80年代にヒットした映画特集 あの邦画・洋画をもういちど!角川映画

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80年代ブームに乗っかって、1980年代にヒットした映画について特集してみたいと思います。いま見ると画質やCGなどの面では劣ってしまう80年代映画ですが、それでも心に刺さる名画はたくさんあります。ぜひこの機会に、80年代名作の邦画・洋画を観てみてください。角川映画もフィーチャーします。

80年代映画の特徴

80年代は、日本経済がどんどんと発展し、バブル経済によって絶頂期を迎える時代。

日本国民がいちばんお金を持っていた時代と言えるでしょうか。

そんな時代だからこそ、映画もたくさん作られましたし、今よりも多くの人が劇場へ足を運んだ時代でもあります。

娯楽も今よりもっと少なかったので、映画が占める娯楽の割合も高かったと言えるでしょう。

なにしろ、まだインターネットはもちろんパソコンなどなく、スマホどころか携帯電話だって、だれも持っていない時代ですからね。

それでも何かが不足した感じはしなったのはなぜでしょうね。

今となっては後戻りできませんが、あの頃の文化で充分だったのかもしれません。

そんな80年代、日本ではなぜか「角川映画」と呼ばれる、あの独特の映画が結構人気でした。

平成に80年代の角川映画を観なおしたら、妙にダサく感じたのですが、いま観ると不思議となんか良いんですよね(笑)。

なんですかね。

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80年代にヒットした邦画

昔は東映まんがまつりというのが、春休み・夏休み・冬休みには必ずあって、そこで子供向け映画を3本立てくらいでやるのが定例イベントでした。

なので、子供たちは夏休みになると映画を観に行きたがりました。

なので、映画の興行収入でいうと、東映まんがまつりなどが上位にいたりするのですが、今回はそういったものは除外して、主に大人向け映画で80年代にヒットしたものをご紹介します。

では早速、80年代にヒットした邦画をご紹介していきましょう。

影武者
復活の日
二百三高地
戦国自衛隊
ヤマトよ永遠に
天平の甍
連合艦隊
典子は、今
ブルージーンズメモリー
駅/STATION
さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅
青春グラフィティ スニーカーぶるーす
魔界転生
セーラー服と機関銃
ハイティーン・ブギ
大日本帝国
機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編
鬼龍院花子の生涯
グッドラックLOVE
1000年女王
南極物語
探偵物語
汚れた英雄
刑事物語2 りんごの詩
ウィーン物語 ジェミニ・YとS
プロ野球を10倍楽しく見る方法
幻魔大戦
楢山節考
伊賀野カバ丸
里見八犬伝
愛情物語
空海
ビルマの竪琴
ゴジラ

Wの悲劇
早春物語
愛・旅立ち
TANTANたぬき
キン肉マン 逆襲!宇宙かくれ超人
子猫物語
野蛮人のように
植村直己物語
キネマの天地
ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌
キャプテン翼 危うし!全日本Jr.
火宅の人
ハチ公物語
竹取物語
マルサの女
次郎物語
ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲
敦煌
優駿 ORACION
いこかもどろか
あぶない刑事
マルサの女2
ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲
マリリンに逢いたい
帝都物語
魔女の宅急便
オルゴール
利休
226
座頭市
…これから物語 少年たちのブルース

この中でも特筆すべきは、『南極物語』と『子猫物語』でしょう。共に100億ほどの興行収入をあげたビッグヒット映画です。

いわゆる動物系の映画なんですよね。私も当時両方とも観ましたが(笑)。

ここではあえて外しましたが、寅さんの「男はつらいよ」シリーズは、なぜかとても人気がありましたね。

戦艦ヤマトに999(スリーナイン)、1000年女王と、松本零士作品も人気ですね。

その他は、

影武者
復活の日
セーラー服と機関銃
探偵物語
里見八犬伝
ビルマの竪琴
敦煌
魔女の宅急便

がかなりヒットしました。

ちなみに、80年代のヒット映画上位10本のうち、復活の日、セーラー服と機関銃、探偵物語、里見八犬伝の4本が角川映画です。

80年代の角川映画人気ってすごいでしょ!

