7代目新型フェアレディZが発売決定!予約時期や価格、スペックについて
7代目となる新型フェアレディZがついに発売されます。日本での予約開始時期や価格、ボディサイズやエンジン等のスペックなど、予想も交えながらお伝えします。
もくじ
7代目新型フェアレディZが発売
プロトタイプの発表時から話題になっていた新型フェアレディZが、ついに2022年春に発売が決定したそうで、北米にて発表がありました。
今回で7代目にあたる新型フェアレディは、初代のZ(通称S30)のデザインを踏襲しており、新型でありながらどこかノスタルジックなデザインに仕上がっています。
それを証拠にリアゲート右部には当時と同じと同じロゴが同じ位置に配されています。
故に、往年のZファンはもとより、当時のS30に憧れた世代や、旧車ファンからも大きな注目を集めています。
フェアレディZはデビューした1969年以降、日本の経済成長に合わせてどんどんとボディサイズが大きくなり、ラグジュアリー化が進んできました。
この進化により新たなファンをつかむと同時に、初期の純粋なるスポーツカーを好むファンはZから足が遠ざかるといった傾向もありました。
今回発売の7代目フェアレディZ、見た感じだと6代目よりもシャープなイメージがしますが、サイズ感などどのような変化があるのでしょうか。
そのあたりについても、追ってみていきましょう。
予約開始時期について
7代目フェアレディZの予約開始時期についてですが、北米の方で8月18日に発売の発表がされました。
日本では今年の11月ころのようですから、予約もそのあたりから開始されると予想されます。
となると、手元に届くのはそこから半年くらいはかかるでしょうから、2022年の初夏くらいになるのでしょうか。
来年の夏には7代目フェアレディZが公道を走る姿が見られるかと思うと、ワクワクしてきます。
フェアレディZと夏って、ちょっと危険な組み合わせという感じで、とてもよく似合いますよね。
新型フェアレディZのスペック
現状で分かる新型フェアレディZのスペック情報によると、アメリカ向けの新型Zには、「Sport」と「Performance」の2グレードに加え、240台限定生産の「Proto Spec」とがラインナップされるようです。
ボディサイズは全長4379mm×全幅1844mm×全高1316mm、ホイールベースが2550mm。
エンジンは3リッターのV型6気筒ツインターボで、最高出力が400馬力、最大トルク350lb-ft。
トランスミッションは6速MTと新開発の9速ATの2タイプ。
現行の6代目Z(Z34)のボディサイズが、全長4260mm×全幅1845mm×全高1315mmですから、7代目Zの車幅と高さはほぼ現行と同サイズですが、全長が12センチほど長いという感じですね。
もう少しコンパクトに見えたのですが、意外と大きいようです。
気になる価格について
新型フェアレディZの気になる価格はまだ発表はありません。
そこで現行の6代目Zの価格とエンジンスペックから7代目新型フェアレディZの価格を予想してみたいと思います。
現行のフェアレディZの価格帯が400万~530万円、ニスモバージョンで640~650万円となっています。
ただしエンジンはV型6気筒のNAエンジンです。
それに対し7代目はツインターボ搭載ということですから、もう少し価格が上がることが予想できます。
これらを合わせて考えると、550万~700万円くらいとはするのではないかと思います。
あくまでも予想ですが、どうでしょう。
もしこれくらいのだとすると、ちょっと若者には簡単に手が届く価格ではありませんね。
まとめ
フェアレディと言えばスカイラインと並ぶ日産を代表とする人気のスポーツカーです。
日産はこれまでに数多くの魅力的な車を発表してきました。
トヨタはマジメな車、日産は美しい車ということで、日産の車は以前は若い世代に特に人気がありました。
しかし、昨今の若者の車離れもあるせいか、日産の車もいまいちパッとしません。
でもこの新型フェアレディZが、ひょっとしたら変化のきっかけとなるかもしれません。
個人的にはもっと小さいサイズ・小さいエンジンで、作りもシンプルに価格も抑え、プリミティブなスポーツカーとしてのフェアレディZを作ってくれたらなと思います。
名前にZが付く前のオープンカー時代のフェアレディも、マツダのロードスターのようにライトウェイトの2シーターで、当時のデザインを踏襲したものをリリースしたらきっと面白いはず。
今ではエンジンの性能も昔とは比較にならないほど良くなっていますので、1000ccか1200ccのダウンサイジングターボで十分だと思います。
日本の道は狭いので、車はこれ以上大きくない方がいいです。