのHSPに該当すると言われています。

子供の頃から内向的と言われ、周囲の言動がなにかと気になってしまいがち。大勢でワイワイやるのが好きなパーティーピープルの真逆タイプです。

リスクを冒すのが嫌いで、刺激も求めていないので、大きな野望も抱いていません。

ただ静かに、自分の世界の中で生きていければ、それだけで幸せを感じますが、働いてお金を稼がないとならないため、そこで人といかに接するか(もしくは、いかに接しないか)をよく考えて、仕事を選ぶことが生きづらさを左右するうえでの重要なポイントとなってきます。

社会では、堂々とした態度でハキハキと仕事をするのが好まれるため、大きな組織などで大勢と一緒に共通の価値観を持って仕事をするのは避けたほうが良いでしょう。

何かに特化した技術を身につけ、一部の刺激の少ない人とのみ接点を持って仕事をするか、穏やかな人たちで構成される小さな会社の中で、坦々と1人でできる仕事を任されればベストでしょう。

この点がクリアできれば、あとはうるさいことを言ってくる人(親兄弟も含め)と(物理的に)距離をおいて暮らすことで、心穏やかに充実した人生を送ることができると思います。

HSS型HSP

一見外交的に見えるため、一番理解されにくいタイプのHSPが、このHSS型HSPです。全体の6%と、かなり少ないタイプでもあるため、余計に認知されていません。

好奇心があり野心家な面もあり、なんでもやってみたいと思いがちで、あれこれ手を出しすぎる傾向があります。しかし、手を出しすぎてどれも中途半端となり、結果的に上手くいかないということがほとんどだったりします。

人前に出て話をしたり、組織の中でも仕事ができ、リーダーなども任されたりするので、一見デキる人にも見えたりします。しかし実際は刺激に対する抵抗力は低く、その後のリバウンドでどっと疲れてしまい、「もう何もしたくない」という状態にしばらく陥ったりします。

状況を敏感に察知しやすいため、相手の気持がよくわかり、そのため人から何かを頼まれると断ることができず、結果的にキャパオーバーとなって、後から自分が苦しむタイプです。

そのうえ、刺激を受けやすいタイプなので、人の何杯も疲れやすいタイプでもあります。

淡々とした作業が苦手で、常にワクワクすることにチャレンジしたい好奇心の旺盛さが、諸刃の刃となっています。

仕事はクリエイティブなことに向いていますが、あまり多くの人と一緒に仕事をするよりも、適度に人と接する仕事の方が良いでしょう。また、多くのことを一度に抱えないよう、物事を行うにはスケジュール管理がとても重要になります。

内省する時間も必ず必要とするので、バッファーをしっかり持たせて余裕のある(ありすぎるくらい)スケジュールを組むことが、生きづらさを払拭し上手くやっていくコツとなります。

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非HSP非HSS

非HSP非HSSはいわゆる一般的な人たちであり、全体のおよそ80%を占めています。

社会においてのマジョリティなため、自分の持って生まれた性格に悩まされることは少なく、それによる生きづらさを感じることも少ないでしょう。そのためHSPの存在にもあまり気付いていないという人も多いようです。

もともとあまり深く物事を考え過ぎたりしないため、HSPの人がどんな気持ちで暮らしているかにもあまり関心はなく、同僚のHSPを「仕事ができない人」「やる気がない」「根性が足りない」などと、無意識に判断してしまう人も中にはいます。

そして性格改善を強要し、知らず知らずのうちに、HSPを追い込んでしまう場合もありますが、本人は意外とその事に気づいていなかったりします。

これはある意味仕方のないことで、HSPのように他人のことに対して敏感になれないため、そこまで深く考えて行動しているわけではないからです。単に性格による行動パターンの違いです。

ある意味HSP気質の人からすれば、羨ましいと思えるのが非HSP非HSSです。

HSS

HSSはひたすら刺激を求めるタイプの人で、退屈が耐えられません。あまりに極端なHSSは極少数しかいないでしょう。

危険なことをすることも大好きで、タブーなどにも興味があり、リスクを冒すこともモノともしないため、時にトラブルに巻き込まれたり、トラブル自体を引き起こすこともあります。

後先考えずに行動をするため、逆に大きな成功を掴むこともあります。

短期間で驚くほどの成果を上げる人は、このタイプが多いかもしれませんが、その成功が一瞬で終わるのもこのタイプです。

まとめ

HSS型HSPというHSPの中でも少数のタイプについてお伝えしました。

今少しずつ持って生まれた性格に、繊細なタイプの人(HSP)がいることが認知されつつあります。

HSPは病気ではなく性格なため、治すといったものではありません。

上手くその性質と付き合いつつ、HSPではない人が備えていない性質を活かし、大きな活躍をする事で人生をより良くすることが可能となります。

そのためにも、まずは自分をよく知ことが大切です。

間違った道具の使い方をしていても、成果は出ないように、あなたが備え持つ性格に合った生き方を選ぶことで、今よりも楽しく充実した人生が送れることとなるでしょう。

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