マイホームで後悔しそうな仕様や設備についてこと検証!2階建てに2つの洗面台など
相変わらずマイホーム信仰は強く、特に新築への人気は依然として高いものがあります。
中古住宅の流通も活気はありますが、やはり新築のプロモーションは派手ですからね、食指が動いてしまいますよね。
ところが稀に設備や仕様で、「これってホントに必要?」と思うところが何点かあるのですけど、今回は、その辺を突いてみたいと思います。
もくじ
平屋ブームの到来
実は密かに平屋がブームになっています。
ぶっちゃけ、筆者も平屋が好きです。
平屋がなぜ好きなのかと言えば、佇まいが良いのです。
隠れ家と言えば平屋でしょ?
これまで平屋が敬遠されてきたのは、
- 比較的広い土地が必要
- デザインがイマイチ
- 2階があってそこのマイホーム
- 平屋なんて田舎の家じゃん
なんてことが考えられます。
いやいや、一概に悪いことばかりでもないんですよ。
後悔しがちなマイホームの仕様と設備
実際に小耳にはさんだ情報として参考にして欲しいのですが、2階建てのマイホームを所有している人のほとんどが、後悔している仕様や設備があるんです。
はっきり申し上げると、
- 2階建て
- ダブルボール洗面台
- 屋根裏収納
- 座敷(和室)
- 玄関ポーチ
- ウッドデッキ
- ジッェトバス
- 芝生
などです。
意外でしょ?
何千万もローンを払うからには、さぞ、満足度は高いだろうと考えるのですが、やはり購入時はテンションがおかしかったということでしょうかね。
なぜ後悔するのかを解説
前述した後悔する仕様や設備について、ざっと解説します。
あくまでも絶対ダメというわけではなくて、カッコイイとステキとか、そんな理由でウン十万ウン百万も捨てなくて良いように、冷静に考えるきっかけになって欲しいだけです。
2階建て
子どもが巣立つのは早くて16歳、つまり高校入学です。
スポーツ推薦などで強豪校に引っ張られると、大体、合宿生活が待ってますから、2階の子ども部屋はガラ空きになります。
長くても大学卒業ぐらいまでしか使われないとして、その後の使い道が無ければ単なるデカいデッドスペースです。
夫婦ふたり、しかも年齢を重ねていくに従って、何ために2階に上るか?
ちなみに平屋を希望する人のほとんどが、この2階の将来的な使い方が定まってないことと、2階の廊下や階段を無くすだけで約2坪はカットできるので、コストダウンにもなるんです。
ダブルボール洗面台
3人家族、4人家族程度なら、絶対と言ってよいほど不要な設備です。
思春期の子どもを考慮して、なんて理由で選択する人もいるらしいですが、そんな長い期間も思春期が続くのは、別の問題があるんでは?
例えば、父親の後は使いたくないのなら、子どもらで掃除とルールを決めたら良いだけです。
屋根裏収納
これもモノを増やすだけ。
一度上げたら、下ろすのが意外と面倒で、しかもはしごが不安定が危ないんですよ。
座敷(和室)
たたみが好きなら良いですが、仏壇スペースなどは設けないハウスメーカーもあるぐらい。
玄関ポーチ
広すぎると逆に勿体ないし、見た目より実用的なデザインが良いです。
ウッドデッキ
使用する木材によってはメンテナンスが必要で、夏はめっちゃ暑く、冬はめっちゃ寒いというのは、あまり知られていない。
ジッェトバス
一時のマイブームになる人が多い。
どうせなら温泉系の入浴剤を入れて、ゆったりした方がリラックス度は高いです。
芝生
プロでも手入れが難しいのに、なぜ?って感じです。
防犯にもイマイチ。
石を敷き詰めてジャラジャラ言わせた方が防犯にもなり、日本の庭感が満載。
平屋と土地の広さ
間取りにもよりますが、平屋って、動線がめちゃくちゃ効率が良いのです。
無駄に廊下も無くせますし、玄関をコンパクトにすれば、さらに間取りにゆとりができます。
建ぺい率など考えると、土地の場所が限られるかもしれませんので、都会ではちょっと荷が重いかも。
地方都市の長閑な場所だと、結構な平屋を安く立てられます。
ともかく安い土地を探すことが重要です。
まとめ
「マイホームで後悔しそうな仕様や設備についてこと検証!2階建てに2つの洗面台など」について、忌憚なき意見を書きました。
意見と言いますか、実際に聞いた話もあるので、マイホームの購入あるいは注文住宅の発注の際は、よく検討してくださいませ。