賃貸物件に長く住むとわかるメリットとデメリットとは?住宅購入が厳しい時代の賃貸住まい

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賃貸物件か持ち家かという論争は、基本的には、発信者によってはポジショントークで気持ちよくなりがち。

中立の立場と主張している人も、双方との関係性を知る由もないわけで、単なる風見鶏かもしれません。

しっかりとメリットを伝える一方で、デメリットもバシバシと挙げることも重要なのではないかと考えます。

で、ここ最近、ようやく賃貸か所有かの割合が、7:3ぐらいになってきています。

以前は全く所有を考えませんでしたが、まあ、小さい物件ならとは思いつつ、ウジウジしているのが実情ですwww

もう20年も住み着いている賃貸物件は快適ですが、そろそろ、ガタも出てきていて、改めてメリットとデメリットを伝えたいと思います。

賃貸か持ち家か

結論から言えば、マイホーム欲しい人は買えばいいし、賃貸でも充分という考え方なら、それでいいじゃんって話しではないかと、ずっと思ってます。

どちらが良いかではなく、どちらが住み方としてふさわしいか、それは個人の考え方を尊重するだけです。

それを、訳知り顔でゴチャゴチャ言って、何となくマイホーム派がすごくて、賃貸派はショボイみたいな論調がほとんどでしょ。

家を建てたら一人前という、昭和のバカげた見栄だけのステイタスが、未だに根付いている気がしてなりません。

これからは政府サイドの主導で、ほぼ強制的に省エネ住宅化されて、相対的に建物価格は上昇するのに・・・。

それも踏まえて、個人的な考え方はコチラ。

賃貸 持ち家
自己負担 家賃、共用費(管理費)、駐車場、火災保険など 購入(諸費用含む)、税金、メンテナンス、住宅ローン、火災保険など
マイナス 経年劣化、間取りやコーディネートのカスタム性 資産価値の低減、経年劣化、簡単に引っ越せない、固定資産税の支払い、相続揉めなど
出口戦略 退去、住み替えのいずれか 売却、相続、リフォーム、賃貸など

ということで、どっちでもいいんじゃね?

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長く賃貸に住むとわかるメリット

基本的にエントランス、外階段、踊り場、自転車置き場、ゴミステーション、外照明、駐車場など、建物や敷地内の維持管理に全く関与しなくて済みます。

外壁塗装もやってくれましたし、他の居室でガス給湯器が故障したから、全室交換ということで、いきなり新品にしてくれました。

つまりズボラしたい人は、メリットになるかもしれません。

室内の設備も、消耗品は自己負担ですが、何かしら故障やトラブルの対応は、管理会社に連絡するだけですから、これも楽ちんです。

インターネットも戸建て向けより安い料金で使えますから、サブ回線として重宝できます。

テレビアンテナも完備。

これらは長く住むほど、ありがたいと感じるしくみです。

ちなみに家賃は20年経過しても、ビタ1文、上がってません。

これはオーナー次第で、ラッキーな部分だということは、正直、否めませんのでメリットとは言い難いですが、かなり良心的と感謝しています。

共用費は500円ほど上がりましたが、これは大手の管理会社だから可能なことだと考えています。

賃貸も管理会社次第で、随分と待遇が違います。

個人が管理運営していると、これまた事情が大きく変わるでしょうから、運営元も確認することが、賃貸物件選びでは重要です。

長く賃貸に住むとわかるデメリット

デメリットは所有と同じで、経年劣化は避けられない点です。

ましてやインテリアコーディネートも、ほぼ、無理ゲーですし、やったとしても現状回復を考えると、躊躇しますね。

さらにキッチン、バス、トイレ、洗面化粧台などは、すでに廃盤商品となっているケースもありますから、最新設備を見ると、うらしま太郎状態。

トイレなんてイオンの方が、完全に機能的ですwww

つまり古くなったからリフォームってことは、ほぼ、無理だと言えます。

先ほどのトイレについては、温水洗浄便座だけなら自費での交換も管理会社と相談次第というところです。

それぐらいですかね・・・。

後は、贅沢を言えばという点で、シューズクロークが小さいとか、キッチンの奥行きがもう少し欲しかったとか、2階にもシャッターか雨戸が欲しかったですね。

台風が通過しやすい地域なので・・・。

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まとめ

「賃貸物件に長く住むとわかるメリットとデメリットとは?住宅購入が厳しい時代の賃貸住まい」というテーマで、賃貸物件について書きました。

この記事は、賃貸物件がいいよというポジショントークではありません。

実際に、20年以上住んでいる者としての、率直な意見です。

あくまでも一例であって、すべての賃貸住まいの人が、同じような体験をしているとは言いきれませんが、不安はありますよ、やはり。

バリアフリーではないですし、家賃の支払いも続きます。

これからの課題ですね。

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