お墓参り代行業はまだ存続中?お墓を守る新しいスタイルである委託のメリット
不謹慎と思われるかもしれませんが、もう、随分とお墓参りをしていません。
というか、どこにお墓があるのか、実は良く知らないということもあります。
定期的にお墓参りをすると良いイメージを持たれますが、行かなくても悪いイメージは持たれません。
これが現実。
下手すると「お墓」を残すことは次世代のためにならないという風潮も出てきましたよね。
散骨や永代供養が人気なのは、後々に、
- 面倒くさい
- 行く時間がない
という問題をクリアできるからではないでしょうか。
ということで、お墓参り代行などのサービスについてのメリットを考えてみました。
もくじ
お墓参り代行の相場
お墓参りの代行とは、
- お参り
- 周辺状況確認
- 簡易清掃
- お花・お線香のお供え
などを行って、写真やメールなどで報告してくれるサービスです。
めちゃめちゃいいじゃないですか。
1回あたり5,000円とか1万円とかで依頼できるわけですから、コスパは悪くないはずです。
今はコロナの影響もあって帰省もままならないわけですから、利用者は多い印象です。
お墓を建てる流れ
一方、お墓を建てるとなると、実は簡単にはいかないのです。
その順序は、前後する場合はあるものの、一般的には、
- 霊園または墓地選び
- 石材選び
- お墓デザインの選定
- 墓地の工事(基礎、施工、設置など)
というステップを経て納骨が可能となるわけです。
大体、お墓が建つまでには3ヶ月以上は必要と考えた方がよろしいかと。
書類も必要
お墓に関わると書類も必要になってきます。
- 埋葬許可証
- 墓地使用許可証
工事の際には工事届も。
お墓の費用
ざっと見積もっても100万円以上は準備しておかなければなりません。
初期費用ですよ?
その後も維持費用は必要なわけですから、何と言いますか、ちいさなおうちを建てる感覚です。
さらには簡単に移設や墓じまいなどもできませんから、まあ、大変ですわな・・・。
そりゃ散骨や永代供養に流れますって。
墓地や霊園の種類
基本的なことをおさらいします。
墓地や霊園には種類があり、大きくは、
- 公営墓地
- 民営墓地
- 寺院墓地
に分かれます。
それぞれメリット・デメリットありますが、要はお墓も不動産なわけでして、お墓買うなら老後にバリアフリーのリフォームした方が実用的です。
売却するにもバリアフリーだと、多少、色が付く可能性もありますし、リフォーム済みを喜ぶ方もいますからね。
まとめ
「お墓参り代行業はまだ存続中?お墓を守る新しいスタイルである委託のメリット」というテーマについて書きました。
もはやお墓参りは代行がメインになりそうな感じです。
お墓参りだけでなく、さまざまな代行業が生まれる予感さえします。
例えば介護は完全に代行のウエイトが大きくなったではありませんか。
自宅介護は共倒れのリスクがあるということは周知の事実ですが、一方で老々介護やヤングケアラーのような問題は残っています。
代行ということを考えず、全て自分の周りで解決しようとなると、どこかにシワ寄せが出てくることは明白です。