自動車運転の厳罰化を一気に紹介!これでアナタも知的なセーフティードライバーに!
自動車にまつわるニュースと言えば、
- 新車発表
- 自動運転の進捗
- 事故や違反
というのが人気かなという印象です。
これに時期的な要素を絡めると帰省時の道路交通情報、う回路、車内での過ごし方などと幅が広がりますし、車中泊というのも気になる内容と言えます。
ところが安全とか法律面になると、大体、退屈な印象が根付いているので、ついスルーしがち。
しかしかなり重要な情報が詰まっているので、やはりチェックは欠かせません。
そこで今回は、過去に道路交通法の改正において、こっそりと厳罰化されていることについて調べてみました。
もくじ
道路交通法改正の確認は常識
苦労して取得した運転免許を保有し続けるためには、ドライバーとして道路交通法の定期的な情報収集は常識・・・とはなっていないのが現状です。
だから感情に任せて「あおり運転」するなど、一部の知的な面で弱い人が警察のお世話になるというメリットはあるのですが・・・。
これからますます自動車運転の自動化の波は避けられませんが、だからこそ、道路交通法は知らなくていいという層が増えると困ります。
知的なセーフティードライバーこそが、免許を与えられるべきという視点で考えると、少しは道路交通法の知識を問うテストを課しても良いと思うんですけどね。
そうなると不勉強な人は一定期間運転ができないので、必死こいて勉強しますよ。
そうすると「おあり運転」をする機会も奪うわけですから、一石二鳥だと思うんですけどね。
妨害運転罪は要注意
さて、厳罰化は非常に良い傾向だと個人的には考えます。
アメとムチを使う場合、自動車運転の場合はムチが基本では?
ぬるい罰則が「おあり運転」「飲酒運転」「酒気帯び運転」が無くならない原因のひとつでもある気がします。
2020年の改正で新設されていたのは「妨害運転罪」です。
あおり運転によって相手に危険な目に遭わせると、
- 懲役3年~5年
- 運転免許取消
になります。
妨害運転罪対象の10類型
どういった運転が妨害運転罪に当たるのか。
じつは10もの類型があります。
- 通行区分違反
右左折専用レーンを使わずに曲がる - 急ブレーキ禁止違反
不必要な急ブレーキで後続車に危険な目に遭わせる - 車間距離不保持
あおりでなくても無意識に車間距離を詰めるとアウト - 進路変更禁止違反
後続車両が戸惑うような進路変更のしかたなど - 追越し違反
左側からの追い越しのこと - 減光等義務違反
パッシングやハイビームでしつこく相手を不安にさせる - 警音器使用制限違反
不必要にクラクションを鳴らして相手を不安にさせる - 安全運転義務違反
幅寄せ、蛇行運転を繰り返す - 最低速度違反(高速自動車国道)
いわゆる高速道路での意図的なノロノロ運転 - 高速自動車国道等駐停車違反
高速道路上で車を駐停車すること
字面を見れば、大体、どのような運転がマズイのかわかると思います。
見てわかるように、鬱陶しいドライバーがやらかしがちなことばかりです。
スマホとカーナビ操作もNG
ながら運転に関してですが、運転中のスマホ操作だけがフューチャーされがちですが、カーナビも同様です。
ぶっちゃけ、運転中はあらゆる視界にアンテナ張らないといけないので、カーナビなんて見れないんですけど、どうです?
だから筆者はほぼカーナビ見てないですし、聞きもしません。
外の音も聞いて安全を確認したいのでね。
カーナビ見ていて事故なんて、たまったもんじゃないです。
おさらいすると、スマホの場合は「通話」「画面注視」「手に持つ」「その他操作」は全部ダメ。
カーナビも同様と考えた方が良いです。
ちなみに違反すると、
- 点数3点
- 6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金
- 反則金:原付車12,000円、二輪車15,000円、普通車18,000円、大型車25,000円
になります。
罰金と反則金は同じじゃないので、警察官にゴネても頭の悪さを晒しているのと同じなので、素直にキップ貰いましょう。
まとめ
「自動車運転の厳罰化を一気に紹介!これでアナタも知的なセーフティードライバーに!」というテーマで、運転における違反の厳罰化についてまとめました。
これからは運転リスクはさらに拡大すると睨んでいるので、個人的には徐々に運転の機会を減らしています。
訳の分からないドライバーに遭遇すると一日がブルーですからね。
できるだけ公共の交通機関を使うようにしています。
参照
道路交通法の改正のポイント – 一般財団法人 全日本交通安全協会
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