センテナリアンって?どんな生活をしているのか?どのエリアに多い?南の島最強説が浮上か?
センテナリアンっていう言葉をご存知でしょうか?日本語では百歳人を意味する言葉だそうです。そんなセンテナリアンがどんな生活をしているのか、なぜ100歳まで健康的に生きられたのか、といった研究が世界でも進められているそうです。
センテナリアンはどのエリアに多く生息しているのか。やはり南の島が最強なのか。いま少しずつセンテナリアンのナゾが解明されつつあります。
もくじ
センテナリアンとは?
「センテナリアン」という言葉を、始めて知りました。
センテナリアンとは、百歳人のことを言うようです。
1世紀(100年)のことを「センチュリー」というので、由来はそこからだそう。
日本語では「百寿者」とも呼ぶようですね。
2022年9月現在、日本には100歳以上の人が90526人おり、その数は52年連続で増えているのだそうです。
ただ、世界で最もセンテナリアンが多いのはアメリカで、日本は2番めに多いそうです。
そして、100歳以上の人は女性の方が圧倒的に多く、全体の89%が女性なのだとか。
自分がセンテナリアンに成れるどうかはちょっとイメージできませんが、日本の長寿っぷりはすごいものがありますね。
スーパーセンテナリアンもいる!
更に、センテナリアンの上を行く、「スーパーセンテナリアン」という言葉もあります。
スーパーセンテナリアンは110歳以上の人を指すそうです。
このスーパーセンテナリアンの数は、センテナリアン1000人に対し1名程度といった存在率で、更に115歳以上となると、ほんのごくわずかしかいないそうです。
ちなみに、有史以来現在まで、115歳以上の人で記録されているのはわずか62人のみだそうです。
つまり、100歳は超えるものの、110歳まで生き延びるのはかなりハードルが高く、115歳以上はもう世界レベルでも稀有というのが、現在の人間の生命の限界のようです。
しかし、日本の100歳以上の長寿者は年々増加しているわけですから、今後、スーパーセンテナリアンのイニシアチブは、完全に日本にありそうですね。
センテナリアンの生活
センテナリアンが9万人もいる日本ですから、彼らの生活様式を研究することで、長寿のヒントが解明できそうですよね。
日本の中でも長寿者が多いのが、沖縄です。
沖縄の人が100歳まで生き延びる確率は、アメリカ人の3倍だそうです。
さらに、心臓疾患にかかる割合はアメリカ人の5分の1。健康寿命も約7年も長いのだとか。
ちなみに、世界的に長寿が多いエリアはどこかというと、
- 日本の沖縄
- イタリア・サルデーニャ島のバルバギア地方
- アメリカ・カリフォルニア州のロマリンダ
- 中米コスタリカのニコジャ半島
- ギリシャのイカリア島
だそうです。
なんだか、いずれも南の島ですね。
やはり南の島こそが最強の楽園(パラダイス)だ、ということなのかもしれませんね。
健康寿命を伸ばすヒント
ちなみに104歳の沖縄のおばあは、畑仕事をし、近所のスーパーで袋詰めの仕事もしているそうです。
つまり、104歳にして自活しているのです。ということは、身体も頭もしっかりしている証拠ですよね。
どうやら商売や農業をしている人に、頭と身体の両方とも元気な人が多いようです。
商売や農業には定年もありませんので、本人次第でいつまでも続けることができます。そして、ともに自分が主導権を握りしっかりしないと、成り立たないものです。
こういった体と頭をバランスよく使い、しかも自分のペースで行うのでストレスも少ない。ここに健康寿命を伸ばすための大きなヒントが隠れているような気がします。
仕事をやらされてる感で嫌々やって、定年を指折り数えているようでは、健康寿命もままならないってことなのかもしれません。
まとめ
100年時代を生きる私たちにとって、ただ長く生きるのではなく、健康寿命をいかに伸ばすかは大きな課題です。
そして、いつまでも働いて稼ぐ力を持っていれば、もらえる年金の額のことなど気にせず、老後を生きていくことができます。
つまり、健康な身体と頭を維持することこそが最強ということです。
そう考えると、将来の年金のもらえる額を心配する暇があったら、いかに楽しく働けることと、身体と脳を健やかに保つための努力をしたほうが、なんだか心にも良さそうですね。