時間の使い方が上手くなる方法 人生で本当にやりたいと思うことをやりきるために 効率化が邪魔をする?
あなたの人生で「本当にやりたいこと」「絶対に達成したいこと」ってなんですか?それをしっかりとの認識していますか?それらの優先順位は?もしもそういったことが明確でないなら、あなたは毎日をただいたずらに忙しく過ごしているに過ぎない状態だと思います。そしていつかもっと早く自分の本当にやりたいことを始めればよかったと後悔する羽目に。
そうならないためにも、これから紹介する「本当の意味で時間の使い方が上手くなる方法」を是非マスターしてください。そしていつしか効率化の罠にハマっている今の生活に気づき、抜け出すべきです。
もくじ
本当にやりたいことはいつ始めるんだ?
毎日仕事して、残業して、ご飯作ったり、部屋の片付けしたり、いろんな手続きしたり、友達の誘いで飲みに行ったり。今日も一日忙しかったぁ…。
見たい映画やアニメもあるし、読みたい本やSNSのチェックもしなくちゃだし、そういえばメール来てたから返信して…。
なんていう具合に、スキマ時間もスマホ片手に何かと忙しくしていませんか?
子供の頃は意外と、「ヒマだなぁ~、つまんないー」なんて言いながら、部屋で寝っ転がっていたのに、最近ではそんな暇はみじんもないほど何かをし続けています。
それなのに、心の何処かで感じるそこはかとない虚しさ…。
その原因は、本当にやりたいことを避けて、日々の忙しさでごまかしているせいです。って、本当は自分でも気づいているのでは?
「本当にやりたいこと」「ずっとやりたいと思ってきたこと」「絶対に達成したいこと」って、だれしもいくつかあると思います。
しかしそれをなかなか始めようとしません。
「時間ができたら」なんて言っていますが、そんなときは永遠に来ませんよ。
実は効率化の意識が邪魔をしている
私たちは、どこかデキる人に憧れ、テキパキと効率よく物事をこなしていくことを理想としていたりします。そういうふうに教育されてきましたからね。
言い換えると、、無駄な時間などなく忙しくしている人は、なんだかすごくデキる感じに見えるのです。
スキマ時間も効率よく生かして、あんなに忙しいのに、ドラマやアニメも見ているし、ニュースはチェックしているし、SNSもアップしてるし、なんて具合に。
でもそうやって隙なく何かをして、充実感があるかのように自分を装ってみも、どこか虚しいのは、本当にやりたいことをまるでしていないからです。
でもそれはただ、本当にやりたいと思うことから逃げ、どうでもいいことで時間を埋めていたに過ぎません。それでいて、「今日も1日中忙しかった!あれもこれもこなして、とても充実していたなー」と自分を納得させたのです。
でもそんなことを繰り返し、自分をごまかしていて、いつか気づきます。「あのとき、もっと早くやりたいことをやってればよかった」と。でもそのときはもう手遅れ。後からでは絶対に達成できないことも、人生にはいくつもあるのです。
人生80年と考えると、およそ4000週間しかありません。
40歳を過ぎたら、もう残り2000週間を切っているわけですから、本来なら余計なことをしている暇などないのです。
忙しくしているものの大半はどうでもいいものだらけ
日々、わたしたちが隙間なく忙しくしている物事の大半は、実はあまり大事なことではありません。
暇な時間を何かで埋めることに躍起になっているだけなので、どんなにタスクをこなしても、満たされることはなく、それどころがその行動のせいで、更にどうでもいいことが増えて忙しさを招くという悪い状況を生んでいます。
わたしも効率化とあれこれやりすぎたことで、この罠にいつしかハマり込んでいました。
しかしよくよく考えてみたら、やらなくていいことだらけだったことに気付いたのです。
本当の時間の使い方が上手くなる方法
ここからは本当の時間の使い方が上手くなる方法について、説明していきます。
本当の時間とは、「本当にやりたいと思うこと」「必ず達成したいこと」をするための時間です。
そのための大前提として、
- 元来、わたしたちの人生は実に短いもの
- あれこれやるには圧倒的に時間が足らない
- なので全てできるという幻想を捨てる
というとを、改めて認識してください。
これを十分に理解したら、「本当にやりたいと思うこと」「必ず達成したいこと」を10~25個紙に書いだしてみてください。
そのなかから重要なもの上位10個を順番に並べ、6位以下を捨てて5位までに絞ります。
これができたら、以降、上位5個が達成しない限り、6位以下のことには絶対に手を出さないようにします。
どんなにやりたくても、手軽にできることであっても、5位以内のことが達成しない限り、6位以下のことに時間や意識は使わないでください。
そして、5位以内のが1つ達成できたら、6位のものを上位5つに加えます。
これをひたすら繰り返すことで、「本当にやりたいこと」「必ず達成したいこと」を確実に手に入れていきましょう。。
そうすれば、あなたの人生は真に充実したものになり、今感じている虚しさは消え去るはずです。
実際に集中して過ごすためのコツ
とはいえ、「本当にやりたいこと」「必ず達成したいこと」ははっきりしたものの、どこから手を付ければ良いのかわからないという人も多いと思います。
なので、まずは、
- 成果を期待せずに、毎日10分でもいいから取り組む
- そのための時間を1日の始めに取る(確実に行うため)
- 完璧主義を捨て、とにかく行動することを目標とする
- できなかっとことより、できたことを意識する(ノートに記録する)
ということを念頭に入れて取り組むようにしてください。
そのうちに、少しずつ何かが見え始め、次に何をやるべきかが見てくるはずです。
そうすればもう、あなたは「本当にやりたいこと」「必ず達成したいこと」のために回り始めていますから、後は達成に向けて日々続けていけばよいだけです。
まとめ
現代において、あなたの時間を圧倒的に奪っているどうでもいいものの代表がスマホです。
なので、「本当にやりたいこと」「必ず達成したいこと」がはっきりしたら、スマホに時間を奪われないよう、スマホのアプリを極力消してしまいましょう。
SNSやメールさえも消していいと思います。どうしても使用する際はPCで。それでもスマホと比べると手近にないので、触れる機会が圧倒的に減ります。
通勤時間などのスキマ時間も、スマホをいじるのではなく、目をつぶって目を休めたり、要らない刺激で脳を無駄に刺激するのを避けましょう。
ここに紹介した方法は、オリバー・バークマン著『限りある時間の使い方』という本から私が学んだ方法です。
より詳しく内容を知りたい人は、ぜひ手に取って読んでみてください。
そして、あなたの本当の時間を1日でも早く取り戻し、本来のあなたの「本当にやりたいこと」「必ず達成したいこと」のために生きてください。