2023年2月の食品値上げについて 昨年のピークに次ぐ第2波到来!大幅値上げで家計は当に火の車

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2023年2月の食品値上げ状況です。この2月の値上げは、昨年のピーク(10月)に次ぐもので、第2波到来といった感じに一気に値上げ品目が増えます。冷凍食品などを中心に大幅値上げされるので、子供のいる家庭などは当に火の車状態。切り詰めるにも限界が…。

2023年2月の食品値上げ

2023年2月の食品値上げは5463品目に及びます。

昨年の10月の値上げピークに次ぐ水準で、厳しい家計状況が更に追い込まれるといった感じです。

スーパー等に商品はあるものの、買い渋る客で客足も伸びず、また買い物客のかごも満たされることがないような状況では、スーパー自体の経営も今後厳しくなるのではといった感じすらあります。

そんな中、2月の食品値上げはどうなっているのでしょうか。

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2月の主な値上げ商品

特に今回の値上げで大きかったのがカゴメの製品で、トマトケチャップを始めとした65品目が、約10~20%値上げされます。

また、味の素の製品も51品目にわたり6~16%値上げが行われ、人気のギョーザも8年ぶりに値上げされるそうです。

あの味の素のギョーザ、美味しいんですよね。値上げされると購入頻度が減ってしまうのかな。

山崎製パンの人気商品「ランチパック」も定番の3品目(ピーナッツ、たまご、ツナマヨネーズ)が平均5%近く値上げに。

大塚製薬の「カロリーメイト(4本入り)」も、216円から238円へと、約10%値上がりします。

食品の中で2月の主な値上げとしては、加工食品、調味料などの値上げが目立ちます。

冷凍食品や魚肉練り製品などが、一気に値上がりするイメージです。

このあたりは子供のお弁当のおかずの主流商品なので、子供がいる家庭には痛いです。

今回の値上げで、発売して40年で初めての値上げ食品もあるとか。

食品以外の2月の値上げ

食品以外の2月の値上げとしては、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの紙製品があります。約15%程度の値上げとなるようです。

また、ソニーのテレビやデジタル一眼カメラなど280商品以上も値上げに。平均で現行価格の約14%アップとなります

マイク製品で有名なシュアも、マイクやヘッドフォン、イヤフォンなどを、現行価格から10~15%値上げされます。ミュージシャンは痛いです。

その他、「お名前.com」「ムームードメイン」などを運営するGMOインターネットグループでは、ドメイン登録サービスやレンタルサーバが現行の月額料金(税別)から10~20%程度の値上げに。

スポーツ動画配信「DAZN」や「Amazon Music Unlimited」といったサービスのサブスクも値上げされます。

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4月からの値上げが懸念

2月に多くの食品値上げが行われるわけですが、この値上げはまだまだこの先も続きそうです。

というのも、パンや麺類の原料となる輸入小麦の価格が政府の物価高対策により現在据え置かれていますが、この期限が3月末で終了予定だからです。

となると4月以降に、小麦製品が一気に値上げされることが予想されます。

また各メーカーでは、物流費や容器代の負担増も生じており、これらの価格転嫁が起きてくるのではないかということも予測されます。

実は今年4月までに1万2000品目以上の値上げが予定されています。これは昨年の2倍以上のスピードで増えていることになります。

6月からは電気料金も大幅値上げが予定されています。

今年の春闘は賃上げ、ベースアップが論点となるようですが、給与が上がらないことにはもう、この値上げには立ち向かうことはできません。

まとめ

実際にスーパーに買い出しに行っても、どれもこれもが値上げされていて、伸ばした手を思わず何度も引っ込めてしまうような、そんな感じになってきています。

必然的におやつ等の購入頻度は下がり、子どもたちの楽しみにも影響が。

日常は小さな楽しみの積み重ねでできています。そしてその小さな楽しみがあるからこそ、「また頑張ろう!」と思えるものです。

今のジリ貧の日本、本当に良くない状況です。

長いデフレ生活に慣れてしまったから、インフレ化し始めた今はとてもつらく感じます。

まるで太った体に鞭を振るって、寒いなかツラいジョギングに出掛けるような…。

そんな厳しい世の中を反映するかのように、つまらない事件も増えているように感じます。

少しはみんなが明るい未来を感じられるよう、早くそうなって欲しいなと願っています。

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