結果を出すための2対8の法則 全て上手くいく人が知っている力の入れるポイントとは?

「結果を出すための2対8の法則」というのをご存知ですか?何をやっても全て上手くいく人は、上手くいくための力を入れるポイントを理解しているように思われます。もしもあなたが、頑張っているのになかなか結果が出ないと思い悩んでいるのなら、ひょっとしてこの話は大きなヒントとなるでしょう。

上手くいっている人は力の入れどころを知っている

何もかもが上手くいってしまう人って、たまにいますよね。あなたの周りにもそんな人がいませんか?

こちらは必死で頑張っているのに、結果が今ひとつ出ない。なのに、あの人は後からやって来て、あっさりと抜き去っていく。

きっと人間のデキが違うんだな…。なんて、もしも諦めかけているのなら、ちょっとお待ってください。

それはあなたのデキがどうのこうのというのではなく、物事に取り組むときの力合の入れるポイントが、あなたは少しずれてしまっているだけかもしれません。

というのも、すぐに結果を出せる人は、共通した力の入れどころを意識して行動しているからなのです。

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無駄がないから多くのことで結果が出せる

1日は誰にも同じように24時間しかありません。そして1年は365日と、これも同じです。

睡眠を取らずに動き続けることができる人もいませんし、また、予期せぬ出来事で自分の時間を奪われてしまうことも、みな同じように起こります。

そうやって限られた時間の中で、結果を出そうと努力をするわけですが、結果をすぐに出す人とそうでない人との間には、取り組み時間が同じでも、実はやっていることは異なります。

短期間に結果を出す人は、やっていることに無駄がないから結果が早く出るのです。それに対し、なかなか結果が出ない人は、結果と関係ないことに時間の多くを費やしています。

つまり人間のデキの差ではなく、いかに無駄をなくして、結果につながる作業をするかがポイントとなってきます。

結果を出すための2対8の法則

そこで、「結果を出すための2対8の法則」というものをご紹介します。

これはどういったものかというと、「結果の8割は、2割の作業の中にある」というものです。

残りの8割の作業が、最後のツメの2割を補完していきます。

なので、何かを始めて、結果を出そうと思ったら、まずはどこが8割の結果を生むキモとなる2割の作業なのかを見極め、そこに集中することが早く結果を出すための最も重要なポイントです。

結果には目的があるはずです。例えばテストなら点を取ることです。ビジネスならお金を稼ぐことです。

しかし、何かを初めると学ぶことがたくさんありますが、その学ぶ内容が結果と直結しているものばかりではありません。

どこがキモとなる2割なのか、全体を俯瞰し、理解してから作業に入ることがとても重要です。

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ビジネスにおける2対8の法則

では、ビジネスにおける2対8の法則について考えてみましょう。

ビジネスの目的は何でしょうか。それはお金を稼ぐことです。

もちろん、ビジネスを通して社会貢献をすることが真の目的かもしれませんが、お金を稼がずに社会貢献をするのはボランティアですし、お金を稼がないと会社が立ち行かなくなり、社会貢献どころではなくなってしまいます。

なので、まずはお金を稼ぐこと。そこがビジネスの原点になります。これは企業でなくともフリーランスでも、副業でも同じことです。

となると、ビジネスで結果を出すための2対8の法則を考えると、お金を生む作業に最もつながる作業が8割の結果を生むための2割の作業に値します。

どうでしょうか。こう言われて、あなたの作業時間はお金に直結する作業に集中しているでしょうか。ひょっとしたら、考えたり、調べたりばかりしていませんか?後から学んでも良いような、細かなことについてばかり学んで、肝心なお金を生む作業を後回しにしていませんか?

多くの人は失敗を恐れます。そのため、失敗しないように、学習にばかり力を入れます。

でも、どんなに学習しようとも、実際に行い始めると、思いもよらぬことが起こり失敗は必ず起きます。なので、基本的なことが理解できたら、あとは実際に進めながら、失敗しながら実践していくしかないのです。

自転車を乗りこなそうと思っているのに、いつまでも自転車の乗り方マニュアルを読み続けている、こういう状態の人が多いのです。

全てが上手くいく人はこのことを理解しています。だから、自転車に乗るにはハンドルを握り前を向いてペダルを漕ぐという基本を理解したら、ひたすら自転車に乗る練習に時間の全てを使います。

だから、誰よりも早く自転車に乗れるようになる。そういうことです。

まとめ

真面目な人ほど結果が出にくいというのは、テスト勉強のときに教科書の初めからスタートするからです。

そして、試験までに範囲を全てマスターすることができず、完璧に覚えた前半部分以外は点が取れません。

しかし結果の出る人は、教科書も読まずに、テストに出ると言われた問題だけをひたすら繰り返し、その部分だけを完璧に覚えます。

なので、100点は取れずとも80点を取るのは後者です。テストに出る確率の高い部分に集中したからです。大して意味はよく理解していないにも関わらず(笑)。

もちろん、超真面目で普段からコツコツと勉強し、人の何倍も時間も費やしているというのであれば別でしょうが、同じ時間取り組むのであれば、テストの点に直結した作業をする人の方が、テストでは良い点が取れるでしょう。

意外と世の中、こんな感じでできています。

いま、どんな結果を出そうとしているのか、いまいちどやっていることを俯瞰してみると良いのではないでしょうか。

そこそこの結果を出すのに、頭の良さや真面目さは、あまり関係ないかもしれませんよ。

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