体温計のおすすめは正確ならわきで計測 おでこだと低い? 水銀式や手首測定は?

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体温計はどこで測るのが正確に測定できるのでしょう?わき、おでこ?水銀式の体温計が性格との説もありますが、手首測定ではダメなの?コロナ対策とも密接な体温の測定。この機にしっかり理解しておきましょう。

一番正確性のある体温計は水銀式?

一番正確に体温が図れるのは水銀式の体温計だよ。

なんてことを聞いたことありませんか?

これっていったい本当?

体温計には予測式と実測式とがあります。

予測式とはすぐにピッと結果が出るやつですね。

実測式は実際の温度を計測するわけですが、そのためにはきっちりと体と体温計戸を密着させ、ある程度の時間をかけて測る必要があります。

そうしないと正確な数値が図れないからです。ちなみに正確な数値を出すには10分程度測る必要があります。

つまり計測時間が短いデジタル体温計の場合など、実測式ではあっても不正確な数値が出る可能性が高いです。

そういった点から、水銀式の体温計が一番正確といわれているのだと思われます。

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一番正確に測れるおすすめの測定場所はわき?

では実測式の水銀体温計を使用して計測するとして、どの場所の熱を測るのが一番良いのでしょうか?

熱を測る場合に思い浮かぶのが、わき、耳、おでこ、口、肛門などがあげられます。

耳は耳の中が不衛生の場合、測定結果が不正確になりがちです。なので、あまり耳での測定には期待できません。

次にわきですが、肌の表面温度を測るわけですから、しっかりと肌に密着させないといけません。

なるべくわきの中心部に体温計がしっかり当たるようにして計測してください。

目安は10分くらいです。しっかり当たっていれば正確な体温が測れるはずです。

また、口の中の温度を測る場合は、舌の裏の筋に体温計を充てるようにして測ります。

しっかりあてた状態で5分程度は計測します。舌で測った体温の方がわきで測った場合より少し高くなるそうです。

おでこですが、さすがに水銀体温計を使っておでこで計測はできませんね(笑)。

肛門で体温を測るというのを聞いたことがあるかもしれませんが、日本ではあまり肛門では測りません。

以上より、やはり一番おすすめの測定部位は「わき」と言えるでしょう。

ところで、欧米では口内か肛門で計測するのが一般的のようです。体温計は口内用と肛門用としっかり使い分けたいですね(笑)。

非接触型のおでこで測る赤外線体温計は正確なの?

ピッとわずか1秒程度で測れる非接触型の赤外線体温計は、飲食店やイベント施設に入場する際など、コロナ以降非常に多くの場所で利用されています。

体温の測定が義務化されているというのもあるでしょうが、あれで本当に正しい体温が測れるのでしょうか。

温度をもつものはすべて目に見えない赤外線を出しています。

赤外線体温計は、私たちが発する赤外線を計測し、そこから温度を割り出しているのです。

なので一瞬で計測できるわけです。

ただ非接触型の赤外線体温計は、非接触型なだけに外気の温度に影響されやすいという難点があります。

つまり、正確性においては…という点は否めません。

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手首測定も加えることで

上記の非接触型赤外線体温計の場合、外気温の影響を受けやすいと説明しました。

特に冬場などは、おでこの表面温度はかなり低くなっている可能性がありますからね。

また、非接触型体温計は紫外線の量にも影響を受けます。紫外線が多いと体温は高く表示され、少ないと低く表示される傾向があるのです。

これらの影響を抑えるため、おでこにくわえて手首の測定もする2段階の検温により正確な結果を導こうとする機器も出はじめています。

特に外で検温することが一般的であろう屋外イベントなどでは、このおでこと手首の両方で測る2段階の検温方式の非接触型赤外線体温計の導入によりしっかりとコロナ対策を願います。

まとめ

以上、体温計の種類や正確性をえるための測定部位や測定方法について説明してきました。

コロナ対策の基本はマスク着用と検温による体調認識です。

しっかりと対策して、一日も早くコロナが終息するよう、みんなで協力していきましょう。

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