「副業」ブームについて思うこと みんなの平均副業時間・平均月収 副業より確実に稼げる方法

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すっかり「副業」と言う言葉も一般化し、サラリーマンもスキマ時間で副業で稼ごう!といった副業ブームが漂っています。しかしその実態を見てみると、意外と時間をかけている割には、あまり稼げていないという人も少なくないようです。これでは何のための「副業」なのか…。そんなみんなの平均副業時間や平均月収などから、じつは副業よりも確実に稼げる方法があるじゃないか!ということをお伝えしたいと思います。みんな、目を覚ますんだ!

副業っていうと私?

「副業って言うと〇〇だよね」と高校以来の友人に、そう言われました。

〇〇とは私のこと。そういうイメージあるんだなって(笑)。

確かに若い頃から、私はいろんなことにチャレンジしてきました。というより、きちんとした職に就かず、フリーターとか派遣社員でずっといたので、いくつか仕事は掛け持ちするのが、私の中ではわりと当たり前だったのです。

それは、大学受験で失敗し、卒業後も就職しなかった私が、「今更社員になって頑張っても、みんなには追いつけない…」という、思い込みがあったからこそ。いま思えば、そんなことなかったんですけどね(笑)。

そんなわけで、誰もがなかなかやらないような副業も、結構いろいろとチャレンジしてきました。

「リスクなき所に利益なし」なんて言いながら。

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もはや副業はタブーではなく普通に

2018年は何でも「副業元年」とも言われているそうですね。

かつて「正社員は副業禁止」というのが、わりと当然のルールでしたが、コロナ禍において経営が傾くとともに、各社が一斉に副業解禁をしました。

背に腹は代えられないのか、どこの企業も現金だなと思って見ていましたが、実際、会社が倒産してしまっては困りますし、社員だって困るでしょうから、仕方なしの妥協策だったのでしょう。

しかし、この副業解禁は世の中的には良いことだなと思いました。と言うのも、収入を得るチャンスが増えたわけですから。

ちょうど「働き方改革」とか「多様性」なんて言葉も良いように解釈され、一気に副業ブームが起きました。

コロナ禍で閉塞的な雰囲気が漂うなか、唯一希望的な自由を感じたのは、この「副業」に関してだけだったようにも思います。

そして今では、副業をすること自体は割と受け入れられ、会社内でもタブーとされていた副業の話もオープンにされるようになったのではないかなと思います。実際のところは会社員ではないので、知りませんけど(笑)。

副業ってなんだ?

そんな副業ブームを眺めていて思うことがあります。

ネットなどで副業についての記事などを見ていると、「1週間に充てる副業の時間はどれくらいか?」「安全に稼げる副業はこれだ!」「みんなが実践している人気の副業ランキング」みたいなものがよく目に付きます。

そういった記事のなかで、いくら稼いでいるかとか、稼げている人の割合はどれくらいか、といった内容を見てみると、意外とみんな稼げていないんですよね。

しかも、「何をしていいかわからない」とか、「自分には何もスキルがない」と悩んでいる人も結構多いもよう。

そこでいつも思うのが、「副業」ってなんだろう?ということです。

おそらく多くの人にとって副業とは、「メイン以外のサブの仕事」というもので、「(コロナや物価高などの影響で)不足した月数万円を稼ぐための手段」と考えているのではないでしょうか。もしそうだとすれば、掛けた時間に対する対価として、確実に収益を得たいところです。

それなのに、副業が稼げるかどうかわからないものだったとしたら、それはもうギャンブルと一緒です。

そう考えると、いま多くの人がやろうといる副業に関する意識を、変える必要があると思うのです。

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「副業で稼ぎたい」と考えるから難しい

なんとなくですが、「副業で稼ぎたい」と考えるから難しくなり、稼げないという人が出てくるのではないのかなと思います。

というのも、「おすすめの副業」なんかで検索すると出てくるのが、

  • アンケートモニター
  • Web制作
  • 写真販売
  • フリマアプリ
  • Webライティング
  • スキル販売
  • ブログ・アフィリエイト
  • 動画編集

といったもの。

これらはみんな、パソコンを使って稼ぐ方法だったりします。つまりみんなの頭の中に植え付けられている「副業」とは、パソコンを使って家で稼ぐ方法なのでなないでしょうか。

ちなみにこれらネットの副業に割り当てている時間の平均は、週に5時間~20時間という人が50%だそうで、平均月収は5万円ちょっとだとか。

中にはちっとも稼げていないという人も、少なくないようです。

つまり、月5万円程度(おそらく減った月収分)をなんとか稼ぎたくて、副業をやっていたり、やろうとしていたりする人が多いのかなと感じました。

もしそうなら、「副業」ではなく、「アルバイト」の方が確実だと思うんです。

確実に稼ぎたければ、副業ではなくバイトを

なんとなくですが「副業で月5万稼いでるんだよね」といったら、「へー、すごいね!何やってるの?」みたいな感じになるのかなと想像しますが、確実に稼ぐなら、下手な副業に手を出すよりアルバイトをしたほうがよっぽど確実に稼げます。

そりゃあ、週5時間で月収50万稼いでやる!とかはアルバイトでは不可能ですが、副業だって普通は不可能です。

月5万円稼ぎたい!というのであれば、毎週土日のどちらか1日アルバイトをすれば、賃金も上がってきている今なら、月に5万円くらい稼げるアルバイトは見つかるでしょう。

まぁアルバイトだって、メインの仕事に対してのサブの仕事なので、「副業」なんですけどね。

まとめ

やたらと副業ブームはITとリンクさせたがる傾向にあるような気がしています。

でも、サラリーマンがスキマ時間に確実に副業で月5万程度を稼ぐなら、アルバイトの方が断然手っ取り早いと思います。

私の知り合いでも様々な副業にチャレンジしては全く稼げず、お金ばかり使っている人がいますが、彼にとっては「副業」はもはや「趣味」なのか?と思って眺めています。もちろん本人がそれで良いなら良いんですけどね。

ネット系の副業には、当たればでっかく稼げるというものも中にはありますから。それでもそれでずっと稼ぎ続けるのは…。

でも、月5万円ほど稼ぎを増やしたい!と目指す額が明確であるのであれば、下手にネットの「副業」に手を出すよりも、条件にあったアルバイトを探したほうが良いように思います。

そこで頑張れば時給も上がって、収益アップだってあるかもしれませんからね。

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