共働き子育てしやすい街ランキング!ベスト10に入っている自治体を今すぐチェック!
少子化と子育てという、大きな問題を、どこの自治体も抱えています。
さまざまな施策を各自治体の職員さん、もしくは首長自らが企画・提案・実施しているわけですが、その成果たるや、やはり格差が見受けられます。
子どもの出生数が低下しているのと並行して、子育て環境も窮屈になっていくという悪循環に歯止めはかかるのでしょうか。
そのような状況にありながらも、支援の手厚い自治体はあります。
毎年、日経xwomanが「共働き子育てしやすい街ランキング」を発表していますが、今回は、昨年度のトップ10の自治体などを紹介します。
子育てで移住を考えている世帯のヒントになれば幸いです。
もくじ
共働き子育てしやすい街ランキング
まず、「共働き子育てしやすい街ランキング」について。
前述したように日経xwoman(クロスウーマン)が、
- 保育園・学童・病児保育の充実度
- 自治体独自の不妊治療助成
- 第二子以降の子育て支援
- 地域の企業に対するリモートワーク
- 女性活躍の促進策
などについて評価して、ランキングにしているものです。
共働きの世帯でも、子どもを産み育てやすい環境かどうかを判断する材料としては、非常に役立つ指標と言えます。
現状の出生数
厚生労働省の2022年人口動態統計によると、出生数は7年連続で減少しています。
2021年は過去最少だったにも関わらず、80万というボーダーを下回ることはありませんでした。
ところが2022年では、初めて80万というラインを悪い意味で突破してしまい、約78万という数字になっています。
さらに出生率となると過去最低の1.26ですから、これについても来年以降は、よほどの事がない限りは右肩下がりと予想されます。
それでもまだ約78万人の子どもが誕生していると考えるか、これは危機的な状況だと考えるのか・・・。
しかし数年前から少子化でワーワー言ってきたわけですから、危機的な状況にあるという見方をすべきかと。
共働き子育てしやすい街トップ10
そんな出生数と出生率の中で、子育ての施策が好評な自治体はあります。
早速、トップ10の自治体をご覧ください。
- 豊島区(東京都)
- 松戸市(千葉県)
- 豊橋市(愛知県)
- 羽村市(東京都)
- 宇都宮市(栃木県)
- 奈良市(奈良県)
- 四日市市(三重県)
- 板橋区(東京都)
- 葛飾区(東京都)
北九州市(福岡県)
堺市(大阪府)
なお同率で葛飾区(東京都)、北九州市(福岡県)、堺市(大阪府)が9位のため、11の自治体となっています。
お住まいの自治体はランクインしていましたか?
実は松戸市に関しては、某夢の国に定期的に行きたいがために、個人的に移住先の候補として挙げていた自治体です。
新松戸駅または新八柱駅から舞浜駅まで約50分で行けるので、丁度よい距離感かなと。
ホントは舞浜地区がベストなんですが地価が高すぎて・・・。
地価公示においては新松戸3丁目だと約25万円/㎡ですが、これが浦安市の舞浜3丁目となると約40万円/㎡にハネ上がります(汗)
やさシティ、まつど
松戸市は待機児童7年連続ゼロという実績があります。
小児医療体制も整っていますし、何より都内への通勤アクセスも東京駅まで直通の24分という立地ですから、好条件が揃っています。
住宅の取得も推進していて、フラット35をご利用する場合は、借入金利から当初の5年間、利率が0.25%引き下げられるという特典が適用。
これは地域連携型によるものです。
もしフラット35を利用する機会があれば、地域連携型もあるということを知っておくとよいかも。
まとめ
「共働き子育てしやすい街ランキング!ベスト10に入っている自治体を今すぐチェック!」というテーマで、子育てについての関連情報をお伝えしました。
手厚い自治体もあれば、どうしても手が回らない自治体もあります。
予算が全てですからね。
移住してきても排他的な地域もあるようですし・・・。
年々、子育てには窮屈な社会になっていくのでしょうか。
参照
共働き子育てしやすい街2022 総合編ベスト50:日経xwoman
令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況|厚生労働省
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