SNS広告とは何種類あるの?Twitter・Facebook・Instagramの費用や配信広告を比較
Webマーケティングに欠かせないSBS広告。
インターネットで配信する広告の代表と言えば、
- Google広告(Google Ads)
- Yahoo!広告
です。
古くからWebマーケティングに接してきた人ならば、「スポンサードサーチ」「Googleアドワーズ」なんて言葉が懐かしいですよね。
SEOの難易度が高まり、SEOのみで勝負することが年々難しくなっている中で、Google広告とYahoo!広告にプラスして、SNS広告も並行して有効利用するかが集客のキモとなっています。
そこで代表的なSNS広告について費用などを、いくつか比較してみたいと思います。
もくじ
SNS広告の市場動向
言うまでもなく右肩上がりです。
Web担当者Forumの記事を参照すると、
2020年の広告向け需要は前年比107%の4,932億円、2025年には2020年対比で約2倍の1兆12億円に達すると予測
とあります。
2021年ではコロナ禍にあっても約6,000億円が予測されているので、驚異的な伸び率と言えます。
出典:2020年のソーシャルメディア広告市場は4,932億円、2025年には1兆円超も視野【サイバー・バズ調べ】
Twitter・Facebook・Instagramの広告種類とユーザー数
Twitter・Facebook・Instagramのユーザー数と広告の種類を明らかにしておきましょう。
- Twitter 4,500万人 5種類
- Facebook 2,600万人 12種類
- Instagram 3,300万人 2種類
次にそれぞれのSNS広告の特徴などを説明します。
Twitter広告の費用体系と特徴
広告掲載箇所は、
- タイムライン
- おすすめユーザー欄
- トレンドテーブル
であり、広告の種類は、
- プロモツイートプロモアカウント
- プロモトレンド
- ファーストビュー広告
以上、3種類です。
Twitter広告の費用(課金)体系は全部で7種類あります。
- エンゲージメント課金
- フォロワー課金
- 広告クリック数とウェブサイトカードクリック数に応じた課金
- アプリインストール・クリックに応じた課金
- 動画再生課金(表示割合と再生秒数ごとに3種類)
Twitterは若年層にアプローチしたい場合に有効です。
リツイートによる拡散は魅力的です。
Facebook広告の費用体系と特徴
広告掲載箇所は、
- Facebookニュースフィード
- Facebook広告枠(右カラムに表示)
- メッセンジャー内
- Facebook提携アプリに表示
であり、広告の種類は、
- ユーザー属性、年齢・性別、エリア、利用者層、興味・関心、行動の6つのターゲティング
- リマーケティング
- カスタム、類似オーディエンス
以上、9種類です。
Facebook広告の費用(課金)体系は全部で2種類あります。
- クリック課金
- インプレッション課金
Facebook広告は入札による戦略が重要です。
入札と目的をきっちりと理解して、詳細な設定の元で効果検証が必要です。
ユーザーは幅広い年齢層のため、あらゆる年代にアプローチできます。
Instagram広告の費用体系と特徴
広告掲載箇所は、
- フィード(タイムライン)
- ストーリーズ
- 発見タブ
であり、広告の種類は、
- 写真
- 動画
- ストーリーズ
- カルーセル
- コレクション
- 発見タブ
以上6種類の広告があります。
Instagram広告の費用(課金)体系は全部で4種類あります。
- CPM(Cost Per Mille):1000回表示ごとに課金
- CPC(Cost Per Click):クリックごとに課金
- CPV(Cost Per View):動画10秒ごとに課金
- CPI(Cost Per Install):アプリインストールごとに課金
若年層に絶大な人気のため特に若い女性向けの商材やサービスでは必須です。
Instagramはご存知のようにFacebookの傘下であるためFacebookビジネスマネージャアカウントが必要です。
初めて運用するにはFacebookとInstagramの連携作業などもあり、混乱するかもしれないので、外部に委託することも手段のひとつです。
まとめ
SNS広告の種類や費用体系(課金システム)について、少しでも参考になれば幸いです。
SNS広告の参入ハードルは低いものの、下手すると消耗戦を強いられることがあります。
資金力がある者が勝ちやすい市場ではありますが、経験とノウハウ、商品やサービスに対する見方やユーザーの理解・共感力などがあれば、十分な成果は見込めます。
ライバル会社と戦うためにSNS広告を運用するのではなく、商品やサービスを必要とする人に伝えることがSNS広告の目的です。