セルフビルドなら市場価格の4分の1の予算で家が建つ!素人にも建てられるの?
セルフビルドで家を建てる人がいます。セルフビルドなら市場価格の4分の1程度の予算で家が建つそうです。でも本当に素人に家なんて建てられるのでしょうか?
もくじ
セルフビルドとは?
セルフビルドとは、業者に頼むのではなく家を自分自身の手で建てることです。
家なんて自分で建てられるの?と思うかもしれませんが、意外と世の中にはセルフビルドで家を建てる人はいます。
もちろん、セルフビルドと言っても、自分一人ではできることとできないことはあります。プロの大工さんでも全くの一人だけで家を建てる人はいませんからね。
また、家を建てることについて、多少の勉強は必要になるでしょう。
それと手伝ってくれる人の確保も必須ですね。
でも、多少DIYの心得がある人なら、セルフビルドで家を建てるのはいけると思います。
素人でも家は建てられるの?
そもそも素人が勝手に家なんて建てていいのか?と思いますよね。
基本的に30坪以下の住宅を建てるのであれば、そこまで厳しい法律上の縛りはありません。
確かに家を建てるには、建築確認申請書類の作成や工事管理が必要で、建築士にお願いする必要があります。
また、電気・ガス・水道の引き込みなど、ライフラインに関わる部分では、専門業者に依頼する必要があります。
そういった素人(資格を持たない人)ではどうしようもない部分もありますが、家を施工する部分に関しては特に資格はいりません。
ただ、基礎工事は建物にとってのかなめとなる部分でもあるので、ここは業者に依頼した方が良いかと思います。
いちばんお金がかかるところ
家を建てるうえで一番かかる費用は何だと思いますか?
建築資材でしょ? いいえ、違います。人件費です。
つまり、職人を雇う費用や、業者に支払う技術料・手数料などです。
また大手の住宅メーカーなどに発注すると、提携している下請けの下請けの業者などが施工するため、その分マージンも乗っかってきます。
セルフビルドの場合、このような費用が掛からないため、市場価格の4分の1程度で家が建つのです。
ただし、素人プロの作業は異なりますので、仕上がりの差は多少でてくると思いますが。
セルフビルドに必要なもの
セルフビルドに必要な材料は、今では大き目のホームセンターで大抵はそろいます。
そういった資材を運搬する必要があるので、車の免許は必要ですね。
今ではインターネットで様々な材料を探して購入できますから、より安い業者を探して費用を抑えることもできます。
施工するうえでの基本的な大工道具も買いそろえる必要があるでしょう。
ただ、使用頻度の少ない特殊な工具や高額な機材は、レンタルを活用しましょう。
こういった資材や道具がセルフビルドにおいて必要となるのは当たり前ですが、何よりセルフビルドで必要なのは、手伝ってくれる仲間です。
一人では思い柱を運び組むことはできません。
片側を支えておいてもらったり、状況を確認してもらったり、物理的な人手が必要です。
それほど大勢の助けは必要なくとも、要所要所では数人の手を借りる場面が出てきます。
なので、友達が一人もいないという人は、セルフビルドはちょっと難しいかもしれません。
まとめ
最近はスモールハウスが流行っており、小さな家を好んで建てる人もいるようです。
2階建ての家となると、構造的に耐震性などが心配になりますが、小さな平屋ならまだ何とかなりそうな気がします。
ログハウス(と言っても立派なものもある)のキットなんかも売っていますから、ゼロから設計するよりは失敗も少ないでしょうし、資材の無駄も出なさそうなのでコスト面でのロスも少なく建てられそうです。
ただ、セルフビルドで家を建てるとなると、都市部の住宅地はちょっと現実的ではない気がします。
やはり地方の少し広めの土地を手に入れるなど、環境面は重要になってきます。
また、いきなり自分が住む家に挑戦するのではなく、物置小屋やガレージのセルフビルドから始めれば、施工のイメージも湧くでしょうし自身につながるかと思います。
自分の家を自分で建てるなんて、一生の思い出に残るでしょうし、家に対する愛着もそうとうなものになりそうですね。