朝ごはん食べない人は痩せてる?朝食を食べない方が調子がいい理由
朝ごはん食べない人は痩せてるって本当?最近は朝食を食べない方が調子がいいという人も増えています。その理由と、本当のところを、もう少し突っ込んでご紹介します。
もくじ
朝ごはん食べない人
毎日、朝ごはんを食べていますか?
以前は、「朝食を食べないと力が入らないから、必ず食べるように」と言われました。
そして多くの人が、ほとんど朝食を食べていたと思います。
しかし年々、朝食を食べない人の割合は増加しているそうです。
特に20~30代の男性の約30%は、朝食を食べていないとのこと。
現代人は食べすぎが原因で、病気になっているとも言われています。
なので、最近は食事の量を一日2回にするい人も増えているそうです。
子供の頃は、成長の過程で必要な栄養を取る必要があるので、1日3食食べた方が良いように思います。
しかし、ある程度成長しきった大人は、代謝する力も落ちてくるので、若い頃と同じ量を食べているとどんどん太っていきます。
こうなると、食事の回数か、一度に食べる量を減らす必要はありそうです。
朝食を抜くと力が出ない
「朝食を抜いたら力が出ないよ…」という人がいますが、本当でしょうか?
偽薬のプラシーボ効果と一緒で、朝食を抜くと力が出ない気がしているだけかもしれません。
ちなみに私は朝食を食べない派ですが、朝食を食べないからといって、午前中は元気が出ないということは全くありません。
体は消化にエネルギーを使うと言われています。
実際に意識して消化をしているわけではありませんが、内臓の消化活動もエネルギーを使っていることは確かです。
朝起きて体が回復し、一番元気な状態なのに、朝食を食べることでエネルギーを消耗してしまうのはもったいない。
このエネルギーに満ちた朝の状態を、一日の一番重要でエネルギーを必要とすることに使うのが最も有効だとの説もあります。
いとも簡単にできることを表す言葉に「朝飯まえ」という言葉があります。
この言葉の由来は、朝飯を食べる前、すなわちいちばんエネルギーに満ちた状態で物事を行うことで、通常よりも楽にこなせてしまうという意味なのではないかと、最近考えるようになりました。
なので、どうしても朝食をとるなら、消化の悪いものは避け、消化に極力負担のかけない果物やヨーグルト程度に済ますのが良いかもしれません。
朝食を食べないダイエット
「朝食抜きダイエット」というダイエット法があります。
文字通り、朝食を食べないで、昼と夜の1日2食にする方法です。
物理的に食事量が減るので、太り続けていた人は現状維持、体重をキープしていた人なら痩せるでしょう。
しかし、いくら朝食を抜いても、間食が多ければ、あまり効果は期待できないと思います。
朝食抜きダイエットをしているけど全然痩せないという人は、1日のトータルの食べている量も見直したてみてください。
何か見えてくるものがあるのでは?
プチ断食
最近はパフォーマンス重視の海外のIT企業で働く人たちにウケている「プチ断食」というものがあります。
これは朝食を抜くというものではないのですが、1日の間で16時間以上、物を食べない時間を作るというものです。
1日に16時間物を食べないということは、残り8時間以内に食事をすることになり、時間的にも必然的に1日2回の食事となります。
また、睡眠時間を「プチ断食」の時間として活かすとなると、夕食を20時くらいまでに食べ終わり、翌日の昼飯まで何も食べないという流れが、ちょうど16時間のプチ断食時間を作りやすく、結果的に朝食を抜く人が多くなります。
プチ断食はダイエットがいちばんの目的ではないのですが、結果的に1日2食の朝食抜きという点では同じになります。
しかし、「朝食抜きダイエット」との違いは、16時間の空腹時間を作ることです。
食事の後10-12時間が過ぎると、消化器官の中からやっと消化するものがなくなります。
四六時中動いていた消化器官をやっと休めることができるのです(消化器官の老化が人の老化と関係が深い)。
そうなると、次にオートファジーという自食作用が体内で働き始め、脂肪や老廃物を使ってエネルギーを作り出そうとします。
これにより、結果的に痩せますし、新たな細胞が作られることで体内が活性化し元気になり、若返るなどといった効果が期待できるのだそうです。
なので、朝ごはん食べない人は痩せてるのではなく、16時間の空腹時間を作るプチ断食を行うことで、結果的に朝食を抜くこととなり、痩せると言えるのでしょう。
まとめ
私も朝食は食べない派だと先に記しましたが、実はプチ断食実践者です。
プチ断食を始めた理由は、もともと沢山食べる方ではないのですが、同量を食べていても年を重ねるごとに体重が増えていくことが始まりです。
それまで朝食は、その日により食べたり食べなかったりでした。
今も朝に少量のヨーグルトのみ食べることはあります。
夕食は20時までに済ませ、次の日の昼12時まで、食事はとりません。
食事の量は今までと同じ量を食べていますし、12時から20時の間はおやつも食べます。
また、20時以降でも、つまみなしでお酒は飲むこともあります。
運動は週に3日程度軽いジョギングをしますが、この半年間で5-6キロ痩せ、あともう少しで学生時代の体重(50キロ台)に戻りそうです。
人により向き不向きもありますが、私にとっては既にプチ断食は習慣化され、慣れてしまったので苦も無く続いています。
体形もほっそりとし(お腹周りの肉が落ちた)、見た目も少し若返ったように思います。