高島屋のクリスマスケーキが型崩れで台無し!年末の物流は遅れ以外にもリスクあり!
高島屋のクリスマスケーキ、どんでもない事態が発生したということで、話題になっています。
5,400円相当のクリスマスケーキが、見るも無残なカタチに崩れているというものです。
通販の宿命でしょうか、遠方への配送リスクが露呈したというところでしょうか。
ただし配送業者の責任ではなく、その前の時点で冷凍が甘くて崩れてた可能性もあります。
これから原因が発覚するでしょうけど、購入した人は、たまったものではありません。
返金に応じるということを、いち早く表明したのは、さすが高島屋というところでしょうけど、ちょっとブランドに傷が付いてしまいました・・・。
そこで今回は、配送リスクも含めて原因を推測してみたいと思います。
もくじ
原因を推測
あくまでも個人的な推測なので、流し読みしてもらって構わないのですけど、思いつく限りでは、
- 製造
- 出荷
- 配送
という3つのセクションがニオイます。
製造段階
商品は完成したものの冷凍するステップで、何かか起こったと予想できます。
とは言え、常温のケーキでも、不可抗力などがなければカタチは維持し続けますよね。
となると、冷凍してから箱詰めするのか、箱詰めしてから冷凍するのか、工程の違いはあれど、あれだけ崩れていたとしたら、後者において、
冷凍庫に運ぶときにパレットごと落下
といったことが考えられます。
冷凍庫は倉庫ぐらいの大きな場所で行われるでしょうから、リフトマンを始めというスタッフが、事故報告をしなかったという最悪なケースもゼロではないかなと。
出荷段階
出荷においては、冷凍庫から配送業者に引き渡されることですが、この時点でもパレットごと落下という事故も考えられます。
もしくは、一部の商品はさかさまにしてしまったという、ケアレスミス。
製造現場では、あり得ないトラブルが頻繁に起こります。
言っては何ですが、簡単な作業もできない人は一定数いますから、包装紙にくるまれていたとしたら、天地無用を徹底してないと、やらかす可能性はあります。
いくつか、崩れたクリスマスケーキの画像がSNSなとで見れますが、あの崩れは、自然解凍レベルではありません。
箱ごと、ひっくり返ったような衝撃がなければ、再現できないと考えます。
まさか、解凍したらドロドロになる成分が含まれていたとか?
配送段階
この段階で、すでに崩れていた可能性はあると考えます。
確かに、陸送だと多少の揺れはどうしようもありませんし、そもそもクール便での配送ですから、解凍はされてないはずです。
筆者も冷凍のデコレーションケーキは、何度か注文しましたが、全く型崩れはしていませんでしたので、配送のスキルってスゲーと思っていたぐらい。
配送段階での型崩れは、どうも考えにくい・・・。
しかし、矢面になりがちですよね、配送業者が。
問答無用で通販商品のトラブルは、全て配送業者が悪いと決めつける層が一定数いるようですから、短絡思考はイヤなもんです。
天地無用について
先ほど「天地無用」と書きましたが、意味を履き違えている人が、以外にも多いものです。
間違った解釈して多いのは、
上下関係なく気にせず積み込んで良い
というもの。
天と地、つまり上とか下とか配慮は無用な商品、という受け止め方です。
正確には全く逆で、デリケートな商品であるがゆえに、上下さかさまはもちろん、傾斜があってもダメだと衝撃も最小限でという、注意喚起を意味します。
具体的には、電子機器、美術品や工芸品、家具なとが該当します。
「天地無用」と書いたシールが、梱包箱に張られるのですけど、あまり見る機会はないかもしれないですね。
画像検索でもアニメが大量にヒットする始末ですから(汗)
まとめ
「高島屋のクリスマスケーキが型崩れで台無し!年末の物流は遅れ以外にもリスクあり!」というテーマで、物流におけるリスクについて書きました。
以前、おせち料理が見本と違い過ぎてショボイという、何とも残念な話題が持ち上がりましたが、今回は、クリスマスケーキの型崩れ。
ワケありだとしてもドが過ぎます。
明らかに、何らかの原因があるわけですが、年末年始の物流はリスクが多いものです。
物流だけでなく、時間に追われやすい時期ですから、製造現場もてんてこまいでしょう。
参照
「天地無用」の荷物は,どう扱うか。 – 言葉のQ&A – 文化庁広報誌 ぶんかる