相槌の「あいうえお」「さしすせそ」などは本当にコミュニケーションで有効なの?

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コミュニケーションで大事なのは、話し方と聞き方。

話す方は簡潔に伝える、聞く方はしっかり聞く、というだけのことで成り立つと考えているわけですが、これにいろいろとオプションを付けるから面倒臭いことになったりしてないですか?

さらには、相槌の「あいうえお」「さしすせそ」なんてものも提唱されていて、もう、マニュアルなしでは話せない人を生み出している気がしてなりません。

どうやったら会話が成立するのか、考えることを放棄するために、AIが代行するアプリでお互いにやりとりする時代も遠くなさそうです。

今回は、相槌の「あいうえお」「さしすせそ」について、改めて考えます。

相槌の「あいうえお」

まず、こちらから。

  • あ:ありがたい、ありがとう
  • い:いえいえ
  • う:運が悪かった
  • え:縁ですね
  • お:恩を感じます

一般的な解釈なのですが、初めて知ったときは、何これ?と思いました。

普通のことです。

非常に普通のことなのですが、コミュニケーションの極意、特に聞く側に知っておいて欲しいことだとかで、結構、重宝されているらしいのです。

実際に、会話でよく使われているのは、

  • あ:ああね
  • い:いや(否定的な相槌から始まる)
  • う:うそ!
  • え:え、待って
  • お:おまえ、おそっ

こんなところではないでしょうか。

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相槌の「さしすせそ」

次は「さしすせそ」です。

  • さ:さすがです
  • し:実力ですね
  • す:すごいですね
  • せ:絶対そうですよ
  • そ:そうですね

太鼓持ちのための言葉遣いか。

特に嫌いなのは「さすがです」という言い方です。

何が「さすが」な部分なのか、多分、理解していないのだけど、相手にそう言っておけば気持ちよく話すはずという姑息な思惑が見え隠れするから、いい気はしません。

というか、お前ごときに「さすが」なんて持ち上げられても、なんて思うのは筆者だけでしょうか(汗)

SNSでも見かけるんですよね、著名な人のつぶやきに「さすがです」なんてコメントする人が。

能力がはるかに上の人に向かって、言うべき言葉ではないのですよ、そもそもは。

「すごいですね」も同様で、語彙が少ない人ほど、連発している感じがします。

どちらにしろ面倒臭い相手に対して、あしらうための言葉にも聞こえるのですよね、「さしすせそ」に関しては。

外国では相槌NG

あくまでも全世界とは言いませんが、日本人のように頻繁に相槌を打つのはNGな国もあるようです。

ではどうするのか?

話している相手の目をしっかり見て、黙って聞き続けるというもの。

その時は、表情もあまり崩さないので、日本人としては話していて不安になってしまうシチュエーションが、海外では当たり前ということもあります。

これが日本だったら、

  • 話し聞いてる?
  • ふざけてる?

なんて問いただしたくなります。

無表情でジッと目を見られる状況で話し続けるって、ほとんどありませんからね。

逆に言えば、不安を与えたい場合には使えるわけです。

どういう時かは、ご自身でお考え下さい。

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まとめ

「相槌の「あいうえお」「さしすせそ」などは本当にコミュニケーションで有効なの?」というテーマで、相槌について書きました。

何だかモヤっとする手法ではありますが、もし、会話が苦手というのなら、試してみる価値はあるかもしれません。

心理的にも、嫌な思いはさせない相槌ですからね。

ただ、調子に乗って話しかけられるというリスクもあるので、あまり近づきたくない相手には使わないほうが良いかも。

より面倒臭いことになります。

参照

海外の方と話している途中に相づちを打つと注意されるか不思議な顔… – Yahoo!知恵袋

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