お風呂の黒カビとビンク汚れ対策!冷水とお湯でのシャワー掃除はどちらで洗い流す?
梅雨時期にイヤだなあと思うのは、
- 湿度が高めになって身体がダルい
- 気温高めの日のエアコンから出る変なニオイ
- お風呂の黒カビとピンク汚れ
これが個人的にはベスト3です。
共感してもらえる人もいるとは思いますが、中でも一番厄介なのは、お風呂の黒カビとピンク汚れです。
風呂上がりに掃除して洗い流すのですけど、冷水と温水では、どちらが良いのでしょう?
ある程度、調べることができたので、シェアしたいと思います。
もくじ
黒カビとピンク汚れの正体
黒カビは黒い点々が広がってウンザリするし、ピンク汚れはヌルヌルして気持ち悪いですよね。
黒カビとピンク汚れの正体を探りました。
微生物業界?には詳しくないのですが、
- 黒カビ:クラドスポリウム(好湿性カビ)
- ピンク汚れ:ロドトルラ(赤色酵母)
ということでした。
あのピンクでヌルヌルの正体は「酵母」ということにおどろきを隠せません。
酵母と言えば、ビールかパンに使われていて口に入れるモノという稚拙なレベルの知識しか持っていなかったので、ショックでしたね・・・。
微生物の棲み分け
もう少し突っ込んで「微生物」についても知識を仕入れました。
微生物は、大きく「細菌」と「真菌」に分かれます。
真菌においては、さらに「カビ」と「酵母」に分類されます、簡単に言えばですが。
それぞれ「有用な種類」と「生活環境に潜む種類」に分かれます。
前述した酵母においては、ビール酵母やパン酵母は「有用な種類」で、ピンク汚れが「生活環境に潜む種類」になります。
黒カビについては「生活環境に潜む種類」ですが、コウジ菌やチーズに付いているペニシリウム、具体的にはブルーチーズの青カビは「有用な種類」です。
ピンク汚れを掃除する方法
ピンク汚れは少量の栄養でも増殖するほどたくましいようで、さらに増殖スピードも早いというイヤな特徴があります。
「昨日掃除したのに、もうヌルヌルしてる」って経験、ありませんか?
幸いなことに黒カビよりは掃除がしやすいのも特徴です。
シンプルにお風呂用洗剤とスポンジでガンガンに除去できます。
洗い終わった後のスポンジも、よくすすぐことをおすすめします。
ピンク汚れがスポンジに移ることがあるからです。
ヌルヌルにスポンジ越しでも触れたくないという場合は、塩素系カビ取り剤をスプレーしてしばらく放置後に洗い流すと良いです。
黒カビを掃除する方法
黒カビは25度ぐらいが増殖しやすい温度と言われています。
増殖シーズンとしては梅雨時期や秋がドンピシャなのです。
逆に30度以上になると黒カビの動きも鈍くなります。
黒カビの掃除には、やはり塩素系カビ取り剤が有効です。
- 換気扇をガンガン回す
- 手袋・マスク着用
- 目の保護にメガネやゴーグル
- 衣服にカビ取り剤が飛ばないようにエプロン
安全のために武装して挑みましょう!というほど恐れる必要もないですけどね。
黒カビに直接、塩素系カビ取り剤をスプレーしてしばらく放置し、シャワーで洗い流せばOKです。
冷水と温水ではどちらが良いか
温水で洗い流すことがおすすめです。
冷水だと蒸発がしにくいので、お風呂の乾燥に時間がかかります。
カビやピンク汚れなどの微生物は、
- 温度
- 水分
- 栄養(汚れ)
が揃えば増殖していくため、水滴の残りやすい冷水よりは温水で洗い流す方が得策です。
まとめ
黒カビとピンク汚れの正体がわかれば、掃除の方法や増殖予防がしやすくなります。
だけども一切掃除をせずに黒カビやピンク汚れを防ぐことは無理っぽい・・。
やはり増殖時期だけでなく、こまめに掃除が肝心なのかもしれません。
微生物が棲みにくい環境にすることが大事なんでしょうね。