高齢ドライバーのブレーキとアクセル踏み間違い事故の車種はプリウスが多い印象が強いのは?
トヨタには申し訳ないですが、個人的に高齢ドライバーのブレーキとアクセルの踏み間違い事故で多い車種として、プリウスが出できます。
数字的な根拠などは何もないですが、猛スピードで建物に突っ込むことから、
- プリウスロケット
- プリウスミサイル
などとSNSをはじめてネット上では揶揄されています。
先日も地元で、買い物帰りの70代女性ドライバーが、真向かいの自動車販売店に車ごと突っ込むというニュースを見ています。
その車種は、白いプリウスで、典型的な姿としてさらに印象深いものとなりました。
もくじ
なぜ大きな車に?
偏見ですが、高齢ドライバーが大きな自動車を運転していると、不安を覚えます。
このような事故を何度も知ると、余計にそう思います。
自分の運転能力を過信し過ぎてないですかね?
そもそも、ブレーキとアクセルの踏み間違いなんて、あり得ないですよ。
個人的にも、うっかりも含めて、ゼロです。
だって、あり得ないのですから・・・。
とはいえ、実際に事故が多発(と言ってよいでしょう)しているのは、何か原因があるものと感じます。
なぜプリウスなのか?
高齢ドライバーの運転能力という部分を抜きにしても、プリウスがフューチャーされるのかと言えば、
- 販売台数が多い
- 構造的に間違いを誘発しやすい
という情報があります。
プリウスは、日本を代表するハイブリッドカーであり、2023年の1年間では、国内販売台数で6位を記録しています。
そのため、プリウスを運転する高齢ドライバーの数も多いと考えられ、その結果、プリウスでの事故件数も相対的に多くなると考えられます。
同車種のシフトレバーの構造が、アクセルとブレーキの踏み間違いを誘発しやすいという一説も。
調べたところ、
- PレンジからNレンジ → ブレーキを踏む必要あり
- NレンジからDレンジまたはRレンジ → ブレーキを踏む必要なし
こういうオペレーションです。
シフトレバー移動の際は、ずっとブレーキ踏むで、事故は防げるやん・・・。
なぜ、わざわざ踏まないようにしたのか?
事故パターン
事故の行動パターンを分析すると、
- PレンジからNレンジ → アクセルを踏んでしまう
- Nレンジでアクセルを踏み続ける
- そのままDレンジまたはRレンジ
- 急発進や急加速を引き起こす
という可能性は考えられます。
この構造は2023年10月に改良され、NレンジからDレンジまたはRレンジに移動する際にもブレーキを踏む必要があるように変更されています。
これにより、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故の発生を、抑制できるのではないかと期待されます。
ただし、変更前のプリウスが街中を走っている限りは、同様の事故の再発は免れません。
なお、高齢ドライバーのブレーキとアクセル踏み間違い事故は、プリウスに限らず、他の車種でも発生しています。
そのため、プリウス以外の車種でも、アクセルとブレーキの踏み間違い事故を防ぐための対策が求められています。
高齢者用自動車開発
一部の高齢者のために、踏み間違い防止の対策も、ほどなく限界を迎えると予想します。
単なる運転能力の問題なわけですから、高齢者用自動車を開発してみたらどうでしょうか。
一定の年齢になれば、高齢者はその特定車両のみ運転が可能とするのです。
踏み間違えても問題無いよう、発信の際はレバーやボタンで走行解除して、初めて動くしくみを搭載しておけば、ムダな事故もありません。
それでもダメでしょうから、最高速度も60kmまでにするんです。
周辺のドライバーに巻き添え注意喚起として、カラーリングも二色のツートンにします。
差別云々ではなく、明確にリスクがあるわけですから、それぐらいやってもよいのでは?
あとは違反を重ねた者も同じ車種しか運転できないようにすると、世の中、平和な道路事情になる気がするんですけどね。
それぐらい厳しくなければ、事故は無くならないですよ。
まとめ
「高齢ドライバーのブレーキとアクセル踏み間違い事故の車種はプリウスが多い印象が強いのは?」というテーマで、高齢ドライバーの踏み間違い事故について書きました。
プリウスはハイブリッドカーとしての先駆けで、開発したトヨタは尊敬に値します。
が、一部のドライバーのために、犠牲になっている人もいるわけです。
人的ミスなんですから、その人が全責任を追うのは当たり前ですが、自動車側での対策は限界もあります。
そうなると、運転実績別に自動車を割り当てるという感じにしないと、事故全体の数は減らない気がしてなりません。
おちおち運転できない。
参考
乗用車ブランド通称名別順位 | 統計データ | 一般社団法人日本自動車販売協会連合会