SNSなどで情報過多な時代だからこそ必要のないモノは削ぎ落す鈍感力とマイペースが最強

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確か2007年だったでしょうか、鈍感力という言葉が、ユーキャン新語・流行語大賞にランキングされました。

今の時代には、必要なスキルと言えそうなので、取り上げた次第です。

鈍感力とは何なのかは、後ほど触れるわけですが、SNSが社会インフラとしても定着してしまったことで、情報において、

  • 日々収集に追われる
  • 第三者に遅れを取る
  • 時流に乗り遅れる
  • 認知のスピード不足
  • 発信への焦り

などでストレスを感じている人が非常に多くなっている印象です。

特にYouTubeをはじめとした動画配信などは顕著で、再生数のためには魂を売るような事例が、わんさか出ていることがその証左でしょう。

今こそ鈍感力が必要なのでは?

鈍感力とは

そもそもは渡辺淳一氏のエッセイである「鈍感力」が発信源です。

また、

大事を成すには日々の小事に心を煩わせないおおらかさが必要という想いを「鈍感力」と表現したもので、小泉純一郎が当時の首相安倍晋三を励ます際に用いた言葉

として一気に拡大しました。

まさに今の情報に振り回されている人に効果的な能力、あるいはスキルであると考えます。

端的に言えば「マイペース人間」が、今の時代は最適なのかもしれません。

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SNS時代の弊害

ただでさえ仕事場では、緊張感が求められる上に、

  • 上司の顔色を伺う
  • 同僚との連携に気を遣う
  • クライアントの伴走で神経が擦り減る
  • 残業が当たり前

といった昭和時代から代り映えしない環境が、今でも多いことが伺えるような出来事が少なくありません。

ハラスメントが代表例です。

その一方で快適な職場環境であれはあるほど、鈍感な人間は使えないといった空気感が漂います。

今の時代はスピード感が大事だと言って、経営者はこぞって従業員の尻を叩きますよね。

競合に出し抜かれることは敗北を意味するわけですが、スピード重視で中身がいい加減という事例も少なくないのです。

今をときめく〇ッグモー〇ーも、ある意味では、尻を叩き過ぎて経営層が悪魔になってしまった感はあります。

SNSは弊害の方が多い気がしてなりません。

マイペース人間の強み

あまり良い意味では使われない「マイペース人間」という言葉ですが、個人的には大好きです。

一般的なマイペース人間の印象は、

  • 自分勝手
  • 空気を読まない
  • 興味のないことはやらない
  • 個人主義
  • 誰ともつるまない
  • 変わった人(ヘンな人)

といったものだと推測します。

ところが筆者から言えば、

  • 自律と自立を両立
  • 余計な情報はシャット
  • 必要か否か自ら判断できる
  • 言われなくても淡々と進める
  • ブレが少ない
  • 周囲が見えている

という気質からなるものだと確信しています。

確かにスピード不足は否めませんので、カメタイプだとは思いますが、それを補って余りある耐久性があります。

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鈍感はマイナスではない

ケースバイケースですが、鈍感は必ずしもマイナスとは限りません。

鈍感はダメというレッテルを貼りたがる人は、単に、その活用方法を知らないだけか、頭ごなしに否定しているだけです。

空気を読んで周囲と同調することが必要なケースもあるでしょうが、何も考えずに「ノリで」という思考の人間よりは、マイペース人間のほうがマシです。

同調圧力つまりは声の大きい人間に付いていくのは、一体感とかパフォーマンスのレバレッジなどが得られます。

ただし、それが当たり前になってくると自分の意見を持たなくなり、単なる金魚のフンでしかなくなります。

鈍感な人間は損してると一方的に考えることが、多様性に反することです。

まとめ

「SNSなどで情報過多な時代だからこそ必要のないモノは削ぎ落す鈍感力とマイペースが最強」というテーマで、鈍感力とマイペースについて書きました。

鈍感やマイペースの何が悪いのか?

スピードを求めたり他人と張り合ったり、挙句、論破に明け暮れる人生って楽しい?

楽しいならいいですけど、それって若い時だけですよ?

参照

鈍感力 – Wikipedia

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