しゃちほこトピックス > IT・SNS > モバイルWi-Fiをサブ回線に!通信障害リスク回避に備えるモバイルWi-Fiの選び方!

モバイルWi-Fiをサブ回線に!通信障害リスク回避に備えるモバイルWi-Fiの選び方!

携帯電話サービスや光回線の比較的大規模な通信障害、覚えていることと思います。

幸いにも筆者の場合は、全く影響はなかったのですが、明日は我が身です。

万一に備えて、携帯電話サービスつまりSIM回線のほうでは1業者でまとめず、家族も含めてバラバラに契約していましたが、光回線については何も対策をしていません。

これはちょっと考えものだと感じて、サブ回線を検討することにしました。

意外に通信障害って、毎日のように発生していることもわかりましたので、早急に対策を打たねばならないと感じます。

そこで今回は、サブ回線の選定について書いてみたいと思います。

通信障害はほぼ毎日発生

KDDI(au)、ソフトバンク、NTTドコモの三社について、公式サイトで通信障害のページをチェックしたところ、発表の頻度もマチマチです。

個人的に好感が持てたのはKDDI(au)です。

ほぼ毎日のように通信障害が発生していることを、事細かに伝えています。

ピンポイントで障害情報を発信しているのです。

ドコモとソフトバンクは大規模な障害が起こった時だけ、さらっとした感じで公式サイトで発表しているだけ。

これをどう見るか?

KDDI(au)は誠意を持って対処していると見るのか、障害が起こりすぎだろと見るか?

ドコモとソフトバンクは障害頻度が少ないと見るか、細かいことは気にするなというメッセージなのか?

難しいところではあります。

サブ回線の選び方

メインの光回線、つまり屋内に光ケーブルを引き込んでいるタイプですが、サブ回線もこのタイプだと工事予定とか段取りや調整が面倒臭いので、簡単な施工で住む方法を探しました。

候補としては、モバイルWi-Fiと言われる持ち運び可能なWi-Fiルーターにするか、電源を差し込むだけで済む置くだけのホームルータータイプの2つです。

あくまでもこれはスタイルの選択の話しで、外出先で通信しないことが多い筆者の場合は、ホームルータータイプでも良い印象です。

重要なのは、

  • データ通信制限の有無
  • 通信速度
  • ランニングコスト

この3点になります。

サブ回線ですから個人的に優先する条件としては、コスト、通信速度、データ通信制限の有無ですね。

そもそもモバイルWi-Fiの回線は、

  • キャリア系
  • WiMAX系
  • クラウド系(3キャリアを利用可能)

に大別されることを考えると、キャリア系以外を希望します。

クラウドWiFiとWiMAX

前述のような条件などを鑑みると、クラウドWiFiとWiMAXに絞られました。

ただ2択ではありません。

WiMAXの回線事業者、クラウド(クラウドSIM)の回線事業者ともに、少なくとも十社ぐらいはあるんですよね・・・。

さらに絞り込むことになるわけです。

絞り込む場合は、具体的な数字で線引きする方法があります。

仮に、

  • 月額費用:3,000円台前半
  • 回線速度:下り50Mbps以上
  • 通信容量:月間50GB以上

と設定しました。

これは完全に業務用で、動画視聴などエンタメ要素を排除した想定です。

ゆえに回線速度や通信容量に妥協点を設けると、かなり絞り込めます。

注意すべきは、キャンペーンで月額料金が安くなっていたとしても、4ヵ月目以降から徐々に上がっていくようなカラクリです。

3年トータルで実質月額いくらということではなく、一定の料金を維持したい人は、しっかりと確認して欲しいところ。

さらにWiMAX系はUQスマホやauスマホ契約者はセット割やauスマートバリューなどの特典があるので、少しはランニングコストが有利に働きます。

それ以外の回線を利用しているスマホユーザーは、クラウド系Wi-Fiを中心に検討をすすめるほうがよいかも。

条件にマッチする回線

絞りに絞った結果、個人的にサブ回線として、緊急的に利用する目的で契約したい事業者は、

  • ZEUS WiFi:2,178円(20GBプラン:2年縛り)
  • モンスターモバイル:2,530円(50GBプラン:2年縛り)

という2つです。

ちなみに料金は税込みになります。

2年縛りによって途中解約による解約事務手数料が発生しますが、確実に2年以上は所有するつもりのため、これは気になりません。

さらにどちらも初期費用として契約事務手数料3,000円(3,300円税込)が必要です。

しかしながら事業用として持ち続けるので、経費として計上できますから、さしたる問題ではありません。

後は月間の容量をどうするかです。

緊急的に利用する目的のため多くは必要ないものの、仮にZEUS WiFiを契約して20GBで足りない場合、40GBにプラン変更すると月額料金が2,948円と、明らかにモンスターモバイルよりコスパが悪くなるんですよね・・・。

そういう面でもモンスターモバイル一択という結論になりそうです。

まとめ

「モバイルWi-Fiをサブ回線に!通信障害リスク回避のためのモバイルWi-Fiの選び方!」というテーマで、サブ回線目的でのモバイルWi-Fiの選び方を書きました。

あくまでも筆者個人に都合のよい条件でのことですから、速度重視や容量重視の方は、また違った結果になるのではないでしょうか。

プライベート用とビジネス用でも違いがありますからね。

参照

auひかり障害情報 | au

重要なお知らせ(通信障害等) | NTTドコモ

障害情報 | ソフトバンク

月額の利用料金が安いモバイルWiFi|【公式】ZEUS WiFi/ゼウスWiFi

【公式】MONSTER MOBILE(モンスターモバイル) |株式会社NEXT

関連記事

KDDIの通信障害から学ぶ個人の通信環境のリスクヘッジとは?テレワーク時代に必須の考え方

参考になったらシェアしてくださいね!