自動車ディーラー勤務で年収1,000万円を稼ぐ20代男性の仕事ぶりとは?手取りは?労働時間は?
20代にも関わらず50人の営業マンの中でトップセールスマンとなっている男性の仕事ぶりについて聞く機会がありました。
えげつないですよ。
雰囲気は、バリバリの営業マンのイメージとは真逆の、ほんのりとした感じを漂わせる人物です。
誰が見てもトップセールスマンだとは思わない第一印象ですが、正真正銘の優秀なセールスとして働いています。
どうすれば年収1,000万円に届くのか?
自動車ディーラーは歩合制
会社員で年収1,000万円を稼ぐとしたら、
- 上場企業でそれなりの役職
- 歩合給が加算される報酬体系
- 副業がそこそこ軌道に乗っている
という3つのタイプに括られることでしょう。
中でも自動車ディーラーは歩合制です。
不動産業者も近いものがありますが、歩合の細かいしくみは企業で異なります。
早い話、月間で40台前後ほど年間通して売り続ければ、1,000万円には届くということでした。
随分と簡単に言っていましたけどね(汗)
早朝から夜間まで
さて肝心の働く時間ですが、ご想像のとおり、早朝から夜間までとなっています。
朝は7時から8時には出社して、毎晩9時10時は当たり前という生活。
やはり人より稼ぎたいのなら、労働時間ってある程度の長さも必要なんですよ。
毎日2時間で年収1,000万円を稼ぐ方法!なんて、情報商材屋が長い長いランディングページで、ポエム的な話しをしているのを本気で信じて、数万円だして箸にも棒にもかからない読み物を読んだところで何も変わらないわけです。
もちろん、ただダラダラと長い時間働くだけでは稼げないわけで、その人それぞれ稼ぎ方を確立しなければなりません。
当の本人は、おそらくコツを掴んで、ツボを押さえているのだと感じます。
じゃないとトップではいられません。
身体はボロボロ
その代わりと言っては何ですが、身体はボロボロです・・・。
一番のネックは高血圧(汗)
20代で高血圧って、ちょっときてますよ。
引くぐらいの数字を叩き出しているようです、血圧測定とかでは。
すでに一軒家も購入して、まだまだローンは残っているようでしたが、身体が持つかどうかという印象でした。
小さい子どももいますからね、稼ぎ続けるのには身体が資本でもあるわけですが、20代だから無茶できるということもアドバンテージかもしれません。
が、高血圧のリスクは改善しないとね。
激務を続けると、どこかしら身体に異変は起こりますよ。
年収1,000万円の手取り額
会社員や事業者の言う年収とは、税金を払う前の総支給額を合計した数字です。
税金などを差し引いた実利、いわゆる懐に入る手取りは、いくらぐらいなのか興味があると思いますので、シミュレーションしてみました。
結果から言えば、約750万円ほどになり、大体、月額で62万円ぐらいと考えるとよいです。
さて、これが高いか安いか、または余裕のある暮らしができるかどうか、これも個人のライフスタイルや地域性で大きく異なります。
暮らしに余裕は?
一般論ではありますが、この手取りから生活費や教育費などが飛んでいくことになり、総務省の家計調査報告(2022年)では1世帯あたりの支出は約30万円です。
つまり自由になるお金は月に30万円ですから、そこそこ余裕はあってしかるべしって印象を抱きます。
ただし、教育費は子ども進学先で随分と変わりますし、校外教育つまりは習い事によっても世帯での違いが出てきます。
しかも私立高校の授業料実質無料化って、年収1,000万円だと対象外です。
自動車の購入や買い替え、車検やメンテナンス、さらには持ち家ならば経年劣化のためのメンテナンスなど、突発的で比較的大きな支出も待ってますし、貯蓄も必須と考えると、果たして・・・。
まとめ
「自動車ディーラー勤務で年収1,000万円を稼ぐ20代男性の仕事ぶりとは?手取りは?労働時間は?」というテーマで、会社員の年収1,000万円という現実について書きました。
確かに年収1,000万円というのは、素晴らしい働きぶりです。
ただし労働時間は長期化しますから、本人は「ゆとりある暮らし」とは無縁の場合も多いのです。
家族は、おしゃれな服装で、妻はランチタイムにママ友と談笑して過ごし、たまりジムでトレーニングなんてのは夢物語。
そういう気取った暮らしはハリボテの可能性もありますからね。
参照
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