SSDやHDDのデータを消去する無料ツールを紹介!なんと提供元はアイ・オー・データ!
古いパソコンのHDDをSSDに、またSSDの容量を増やしたいときは、換装作業が発生します。
また換装後にHDDやSSDを処分する場合は、データ消去が必須です。
例えば、パソコンをデータ消去せずに廃棄してしまうと、質の悪い人がデータを盗むかもしれません。
不要なファイルを削除したとしても、復旧ツールが出回っている以上は、安心ではないのです。
データ消去は業者に依頼することが手っ取り早いですが、コストがかかることを懸念するなら、自力でやるしかありません。
今回は、自分でデータを消去する方法をお伝えします。
データ消去の方法
主なデータ消去の方法は、以下の4つです。
- ファイル削除
ファイルを削除するには、ファイルを選択して [削除] をクリックするか、ファイルを選択して [Shift] キーを押しながら [削除] をクリックします。ただし、これらの方法では、データは完全に削除されず、回復可能な状態に残ってしまう可能性があります。 - フォーマット
ディスクをフォーマットすることで、すべてのデータを完全に消去することができます。ただし、この方法は、ディスク全体を消去するため、OS自体を再インストールする必要があります。 - データ消去ツールの使用
データ消去ソフトウェアを使用することで、ファイルやフォルダーを完全に消去することができます。これらのソフトウェアは、データをランダムなバイトのパターンで上書きして消去するため、回復が不可能になります。 - ハードウェアの物理的破壊
最も確実な方法は、ディスクドライブなどのハードウェアを物理的に破壊することです。これにより、データは完全に消去され、回復不可能になります。
無料データ消去ツール
今回の記事では、データ消去ツールを使用することを前提に、お伝えしていますが、ツールには有料と無料が存在します。
シンプルにデータを消去するだけなら、無料ツールで十分かと考えます。
ただし無料ツールは非常に多く出回っていることから、選択には注意が必要です。
できれば、
- 国内の業者や個人が制作
- 比較的公開年月が新しい
- 口コミなどでよく見かける
という点に絞って選択することがリスクを回避する上でも有効ではないかと考えます。
本記事で紹介するのは、「DiskRefresher4 SE(以下、ディスクリフレッシャー4 SE)です。
ディスクリフレッシャー4 SEとは
アイ・オー・データ機器が無料で提供している、外付けHDD・SSDのデータを強固に消去するデータ抹消アプリです。
商品版(有料)もありますが、大抵の場合は無料版で事足ります。
HDDやSSDだけでなく、カードリーダーが必要ではありますが、USBメモリ、SDカード、コンパクトフラッシュ、メモリースティックなどにも対応しています。
インストールした後は、即、利用できます。
立ち上がったらデータ消去するドライブを指定するわけですが、そのために消去したいデータがあるデバイスを、あらかじめパソコンと接続しておく必要があります。
もともとパソコンに内蔵されていたHDDやSSDは、変換ケーブルを用いてパソコンと接続しなければなりません。
なぜならば、ノートパソコン内蔵のHDDやSSDはSATAと呼ばれるインターフェースを採用しているからです。
ケーブルは通販や家電量販店などで売られています。
まとめ
「SSDやHDDのデータを消去する無料ツールを紹介!なんと提供元はアイ・オー・データ!」というテーマで、データ消去について書きました。
ツール自体はすぐに手に入りますが、SATAをUSBなどに変換するケーブルが必要だという点は盲点になりそうです。
ただ、それでも安価にデータ消去できる方法のため、もし、データ消去する機会があるならば、試す価値はあります。
参照
データ抹消アプリ DiskRefresher4 SE | IODATA アイ・オー・データ機器
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