紫色をした宝石の種類 特徴や石言葉について アメシスト、タンザナイト、バイオレットサファイアなど

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紫色は古くから高貴な色として尊ばれ、身分の高い人の衣服などに使用されることも多い色です。紫色の宝石は様々な種類の石が存在しますが、数ある宝石の中でも希少な色とされています。ここでは、紫色の宝石の代表的なものの紹介と、石言葉や特徴などをお伝えします。

アメシスト

アメシストは和名では「紫水晶」と呼ばれ、水晶の中でも紫色をしたものがアメシストに分類されます。

アメシストの主な産地はブラジル、ウルグアイ、インドなど。透明感のある鮮やかなパープルカラーが印象的な宝石です。

ジュエリーとしてはもちろんパワーストーンとしても高い人気があり、身に着けると気持ちを落ち着かせたり、思考力を高める効果があるとされています。

アメシストの石言葉:高貴・誠実・心の平和・愛情

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タンザナイト

タンザナイトは、ゾイサイトの一種で、美しい群青色を発色するブルーゾイサイトのことです。

東アフリカのタンザニアで発見され、ティファニーの社長によって「タンザナイト」と命名されました。

タンザナイトは見る角度によって青から紫まで色が変化することが特徴です。硬度が低いため壊れやすく、取り扱いには注意が必要な宝石です。

タンザナイトの石言葉:神秘・高貴・冷静・誇り高き人

バイオレットサファイア

サファイアは青色の印象が強いですが、実は豊富なカラーバリエーションがある宝石です。なかでも紫のサファイアはバイオレットサファイアと呼ばれています。

サファイアのなかでもバイオレットサファイアは特に価値が高く、色合いは濃い紫から淡い紫までさまざまです。

バイオレットサファイアの石言葉:華麗なる変身

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ヴァイオレットモルガナイト

モルガナイトは、エメラルドやアクアマリンと同じベリルに属する宝石で、ピンク色のものがモルガナイトに分類されます。

モルガナイトはパステルピンクやサーモンピンクなどの色味が主流ですが、まれに紫色のものが産出され、希少な紫色のモルガナイトには「ヴァイオレットモルガナイト」という名前が付けられています。

ヴァイオレットモルガナイトはベリルの中でも非常に希少価値の高い宝石とされています。

ヴァイオレットモルガナイトの石言葉:愛情・優美・清純

ラベンダー翡翠

翡翠は緑色のイメージが強い宝石ですが、実は赤や青、黒、白といったさまざまな色があります。中でもラベンダーのような薄紫色をした翡翠は「ラベンダー翡翠」と呼ばれています。

翡翠の色は原産地ごとに特色があり、鉄やチタンなどの不純物が含まれることで、まれにラベンダー翡翠になると考えられています。

ラベンダー翡翠の主な原産地はミャンマーで、色味は透明感はなくクリーミーな薄い紫色です。

ラベンダー翡翠の石言葉:調和・幸運・忍耐・飛躍

アメトリン

アメトリンとは、アメシストとシトリンの2つの宝石がひとつになった宝石です。

アメシストもシトリンも石英と呼ばれる同一の鉱物なので、まれにアメトリンとして産出されるものがありますが、これは非常に希少な宝石です。

色見は紫色のアメシストと黄金のシトリンのグラデーションで、2つの色がくっきりと分かれているものや、それぞれの色の彩度が高いものが価値の高いものとされています。

アメトリンの石言葉:調和・創造性

まとめ

代表的な紫色の宝石の種類と、その特徴や石言葉をご紹介しました。

紫色は古来から高貴な色として尊ばれてきた色で、紫色の宝石には希少価値の高いものや、ヒーリング効果などの力を秘めているものが多いとされています。

アメシストとアメトリンは2月、モルガナイトは3月、翡翠は5月、サファイアは9月、タンザナイトは12月の誕生石です。

自分の誕生石を身に着けると幸運を引き寄せるともいわれているので、ジュエリー選びの際の参考にしてみてください。

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