外食チェーンの秋の値上げが相次ぐ原因は?元飲食店員が語る飲食店で嫌だった仕事ベスト3
マック、ガスト、ミスドなどが秋から価格を一新します。
一新といっても値上げですけどね・・・。
すでにガストの場合は、ガトーショコラや豆乳レアチーズケーキについては、ソースが付かなくなっていたりと値上げの予兆を感じていました。
その他のメニューもジワジワと値上げが実行されていたことは、宅配用メニューで確認してたから知ってます。
仕方ないっちゃ仕方ないですね。
値上げの原因は予想付いていると思いますが、今回は飲食店について語ってみたいと思います。
もくじ
値上げの原因
主には原材料費の高騰、円安をはじめとした複数の要因があります。
さらには不況だから賃金を上げろって声が続いていますから、必然的に人件費の負担を重なっていると想像します。
不況だから賃金上げろって言いますけど、飲食業だけでなく全業者において、そのまま商品やサービスの価格に跳ね返ってくるので、あまり言わない方がいいんですけど、そういう社会的な構造すら知らない大人も多いからね・・・。
上がった賃金幅より消費せざるを得ない部分が上回る可能性を、なぜ、想像できないのか不思議です。
マックの値上げは、例えば、ハンバーガーは20円上がって150円となります。
それでも随分と良心的ですが、外食頻度が高い層は、特に悲鳴を上げたくなるのかも知れませんね。
自炊派も実は穏やかではなく、野菜など食品全般にわたって高くなっていますが、外食派ほどのダメージは負ってない印象です。
これも家族構成とか、値上げに許容できるかどうかで、違いはあるでしょうけどね。
生きるためのコストは安くないってことです。
家計負担は7万円と試算
相次ぐ値上げに、具体的にはどれほどの負担が増すのか、帝国データバンクが試算していましたので紹介します。
ズバリ年間7万円!
出典:「食品主要105社」価格改定動向調査―家計負担額推計 | 株式会社 帝国データバンク[TDB]
これを痛いと感じるか、別にそんなもんかと捉えるか、アナタはどっち?
ただし、住民税非課税世帯を対象に5万円の給付、ガソリン補助金の延長など、政府は一応物価高の対策を打ち出してはいますが、全く、実感がないかもしれないですね。
値上げは目に見えますけど、5万円給付は住民税非課税世帯だけですし、ガソリン補助金も限定的ですから、やはり、いかに収入を上げるか、支出を減らすかが効果的な気はします。
収入を上げるには副業、支出を減らすには保険や通信費の見直しがベストだと思います。
例えば、スマホに10万円以上の初期投資は躊躇しないのに、20円30円の値上げにはワーワー騒ぐっていう場合は、消費感覚のバランスも見直した方がいい気が・・・(汗)
飲食店勤務で嫌なこと
筆者は学生時代に、2年間だけ飲食チェーンでアルバイトをしたことがあります。
今も、その頃のクセが抜けず、
- 空いた食器はすぐ下げる
- 手洗い頻度が多い
- 食卓に食器を重ねたままにしない
といったことが日常的にあります。
これはこれで良い習慣と割り切っているのですが、やはり、思い出すのは喜びよりもイヤなことです。
だから飲食業界、接客業は避け続けましたね(汗)
嫌な客のことを言い出したらキリがないので、あくまでも業務や勤務体系などで嫌だったことを挙げてみます。
- 生ごみの片付け
- 休み調整(シフト調整)
- 日曜日朝のMTG
生ごみの量と重さはハンパないです・・・。
ともかく厚手のビニール袋が破れないように気を使いましたし、営業中に目立たないようにやりますから作業性も良くなかったですね。
休みの調整は基本的には同じアルバイター(懐かしい言い方)同士で話をつけるので、ホントに苦労しました。
日曜日の朝7時から始まる月1のミーティングも嫌な思い出です。
時給にプラスされますが、寝ていたかったのが本音。
まとめ
「外食チェーンの秋の値上げが相次ぐ原因は?元飲食店員が語る飲食店で嫌な仕事ベスト3」というテーマで、値上げの原因などについて書きました。
値上げについては、消費者がコントロールできるものではないので、受け入れるしかありませんが、もともと良心的な価格を大きく外れることなく適正価格にしているだけの印象です。
それは値上げ幅を見れば、ギリギリのラインを攻めているのではないでしょうか。
生きるコストは安くない。