カフェ・シャノアールが絶滅の危機に!残る2店舗の住所 シャノアールの名物メニューの紹介
なんと!カフェ・シャノアールが、全国にあと2店舗しかないということに、驚きとともに悲しいを感じております。懐かしのシャノアールには、人々の心を安心させる雰囲気と定番メニュー、そしてあの名物メニューがありました!
もくじ
気がつけば、消滅しつつあるカフェ・シャノアール
あなたは「カフェ・シャノアール」をご存知ですか?
正式には「コーヒーハウス・シャノアール」というようですが、まぁカフェです。と言うか、喫茶店です。
かつて首都圏を中心に、全盛期には75店舗もあったシャノアール、なんと現在は2店舗のみだそうです。
わりと駅近にあったシャノアールは、学生時代からよく愛用していました。
特に夏場などは、エアコンの効きが悪い自分の部屋を抜け出し、近所のシャノアールで遅めのモーニングを食べながら、だらだらと本を読んでいるのが好きでした。
暗めの店内は適度に座席との間隔が離れており、ゆったりくつろげるソファー席には、ご近所さんがチラホラとやってきてはおしゃべりをしたりしていて。
そんな光景を思い浮かべるのは、ちょうど1990年代前半頃でしょうか。スタバやタリーズなど、まだ影も形もない頃で、でもあれこそが、ラウンジ的なジャパニーズカフェチェーンの走りだったのではないかと思います。
現在はあちこちにカフェができましたが、昔はカフェというより「喫茶店」という言葉が似合う店が多く、苦いコーヒーを啜りながら、本読んだり友と語り合ったりしたものです。
当然、なんちゃらマキアートとか、ほにゃららフラペチーノみたいな飲み物も存在していない世界です。
残すは、あと2店舗のみ…
そんなカフェ・シャノアールも、あと2店舗を残すのみとなってしまいました。
なんだか、とても残念です。また若かりし頃を支えてくれたものが、この世から消えて無くなっていこうとしているのかと思うと…。
ちなみにその2店舗は、次の2店舗です。
京王八王子店
住所:東京都八王子市明神町4-7-1 京王駅前ビル2F
アクセス:京王電鉄 京王八王子駅 西口 徒歩1分、JR 八王子駅 北口 徒歩8分
営業時間:7:00~22:00(日・祝7:00~21:00)
向ヶ丘遊園店
住所:神奈川県川崎市多摩区登戸2710-1 第六井出ビル2F
アクセス:小田急電鉄 向ヶ丘遊園駅 南口 徒歩2分
営業時間:7:00~22:00
いずれも都心からは、ずいぶんと離れた店舗だなぁ。
なんだかひっそりと生き残るシャノアールを、聖地巡礼のように巡りたい気分です。
カフェ・シャノアールの名物メニュー
最近はまるで訪れていないカフェ・シャノアールですが、当時よく注文していたのは、モーニングセット。
今のモーニングとは少し違っていて、ソーセージとスクランブルエッグが乗ったメニューがあり、それをよく注文していた記憶があります。
それと、ちょっと薄めのカフェ・オレも、よく飲んでいたな。
後コーヒーゼリーが絶品で、上に乗った生クリームみたいなのが、実はソフトクリームというのが最高なんですよ。コーヒーゼリーの苦味と甘いソフトクリームとの組み合わせが、絶妙なんですよね。
でも、なんと言ってもシャノアールの名物は、あの巨大なパフェでしょう!
昔はよくあのような巨大なチョコレートパフェのある喫茶店やレストランがありましたが、今はあまり見かけませんよね。
そんな巨大パフェが、シャノアールでは食べることができます。おそらく30センチくらいの高さはありますよ。
実はいまだかつて、あの巨大パフェだけは食べたことがありません。
「いつかお金を稼ぐようになったら注文してやろう!」と思っているうちに、気付けばパフェに食指が動かないおじさんになっていました(泣)。
でもあのシャノアールの巨大パフェは、一度子どもたちに食べさせたいなと思っています。残りの2店舗が消滅する前に。
ならば行かなくては!でも、ちと遠い…。
シャノアールは食事メニューが安い!
シャノアールはドリンクメニューの価格はそこそこするのですが、実は食事のメニューが意外と安いのです。ドリンクとセットで注文すると、そこらのファミレスなんかよりも、よっぽど安く食事ができます。
コーヒーが350円であるのに対し、サンドイッチやホットサンドのセット(ドリンク付き)が、500円台から600円台、パスタのドリンクセットも800円台から900円台という、どんだけお得なんだよ!と言う価格設定です(笑)。
女性なら十分なボリュームだと思うので、リーズナブルなランチの穴場に、シャノアールを使うのはアリだと思いますよ。
と言っても、全国に2店舗しかないけれど…。
カフェ・シャノアールの系列店
そんなもはや絶滅危惧種に指定されそうなシャノアール、一体どこが経営しているのでしょうか。
シャノアールを経営するのは、「C-United」という会社で、「カフェ・ベローチェ」や「珈琲館」を経営している企業です。
つまり、消えたシャノアールの店舗は、ベローチェに生まれ変わったというところも結構あるようですね。
これも「喫茶店からカフェへ」という、時代の流れなんでしょうね。
その他にも、「CAFE DI ESPRESSO 珈琲館」、「THE SMOKIST COFFEE」「珈琲館 蔵」といった店も経営しているようです。
でも最近は、若い人たちには1980年代や1990年代のファッションや文化がウケていますから、あの懐かしい感じのするシャノアールは、逆に今の気分にぴったりだと思うんですけどね。
まとめ
喫茶店のモーニングって良いんですよね。大したメニューじゃないんだけど、特別じゃないからこそ、毎日やってくる人たちがいて。
かつて、学生の頃に駅近の小さな喫茶店でアルバイトをしていましたが、なにか会話をするわけでもないけれど、毎日決まった時間にやってくるお客さんに、毎日同じものを提供するあのルーティンに、どこか落ち着く安心感みたいなもの感じていました。
おじさんの「いつもの」みたいな感じで。よく知らない人同士のツーカー関係(笑)。懐かしいな…。
喫茶店のモーニングやってる店探して、近々、朝散歩ついでに出掛けてみようかな。