80年代の角川映画について

ついでにと言っては何ですが、80年代の角川映画について、もう少し突っ込んでみてみましょう。

80年代の角川映画を年代順に並べてみます。

復活の日(1980年6月公開)
野獣死すべし(1980年10月公開)
ニッポン警視庁の恥といわれた二人刑事珍道中(1980年10月公開)
スローなブギにしてくれ(1981年3月公開)
ねらわれた学園(1981年7月公開)
悪霊島(1981年10月公開)
蔵の中(1981年10月公開)
セーラー服と機関銃(1981年12月公開)
化石の荒野(1982年4月公開)
蒲田行進曲(1982年10月公開)
この子の七つのお祝いに(1982年10月公開)
汚れた英雄(1982年12月公開)
伊賀忍法帖(1982年12月公開)
幻魔大戦(1983年3月公開)
探偵物語(1983年7月公開)
時をかける少女(1983年7月公開)
里見八犬伝(1983年12月公開)
少年ケニヤ(1984年3月公開)
晴れ、ときどき殺人(1984年5月公開)
湯殿山麓呪い村(1984年5月公開)
メイン・テーマ(1984年7月公開)
愛情物語(1984年7月公開)
麻雀放浪記(1984年10月公開)
いつか誰かが殺される(1984年10月公開)
Wの悲劇(1984年12月公開)
天国にいちばん近い島(1984年12月公開)
カムイの剣(1985年3月公開)
ボビーに首ったけ(1985年3月公開)
友よ、静かに瞑れ(1985年6月公開)
結婚案内ミステリー(1985年6月公開)
早春物語(1985年9月公開)
二代目はクリスチャン(1985年9月公開)
キャバレー(1986年4月公開)
彼のオートバイ、彼女の島(1986年4月公開)
オイディプスの刃(1986年9月公開)
時空の旅人(1986年12月公開)
火の鳥鳳凰編(1986年12月公開)
黒いドレスの女(1987年3月公開)
恋人たちの時刻(1987年3月公開)
迷宮物語(1987年9月東京国際ファンタスティック映画祭にて上映、配給:東宝)※アニメーション)
花のあすか組!(1988年8月公開)
ぼくらの七日間戦争(1988年8月公開)
妖精王(1988年12月公開)※アニメーション)
宇宙皇子(1989年3月公開)
ファイブスター物語(1989年3月公開)
花の降る午後(1989年10月公開)

80年代だけで46本も角川映画は作られています。

年間4、5本ですから、1つの会社にしては相当なペースですよね。

多くが角川文庫の作品を映画化しているのが、角川映画の特徴でもあります。

そしてこの頃の角川文庫の小説が、80年代という時代を色濃く表している作品が多かったのです。

スローなブギにしてくれ、ねらわれた学園、セーラー服と機関銃、汚れた英雄、探偵物語、時をかける少女、メイン・テーマ、愛情物語、Wの悲劇、天国にいちばん近い島、早春物語、二代目はクリスチャン、キャバレー、彼のオートバイ彼女の島

このあたりを観てもらえれば、80年代のちょっとけだるくアンニュイな当時の空気感が味わえると思いますよ。

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80年代にヒットした洋画

80年代にヒットした洋画がこちら。

スター・ウォーズ 帝国の逆襲
007/ムーンレイカー
地獄の黙示録
クレイマー、クレイマー
スター・トレック
マッドマックス
エレファント・マン
007/ユア・アイズ・オンリー
スーパーマン2 冒険篇
E.T.
ミラクル・ワールド ブッシュマン
キャノンボール
ロッキー3
少林寺
レイダース 失われた聖櫃<アーク>
エンドレス・ラブ
スター・ウォーズ ジェダイの復讐
フラッシュダンス
007/オクトパシー
ランボー
愛と青春の旅だち
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説
キャノンボール2
プロジェクトA
フットルース
ステイン・アライブ
ネバーセイ・ネバーアゲイン
ゴーストバスターズ
グレムリン
ランボー 怒りの脱出
ネバーエンディング・ストーリー
007/美しき獲物たち
スパルタンX
ビバリーヒルズ・コップ
バック・トゥ・ザ・フューチャー
ロッキー4 炎の友情
グーニーズ
コブラ
コーラスライン
エイリアン2
愛と哀しみの果て
コマンドー
ポリス・ストーリー 香港国際警察
サンタクロース
トップガン
アンタッチャブル
プラトーン
ビバリーヒルズ・コップ2
オーバー・ザ・トップ
プロジェクトA2 史上最大の標的
ラストエンペラー
ランボー3 怒りのアフガン
危険な情事
ウィロー
ニューヨーク東8番街の奇跡
インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
レインマン
カクテル
ロジャー・ラビット
ブラック・レイン
ツインズ
星の王子ニューヨークへ行く
ダイ・ハード

中でもE.T.は歴史的なヒット作品です。いま観てもとても良い作品なので、特に子供たちには観てほしい作品です。

あとは、

ゴーストバスターズ
グレムリン
バック・トゥ・ザ・フューチャー

の、子供たちにも受け入れられた洋画や、

フラッシュダンス
トップガン
レインマン

などが大ヒットしました。

トップガンとレインマンは、トム・クルーズの人気によるものでしょうね。

スター・ウォーズ、インディ・ジョーンズのシリーズも大人気でした。

まとめ

70年代と比べ、80年代は映画を観に行くことが一般化し、みんなが気軽に映画を観に行くようになった時代といった感じがします。

子供でも楽しめる洋画もグンと増えました。

E.T.はもちろん、バック・トゥ・ザ・フューチャーやグーニーズ、ネバーエンディング・ストーリー、インディ・ジョーンズなど、いまでも子供たちに勧めたい映画は80年代作品に多いような気がします。

007やスター・ウォーズ、ランボー、ロッキー、エイリアン、などは中高生にも人気でした。

ジャッキー・チェン、シルベスター・スタローン、エディ・マーフィーなんかは、男子学生には大人気で、よく観に行きましたね。

帰りには必ず映画のパンフレットを買ったりして。

今の学生は映画スターよりも、ゲームに興味が行っちゃった?

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