社労士資格を独学で取得するならやっぱりユーキャン?合格までの勉強時間など

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難関資格のひとつである社労士。

社会保険労務士のことですが、ウィキペディアの解説によると、

労働・社会保険の問題の専門家として、労働保険・社会保険諸法令に基づいて、行政機関に提出する提出書類や申請書等を依頼者に代わって作成すること、個別労働関係紛争の解決手続(調停、あっせん等)の代理を行うこと、また企業を経営していくうえでの労務管理や社会保険、障害年金、国民年金、厚生年金保険についての相談・指導を行うことを業とする国家資格であり、職務上請求を行うことができる八士業の一つである。

とあります。

働き方が大きく変わった令和では、

  • 労働保険・社会保険
  • 労働関係紛争解決の代理
  • 労務管理
  • 年金関係

における相談や指導のニーズに応えられる人材は貴重です。

そんな社労士資格を独学で合格する道のりなどを調べてみました。

試験の日程から逆算

社労士資格の試験は、毎年8月下旬に行われることが定例化しています。

第53回(令和3年度:2021)は8月22日(日)に行われました。

第54回(令和4年度:2022)においても、コロナ禍の騒ぎが大きくなければ、例年通り8月下旬に行われるものと推測します。

ただし、令和4年4月中旬ころに社会保険労務士試験オフィシャルサイトにて、第54回試験の詳細はが公示予定です。

本稿を執筆したのは1月19日ですから、約半年の勉強時間が得られます。

さて半年で果たして合格の可能性は高まるのでしょうか。

まず合格率や勉強時間(期間)などのデータを見てみましょう。

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社労士の合格率

過去5年間の社労士の合格者数などをチェックしてみました。

実施年度 受験者数 合格者数 合格率
令和3年 37,306 2,937 7.9%
令和2年 34,845 2,237 6.4%
令和元年 38.428 2,525 6.6%
平成30年 38,427 2,413 6.3%
平成29年 38,685 2,613 6.8%

※社会保険労務士試験オフィシャルサイトのデータを参照し合格率を算出

昨年度の試験でようやく合格率6%の壁を突破し8%に迫る勢いとなりました。

しかし、まだまだ合格のハードルは高いと推測されます。

合格に必要な平均勉強時間

ユーキャンでは目安として1,000時間を設定しています。

勉強期間は10ヶ月をベースにしており、1日の平均勉強時間は約3時間20分です。

参照:社労士合格に必要な勉強時間は?|資格取得なら生涯学習のユーキャン

仮に半年(180日)として計算し直すと、

1,000時間÷180日≒5.6時間=5時間36分

ということですから、働きながら受験を考えている人は、本年中の合格は非常に厳しいと言わざるを得ません。

第55回(令和5年度:2023)を目標とするならば、545日(180日+365日)もあり、1日1時間でも十分な勉強時間を確保できます。

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勉強方法

さて肝心なのは勉強方法です。

独学となると、

  • 通信教育の利用
  • 試験対策本での独習
  • オンラインや対面の資格講座の受講

などが挙げられます。

費用がかからないのは試験対策本での徹底学習です。

ついで通信教育で、資格講座はやや高額になります。

逆に合格の可能性を重要視するならば、

  1. 資格講座
  2. 通信教育
  3. 試験対策本での独習

という順番になるでしょう。

やはり試験傾向などを熟知している、教えのプロの元で学ぶことが合格の近道と言わざるを得ません。

まとめ

「社労士資格を独学で取得するならやっぱりユーキャン?合格までの勉強時間など」というテーマで社労士の合格について述べてみました。

難易度の高い資格であることは合格率が物語っています。

10%以下ということは、生半可な勉強量とモチベーションでは難しいです。

働きながら資格取得を目指す、ある程度の短期間で結果を出したい場合は、戦略的な勉強計画を立てることが求められます。

意地や片手間では合格が遠い資格と言えるでしょう。

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