忘年会や新年会さらには義実家への帰省で飯ハラ(食ハラ)に苦しんでいる人がいることを知ろう!
そろそろ忘年会のシーズンも佳境といったところでしょうか。
いやクリスマス時期には実施しないですよね(汗)
時期はともかく、毎年のように忘年会、新年会、義実家への帰省については、テンションだだ下がりの人も少なくありません。
コロナの影響でグループでの飲食が自粛されていた時期は、その辛さから解放できていたはずです。
しかしウィズコロナということもあって、制限も解除されつつある中、集まりたがる人が飲み会をやろうと吠えだしています。
そこで今回は、宴会や帰省が辛い人の気持ちを代弁しようと思います。
もくじ
ひとりの時間が欲しい人がいる
HSP傾向の人は理解できると思いますが、世の中ではマイノリティの存在なので、圧倒的に状況としては不利です。
まずHSPは何かというところから始まって、
- 繊細である
- 敏感である
ということに関しては、全く理解しない層が一定数いるのです。
逆に言えばHSP側からすると、いつも誰かと居たがる人の気持ちは全く理解できない層もあるわけですが・・・。
大勢の中に紛れ込む必要性がある場合は、一定時間でも静かな場所で心の充電が必要な人がいます。
アナタの思考を押し付けるのではなく、相手のやりたいようにやらせてください。
メシハラ(飯食えハラスメント)
次にメシハラです。
あのね、世の中って大食漢の人ばかりではありません。
食べる量は人によって違うということすら理解できない人間が、普段、会社なんぞでふんぞり返っているわけですが、完全に理不尽ですよね。
食べないとダメなヤツというレッテルを張りたがる、営業畑のベテランって、どこの会社にも沸いてそうだなwww
A:食ってるか?
B:はい、でももうおなかいっぱいです
A:なんだ、全然食べてないじゃないか!
B:いやいや、十分いただきました
A:食べないヤツは仕事できないぞ!
B:はぁ・・・
A:遠慮すんな、どんどん食え!
B:はぁ・・・
食べてるかと食べてないかは、オマエが判断するんじゃない。
食べないヤツは仕事ができないって、オマエの意味不明な思考回路を押し付けるんじゃない。
胃がんで胃を切除した人は、全員、仕事ができないのか?
遠慮してるんじゃなく、アレルギー持ちとか、マジで満たされていることもあるということを知れ、この脳筋ども。
義実家の手料理が合わない
他人の家の味って、好き嫌いが出やすいと思います。
飲食店とは違って、クセがすごいところがありますからね。
特に田舎になれば、量もエゲツないわけです。
味が口に合わない料理、好きでないジャンルの料理を大皿にバンと出されても、食欲はでないですよ。
味だって未知数なわけですからね。
そこでも「遠慮せずに食べろ」というセリフが出てくることが多いと思いますが、これって命令してるに過ぎないんですよ。
ただでさえ義実家というアウェーな場所で、しかも食事で詰められるって、そりゃ行きたくないと思っても不思議ではありません。
命令系のおもてなし
前述しましたが、場合によっては「おもてなし」のつもりでも、客観的に見たら命令してるに過ぎません。
遠慮しないで食べろと言われて、やんわりとでも断ると、態度をコロッと変える人もいます。
だから田舎への移住は進まないわけですよ、誰も大っぴらには言いませんが。
そういう狭い社会に誰が好き好んで飛び込みますかって話しです。
「遠慮せず食べなさい」
これって命令形ですから。
郷に入っては郷に従えというのも、今の時代は通用しないですよ。
例えば、高齢者がデジタル化を憂いているというのならば、それこそ、郷に入っては郷に従えを体現することが理(ことわり)というものです。
自分に都合の良いときだけ使うんじゃない。
まとめ
「忘年会や新年会さらには義実家への帰省で飯ハラに苦しんでいる人がいることを知ろう!」というテーマで、飯ハラ(飯食えハラスメント)について書きました。
昔と今は、食べることに関して、量より質の時代です。
食べられない時期を過ごした年代の方は、そのトラウマから飯を食わせることがおもてなしと考えているかもしれませんが、若い層ほど飽食の時代であり、選別して食べるという概念があるわけです。
それを一切無視して「食べる」ことで人格すら否定するのは、思考停止と言わざるを得ません。
直ちに「飯食え的おもてなし」が万人受けするという考え方は止めてほしいものです。
嫌われますよ、下手すると。
参照
体も心も壊す「食のハラスメント」10個のNG行為 | 東洋経済オンライン
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