バイクのタイヤ交換の工賃はいくらだと安い?相場は?タイや持ち込みの場合や自分でDIYで交換するには
バイクのタイヤ交換の工賃について解説します。バイクのタイヤ交換の相場感や、安く上げるために考えるべきこと、またタイや持ち込み可能なショップでのタイヤ交換や、自分でDIYでタイヤ交換する場合のメリット・デメリットについてもお伝えします。ぜひ自分にぴったりなバイクのタイヤ交換方法を見つけてください。
もくじ
バイクのタイヤ交換の目安は?
バイクのタイヤを交換に関する目安は、大きくは
- トレッド溝の深さが減ってきた時
- タイヤの劣化やひび割れが見られる時
といったときでしょう。
その他、パンクしたときにタイヤ交換を見直したり、車検前のタイミングで交換するの良いと思います。
タイヤのトレッド溝については法定の最低深さを維持する必要があります。車検のある250ccを超えるバイクに関しては、溝が浅くなって法定基準を下回ると、車検に通らなくなります。安全性を保つためにもトレッド溝の深さは車検前は特に確認しましょう。
また、タイヤは長年使用していると劣化やひび割れが起きてきます。こうした場合は走行中にバーストする危険性が高まりますので、なるべく早く交換しましょう。特に日光や気温の変化にさらされたタイヤは、劣化が進む可能性が高いです。
バイクのタイヤ交換料金の相場と交換に要する時間について
バイクのタイヤ交料金の相場は、地域や修理店、バイクの種類によって異なります。
また、タイヤ交換には、
- タイヤの料金
- チューブの料金
- リムバンド、エアバルブなどのパーツ料金
- 交換工賃(前・後)
- 古タイヤの廃棄代
が掛かります。これらトータルで比較する必要があります。
バイクのタイヤ交換をする場合は、オートバイ用品を主に扱う大手チェーンのバイク用品店(ナップスや2りんかん、ライコランドなど)、地元のバイク屋のどちらかに依頼することがほとんどかと思います。
バイクのタイヤ交換を少しでも安く上げたい場合は、これら候補となるショップのいくつかに見積もりを依頼して、最も安いところを探すと良いでしょう。
タイヤの交換工賃のおおよその相場としては、
125㏄以下のスクーター:フロント(2,000~3,000円)、リア(3,000~4,000円)
ビックスクーター:フロント(3,000~4,000円)、リア(4,000~5,000円)
一般のバイク車:フロント(3,000~5,000円)、リア(4,000~8,000円)
といった感じです。
タイヤ交換に要する時間については、ショップの状況にもよりますが、交換自体は1時間程度です。タイヤの交換作業には、タイヤの取り外しと取り付け、バランス調整を行います。
当然、適合するタイヤや希望するタイヤが在庫になかった場合は、入荷まで待つことになりますので、その点も事前に電話等で確認すると良いでしょう。
またショップの混雑具合やスタッフの数によっても待ちの時間が変わってきます。
バイクのタイヤ交換料金をなるべく抑えるには
バイクのタイヤ交換にかかる金額を抑えるには、複数ショップの見積もりを取って比較することです。
タイヤ工賃だけでなくタイヤやチューブなどの部品代もショップによって異なります。また、廃タイヤの処分費用の値段も絡んできますので、トータルでの費用を比較する必要があります。
大手チェーンのバイク用品店が安いイメージがありますが、意外と地元の小さなバイク屋さんのほうが安いこともよくあります。
ただし、小さなバイク屋さんはタイヤを在庫しておくスペースが限られていることが多いので、タイヤの取り寄せなどに時間を要する場合があります。
自分でタイヤを持ち込んだ場合のタイヤ交換工賃
バイクのタイヤを交換する場合、ショップにタイヤを持ち込んでタイヤ交換を依頼するという方法もあります。
ただしこのときに気をつけたいのが、タイヤ自体をネットなどで安く手に入れることができたとしても、トータルで安くなるかというとそうとは限らないということです。
と言うのも、バイク屋はタイヤ等のパーツによる利益と交換工賃を考慮して価格を決めているからです。
なので、タイヤを持ち込んだ場合、交換するバイクショップは当然タイヤを売ったときに得られる利益が得られません。なので、持ち込みタイヤの交換工賃は、そのショップでタイヤを購入したときよりも高めとなることが通常です。
なので、比較する際はタイヤを持ち込んだ場合の交換工賃も聞いておくと良いでしょう。もちろん、全てのバイクショップが持ち込みタイヤOKなわけではないので、対応しているかを聞くことも忘れないようにしましょう。
また、自分でタイヤを持ち込む場合は、事前に自分でタイヤを購入する必要があります。そのタイヤ選びにおいて、自分のバイクに適合するものかどうかをしっかりと見極める必要があります。
間違って購入してしまうと、余計な出費がかさんでしまうので十分に注意してください。
バイクのタイヤ交換を自分でDIYできる?
バイクのタイヤ交換を自分でDIYで行えば、当然交換工賃が浮くぶん、トータルでのタイヤ交換にかかる費用は安く済みます。
ただし、ある程度の技術的スキルが必要とされることと、安全性・正確性を確保するために十分に注意して行う必要があります。
また、タイヤ交換に必要なツールなどを揃える手間と費用を考えると、初回はショップに依頼するよりもお金が掛かってしまう場合があります。
タイヤ交換に必要な工具には、
- タイヤレバー
- トルクレンチ
- 保護装備(作業用グローブ、保護メガネなど)
- ホイールバランサー
などです。
ホイールのバランスを取るためにホイールバランサーという専用ツールが必要となります。これを購入してまで自分で交換するのかと考えると、ショップに依頼する方が安全で確実にタイヤ交換が行えると思います。
50ccのスクーターのような場合は、ホイールバランスを取らなくてもさほど影響はないかと思いますが、これはあくまでも自己判断でお願いします。
まとめ
バイクのタイヤ交換の目安は、
- トレッド溝の深さが減ってきた時
- タイヤの劣化やひび割れが見られる時
といったタイミングが主な交換時期の目安となります。
また、タイヤ交換には、
- タイヤの料金
- チューブの料金
- リムバンド、エアバルブなどのパーツ料金
- 交換工賃(前・後)
- 古タイヤの廃棄代
が掛かります。
これらトータルで掛かる料金を複数ショップで見積もりしてもらい、比較することでタイヤの交換料金を安く済ますことができます。
タイヤ交換の工賃のみの相場は、
125㏄以下のスクーター:フロント(2,000~3,000円)、リア(3,000~4,000円)
ビックスクーター:フロント(3,000~4,000円)、リア(4,000~5,000円)
一般のバイク車:フロント(3,000~5,000円)、リア(4,000~8,000円)
といった感じです。
タイヤ交換に要する時間は、交換自体の作業なら前後の交換で1時間程度です。
ショップによってはタイヤの持ち込み交換に対応しているショップもありますが、交換工賃はそのショップでタイヤを購入した場合よりも割高となるのが一般的です。
バイクのタイヤ交換を自分行えば、当然交換工賃が浮くぶん安く済みます。ただし、ある程度の技術的スキルが必要とされるので、技術に自信のない人にはおすすめできません。
また、タイヤ交換に必要な専用工具も必要となります。これらの工賃の購入費用も考える必要があります。
特にホイールのバランスを取るホイールバランサーという専用ツールをたった1回のタイヤ交換のために購入するのは無駄な気がします。
これを購入してまで自分で交換することやその他のリスクを考慮すると、ショップに依頼する方が安全で確実といえるでしょう。