効果絶大とは無縁の節約とは?ムダな支出を減らさずに節約という幻想に踊らされるな!
昔から「節約=効果なし」と考えていたタイプです。
その思いが強くなったのは、とあるテレビ番組のコーナーで、節約の女王と言われる人が節約術を紹介するという内容を見てのことです。
その節約術とは、冷蔵庫を取り上げて、
- ドアは素早く開閉する
- 庫内にビニールカーテンを付ける
- 庫内のモノを記憶して探す手間を省く
といったもので、それを熱弁している姿が非常に滑稽たったことを覚えています。
しかも効果には一切触れないという・・・。
そこで今回は、節約の効果について、考えてみたいと思います。
節約の女王
冒頭で話した節約の女王の滑稽な姿に居た堪れなくなり、チャンネルを替えました。
冷蔵庫のドアの開閉を素早くするって、真顔で言うんですよ(汗)
中のものを記憶しているから、全部開ける必要が無いとして、手だけ中に突っ込んで取り出すという、はっきり言ってバカバカしい手法です。
本人はドヤ顔で説明しているわけですが、それが番組上の演出なのか、本人がマジなのかは伺い知れません。
しかし、どう考えても、その冷蔵庫の件についてはツッコミどころが満載でしかないわけです。
例えばですよ、
- 冷蔵庫の選び方
- ムダな電力を消費しない設定
といったメカニカルな情報を合わせて伝えてくれると説得力は増したと思いますが、そういった情報は一切ありません。
誰がマネします、そんな、せわしい動作がベースの節約術を・・・。
節約の効果は期待できない
ライフライン絡みの節約は、はっきり言って効果は期待できません。
- 電気
- 水道
- ガス
これらの料金設定は変動しますし、さらに使用料を減らすとなると、毎月の使用量を記録して生活様式とともに見直しをしなければ意味が無いわけです。
電気については、どうしても夏場と冬場が増加します。
前年と比較して使用量を減らす具体的な方法は、恐らく誰も計画して実行できないはずなんですよ。
最低使用量を導き出したとしても、基本料金を値上げされたら、一気に節約に対する労力がムダになります。
それって意味ある?
環境に優しいだとか世間受けする自分が気持ちのよい言葉を使ったとしても、暑い時と寒い時には、エアコンを使わざるを得ないでしょう。
効果絶大の節約とは
極論すると、ライフラインを一切、使用しなければ究極の節約が完成しますが、現代社会はほぼ不可能に近いです。
そうなれば、いかに使用量を抑えるかということになるわけですが、線引きは各家庭で違いがありますから、家庭内でルールを決めればよいだけ。
節約の対象をライフラインにするから、効果が出ないということに気付くべだと思います。
節約で劇的な効果があるのは、
- 酒・タバコを止める
- 趣味にコストをかけない
- ゲームやサブスク等の課金停止
- 通信料金の見直し
- 自動車(グレードを下げる)
- 安い物件への引っ越し
- ぜいたく品の購入停止
- 保険の見直し
といったところになります。
年間で数十万から数百万の節約になりますよ。
チマチマやっても意味がありません。
節約の女王のように冷蔵庫の開け閉めを高速化したり、風呂の水位を低くしたり、エアコンの稼働時間を削るといった、貧相な方法を選択しますか?
まとめ
「効果絶大とは無縁の節約とは?ムダな支出を減らさずに節約という幻想に踊らされるな!」というテーマで、効果のない節約術について書きました。
今、節約に関する話題って、ほとんどありません。
何となくネタが尽きかけていますし、面白くもなんともないし、金額換算しても労力に見合わないからだと思います。
環境に優しいとか、脱炭素とか、実生活でどれだけ意識します?
しないでしょ、正直な話。
カッコつけたところで実効性が無ければ絵に描いた餅です。
参照
節電をして電気代を節約しよう!手軽にできる節電方法とは?| 政府広報オンライン
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